株式の基本を学びます。
株を買うことで大きな利益を得て、人生を豊かにしましょう。
その前に基礎を習得
今日も勉強のスターート!
株の基本用語
株式
株式とは株式会社が発行する証書のことです。株式会社は株式を発行することで資金を調達します。投資家は株式を受け取り、資金を提供します。
株主
株式を保有している投資家を株主といいます。
株式は会社の所有権を分けたものですので、株主は会社の所有権の一部を保有していることになります。株主には会社の所有権がありますので、様々な権利があります。
株主総会
株主総会は株式会社の最高意思決定機関です。株式会社の重要な決断は株主総会にて決定されます。
株主は株主総会に参加できる権利を持ちます。
株主優待
株主優待とは会社が株主に対して行っている優待制度です。国内企業の多くが実施しており、株主に様々な特典を与えています。例えば、自社製品や自社店舗で使用できる割引券・クーポン券などがあります。
株主優待制度は法で定められた制度ではありませんので、会社によって内容は様々で実施していない企業もあります。
銘柄
銘柄とは株式取引を行う際に使用する場合、株式を発行している企業のことを指します。例えば「トヨタ」や「ソニー」などのことをいいます。
証券取引所
証券取引所とは株式を売買する市場のことです。
株式投資は不特定多数の投資家が参加しており、それぞれの投資家が自分で売買する相手を見つけることは大変困難です。
そのため、証券取引所にて全ての投資家の注文を集約して売買を成立させています。
実際には投資家→証券会社→証券取引所という流れで株式取引は行われています。
【豆知識】
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株価の値
つづいて、株価の値に関する用語を紹介します。特に見聞きする機会の多い用語ですので、ぜひしっかりと覚えてください。
始値・終値
始値(はじめね)とはその日の最初の株価です。終値(おわりね)とはその日の最後の株価のことをいいます。
日本の株式市場は9時に開き15時に閉じますので、始値は9時の株価、終値は15時の株価ともいうことができます。
ただし、注文が殺到した場合などは9時に注文が成立せず、しばらく後に売買が成立する場合もあり、その場合は売買が成立した時点の株価が始値となります。
ストップ高・ストップ安
株価は毎日売買によって変動しますが、株価には1日の値幅が決まっています。値幅の上限がストップ高、値幅の下限がストップ安です。
値幅は株価によって違い、株価が高いほど値幅も広くなっています。
例えば株価100円未満は値幅30円、100円以上200円未満は値幅50円といった具合です。
株価80円の場合は80円のプラスマイナス30円である50円~110円がその日の制限値幅となります。よって、ストップ高は110円、ストップ安は50円となります。
出来高
出来高とは売買された株数のことです。
出来高100万株ということは100万株の株式売買があったということになります。
株の取引は買い手と売り手がいますので、100万株の出来高ということは100万株の売り注文と100万株の買い注文があったということです。
注目を集めている株ほど出来高は増えますので、出来高が急に増えた株は何かしらの株価に影響を与える情報が出ている場合が多いです。
また、出来高が極端に少ない銘柄は売買がスムーズに成立せず、株価も安定しませんので注意が必要となります。
【雑学】
2024年から新NISAがスタート!
何が変わるのか?
知れば新NISA口座を利用したくなる。もちろん、既にNISA口座を持っている方にも必見!
これまでの非課税枠はどうなるのか?
