資格で自己投資、そしてその資格で稼ぐこと!これが目的ではないでしょうか?
しかし、『資格』を取得しても『付加価値』を生まなければ稼げない。
その壁をうまく乗り越えるために、勉強しましょうね!
『資格取得』で自己投資
「資格は自己投資だ!」と信じて、日々、資格を取得するために頑張っている人がいますよね!
例えば、弁護士の資格を取得・・・
学費と教材で約500万円かかる。
合格期間にもよりますが、資格取得のための生活費が約500万円
合計約1,000万円以上
MBA(経営学修士)取得には・・・
アメリカの有名なビジネススクールに行くと、学費自体は2年で約700万円、2年の生活費が約800万円で、合計1,500万円がかかると言われています。
歯科大学の大学は国立と私立によっても異なりますが・・・
国立:約600万円
私立:約3,000万円
がかかると言われています。
目に見えない『資格』を取得するために結構な金額を投資することになるのですね!
下記に有資格者の平均年収を書いたので、皆さんの目標の参考にしてください!!
〇有資格者の平均年収
①医師約1,100万円
②弁護士約1,100万円
③公認会計士約720万円
④税理士約720万円
⑤不動産鑑定士約710万円
⑥社会保険労務士約710万円
⑦歯科医師約653万円
⑧一級建築士約644万円
⑨獣医師約637万円
稼げる資格は何?
建設関係の仕事を約10年間しています。
自分に付加価値をつけるために資格を取りたいんです。
これから伸びる資格はないのかな~?
順番が逆ではない???
10年間も仕事をしてきて、お客さんや業界の人たちが困っていることが知っているはずです。
よく考えましょう!
仕事は人の問題を解決してあげるから、その対価としてお金がもらえるのですね!
問題解決のために資格が必要っだったら、資格を取らないといけない。
しかし、資格がなくても行動できることはありますよね!
この方は、
お客さんの困っていることに目を向けず、目隠しをして資格を取ろうとしている
のです!
【アドバイス】
どんな資格を取得するかを考える前に、まずは、皆さんのお客さんがどんな問題を抱えているかを徹底的に調べてください!
何に困っているのかを探っていくと、そこに役立つヒントがあり、チャンスが見つかりますよ!
ニーズをサーチする!
1.どんな問題があるか、徹底的にリサーチする
世の中でどんな問題があるのか、何に困っているのかを徹底的に聞きます!
2.その問題を解決手段に必要な資格をサーチする
問題を解決する手段として必要な資格があれば、それについて・・・
今、資格取得者が何人いて、どんな競争状況なんだろうか?
需要と供給バランスはどうなのかな?
取得までのお金と時間はどのくらいかかるのかな?
合格率が何パーセントなんだろうか?
・・・こう考えると、答えが見つかりますよ!
どんな資格がいいの?
資格には3つの区分がある
資格は国家資格、公的資格、民間資格の3つに分けることができます。
特に国家試験は公的資格や民間資格に比べて取得が困難ですが、合格すると国から職業的地位を保障されるので社会的な信用度も高くなります。
(1) 国家資格
国の法律に基づいて、国や国から委託を受けた機関が実施する試験を受け、その試験に合格した人だけに与えられる資格のこと。
(2) 公的資格
民間団体や公益法人が実施する試験を受け、合格すると文部科学省や経済産業省などの官庁や大臣が認定する資格。国家資格と民間資格の中間。
(3)民間資格
民間団体や企業が独自に行っている試験を受けて合格すると認定される資格。
資格取得人気トップ10
1位:簿記検定
難易度 ★★~★★★★
学習期間 2ヵ月〜1年 (3.2.1級)
2位:公認会計士
難易度 ★★★★★
学習期間 1年〜3年
3位:宅建士(宅地建物取引士)
難易度 ★★★
学習期間 2ヵ月〜11ヵ月
4位:税理士
難易度 ★★★★★
学習期間 2年〜5年
5位:中小企業診断士
難易度 ★★★★
学習期間 8ヵ月〜1年半
6位:社会保険労務士
難易度 ★★★★
学習期間 6ヵ月〜1年半
7位:FP(ファイナンシャルプランナー)
難易度 ★★~★★★★
学習期間 2ヵ月〜1年
8位:情報処理・パソコン
難易度 ★★〜★★★★★
学習期間 2ヵ月〜6ヵ月
9位:行政書士
難易度 ★★★★
学習期間 5ヵ月〜1年
10位:建築士(1級・2級)
難易度 ★★★~★★★★
学習期間 7ヵ月〜11ヵ月
【重要】『資格=皆さん』ではない
資格保有者が陥りの2つの罠を話しますね!
1つ目・・・
資格を前面に出している人は、思考力が停止するリスクがあるということ。
「税理士の〇〇です」
「弁護士の〇〇です」
名乗れてしまうので、「自分のウリは何か」「どのようにお客さんに貢献するのか」を自分の頭で考えなくなりやすい。
2つ目・・・
資格を取得すると、その業界のルールで戦おうとしてしまう傾向があります。
そうなって、お客さんのつくり方や価格相場、サービス品質、工程などの常識に縛られると、お客さんのリアルな気持ちとずれたり、皆さんの良さが充分に活かされなかったりしやすい。
資格があっても、「自分は何で相手の役立てるのか」(付加価値)をきっちり言えるようにしておくことは大切です。高い評価の人はこれができている!
【ポイント】
皆さんとほかの人との差は「知性」という付加価値によって決まります。
知性による付加価値がある人は、ない人より、評価されます。
仕事のできる能力に加えて、英語の技能があれば付加価値となり、ほかの人との差になります。
仕事のできる能力に加えて、会計の資格があれば付加価値となり、ほかの人との差になります。
どんどん知性的になれば、あなたの付加価値はどんどん高まります。
資格だけではお金持ちにはれない
資格マニアになっても、自由にもお金持ちにもなれない可能性が高いです。
理由は3つ。
- 資格は、とればとるほど自分がコモディティ化する
- 拡張性がないので、ある日ドカンと稼げるというロマンはない
- ”払う側”に回っている(資格で安定的に儲けているのは、運営者・予備校・コンサル等の関係者です)
知識を身に付けるための入口としては悪くないですが、「依存する」とお金持ちからは遠ざかるのです!
知識を得るための最適な方法は・・・読書
読書のメリットはこちら!
また、現在の経済情勢などや文章の書き方を自己投資するには、新聞を読むことも効果的ですよ!
資格を取るメリット
資格を持っていなければ働けない職業に就ける
職業によっては、必ず取得しなければいけない資格があります。その資格がなければ働くことができないのです。そういった資格を「業務独占資格」と呼びます。
たとえば、医療の仕事である「医者」「薬剤師」、建築や建設の仕事である「建築士」「電気工事士」、法律に関わる仕事の「弁護士」「公認会計士」などの職業です。
こういった職業に就くためには必ず、国の法律に基づいた「国家資格」を取得しなければいけません。
難しい資格ばかりですが、国家資格を取得することで、資格を持っていない人が働くことのできない職業に就くことができるのです。
転職先が求めている資格であればちゃんと意味がある
転職先が求めている資格であれば、意味がないなんてことはあり得ません。応募要項に必須となっている資格がある場合、その資格を持っていなければ募集することもできないのです。
資格が必須である場合のほかにも、なくてもよいがあれば給与面で優遇されるといった募集もあります。
また、実務経験がなくても資格があることで採用してくれる企業もあるので、企業が求めている資格を取得しておくことは大きなメリットとなるでしょう。
目的を持つことでキャリアアップにつながる
自分が将来どうなりたいのか目標を決め、その目標に辿り着くために必要である資格を判断し取得することで、キャリアアップにつなげることができます。
人生設計の逆算により、昇進やキャリアアップに必要となる資格を取得するのは、賢い考え方といえるでしょう。
ただやみくもにお金になりそうな資格を取得するのではなく、あくまでも自分の進むべき道に必要な資格を選定し取得することが大切です。
努力をアピールできる
ビジネスシーンで使える資格の取得難易度はさまざまですが、努力なしではどういった資格も取得できません。
そのため、資格を持っているだけで「しっかりと努力ができる人なんだな」と、書類選考や面接時によい印象を与えられる場合があります。
加えて、その資格を取得した目的なども話せるようになっておけば、自己PRや面接で詳しく聞かれた際も、好印象を与えられるでしょう。
仕事の幅が広がり昇進するチャンスが増える
今働いている会社で使うことのない資格を持っていたとしても、急な異動や業務内容の変更があった場合、その資格が役立つことがあります。
急な決定事項で白羽の矢が立った時に活躍できれば、評価のアップにつながるのは間違いないでしょう。
過去に取得していた資格が役に立つといったこともあるのです。
自分に自信がつく
勉強して資格を取得することは、転職や独立に役立つだけでなく、精神的にもプラスとなります。
勉強自体が苦手という人は、資格を取得したことで「こんな自分でも頑張れば取得できた」という自信がつくでしょう。
また「資格を取得できるだけ頑張れる人であり、スキルもある」と客観的に評価され、認められることで抱えていた自信のなさが解消されます。
取得できたという事実は一生涯消えることはありませんし、自分の自信につながるのです。
クラウドソーシングで案件が取りやすい
もしもあなたが副業としてクラウドソーシングを使い、なにか仕事を考えているのであれば、募集している案件の内容に沿った資格を持っていることで、案件を獲得しやすくなります。
案件を依頼したクライアント側は、応募してきた人の実務経験やポートフォリオなどの少ない情報で判断しなければいけませんので、関連する資格を持っているだけでクライアントを安心させることができ、説得力が増します。
まとめ
資格には・・・
1国家資格
2公的資格
3民間資格
がある!
問題解決のために資格が必要だっだったら、資格を取らないといけない。
しかし、資格がなくても行動できることはある!
『資格=あなた』ではない!
「私は〇〇(資格)を持っている」では宝の持ちぐされ
資格を得て、知識と技能により、問題解決をすることで伴って初めてお金を稼げる
取得する前に資格は、誰のための問題解決に役立つのか?これがないと自己満足の資格マニアになることもある!
【資格に関する参考動画】
資格を活かす仕事・・・今後も伸びるインバウンド分野はどうでしょうか?
まずはインバウンドの基本を知ってみましょう!
インバウンドとは・・・ここに詳細が!
【このブログ記事を書いた人の自己紹介】
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