これらのメリット・デメリットについてまとめた記事です。
株価の動向
株価の動向を知るには、株式市場の動きを表す指数を確認することが重要です。
指数とは多くの株で構成される指標で、株式市場全体の動向を指数の動きにより知ることができます。
ここでは日本の株式市場を代表する2つの指数を紹介します。
日経平均株価
日経平均株価とは東証1部上場企業の中でも、日本を代表する225社で構成される株価指数です。
日経平均株価に採用されている銘柄は日経平均銘柄とよばれ、海外投資家からも頻繁に取引されます。
時価総額の高い大型株で構成されていることが特徴です。
また、日経平均株価は構成銘柄の株価を平均して調整した指数ですので、株価の高い株(値がさ株といいます)ほど影響力が強くなります。
代表的な値がさ株はファーストリテイリングやファナック、ソフトバンク、京セラなどがあり、日経平均株価に強い影響力を持ちます。
TOPIX
TOPIXは東証1部に上場している全ての株が構成銘柄です。
TOPIXの構成銘柄は2,000を超えています。
TOPIXは時価総額に応じた指数ですので、時価総額の高い銘柄ほどTOPIXに強い影響力を持ちます。TOPIXは株式市場全体の動きを示し、日経平均株価は大型株の動向を示しているという見方もできます。
PBR(株価純資産倍率)とは
PBR(Price Book-value Ratio:株価純資産倍率)は、企業の株価と純資産の比率を示す指標です。PBRは株価が割安か割高か、企業評価や投資判断の目安として用いられます。PBRは株価をBPS(1株当たり純資産)で割って求めます。
PBRの計算式に出てくるBPS(1株当たり純資産)は、株価が直前の本決算期末の「1株当たり純資産」の何倍になっているか、を示す指標です。純資産を発行済株式総数で割って求めます。
BPS(1株当たり純資産)=株価÷発行済株式総数
BPS(1株当たり純資産)の数値が高いほど、企業の安定性も高いと評価され、前述の通り株価をBPSで割ることで、今回取り上げるPBR(株価純資産倍率)を求めることができます。
PERとの違い
PBRと関連のある指標に PER(Price Earnings Ratio:株価収益率) があります。
PERは、「株価が1株当たりの純利益(EPS)に対して、何倍になっているか」を示す指標で、PBRと同様に単位は「倍」です。
どちらも株価の妥当性を判断する際に用いられますが、PBRが企業の資産価値を評価の基準とする一方、PERは企業の収益性を評価の基準にするなど、評価対象が異なります。
株の買い時とは
株の買い時を判断するには、複数の視点で分析することが大切です。株を買うときにはできるだけ安い価格で購入します。もし、買った時点の株価よりも時間が経つにつれてどんどん下がってしまうと、売っても利益ができません。逆に購入時点よりもどんどん株価が上がると、売却して利益を得やすくなるのが株式売買で利益を上げる仕組みとなります。
株の買い時の分析には、テクニカル分析とファンダメンタル分析があります。テクニカル分析は、株価が上昇しているかを移動平均線のようなチャートに基づいて分析することです。一方、ファンダメンタル分析は、企業の業績や将来の見通しで分析します。どちらか一方で分析すればよいのではなく、両方の面から総合的な分析が必要です。
具体的には次の4つ要素を加味して買い時を判断します。
1. トレンドが上昇しているか
2.移動平均線と株価が離れているか
3.企業の業績発表は期待が持てる内容か
4.出来高が急増していないか
1.トレンドが上昇しているか
チャート引用:TradingView
投資をしようとする銘柄の株価が上昇しているときには、買いを検討する投資家が多いです。このように上昇トレンドが見られる場合は、ほかの投資家からも買い注文が集まり、さらに上昇が見込まれる場合があります。ただし、上昇がその日限りの一時的なものなのか、今後も上昇しそうなのかを判断することが必要です。株価が上昇トレンドにあるかを判断する方法の一つには、次で紹介する移動平均線を活用する手法があります。
2.移動平均線と株価が離れているか
移動平均線とは、毎日の株価の終値の平均を一定期間つなげたものです。移動平均線が右上がりであれば株価が上昇トレンド、右下がりの場合は下降トレンドにあるといわれます。
上昇トレンドを確認したら、移動平均線と実際の株価の位置関係を確認することも大切です。一般的には、取引したい銘柄の株価が移動平均線より上であれば株価が上昇しやすく、下に位置していれば株価が落ちていく傾向にあります。本来の株価より安い割安株なのか、割高でも狙い目な成長株旬のテーマに沿うテーマ株なのかを判断するのに役立つでしょう。
ただし、株価は一時的に移動平均線を上下することがあるので、この章で紹介するほかの視点も併せて判断しないと判断を誤る可能性があります。
3.企業の業績発表は期待が持てる内容か
買い時を検討するには企業から定期的に発表される業績発表にも注目しましょう。企業の業績には、3か月に一回発表される四半期決算や一年に一度の決算発表などがあります。業績発表の前後では株価が変動しやすいです。大手企業であれば、経済紙だけでなく一般紙やテレビ・ネット記事でも報道されますが、中小企業では報道されないこともあります。
気になる企業があれば、公式サイトで決算(IR)資料を確認してみましょう。決算資料には、これまでの企業業績の推移と現在の財務状態・これからの収支見込みなどが記載されています。業績のよい企業は株価の上昇が期待できるので、買い時を判断する材料となります。また、業績が芳しくなく将来の見通しもよくない場合は、株価が下がる恐れがあるので注意が必要です。
4.出来高が急増していないか
買い時かどうかを判断する際には、株価の上昇だけではなく出来高の確認も必要です。出来高とは株の取引量のことです。株価が上がっていても、取引量が少なければ本格的な上昇トレンドにあるとは判断できません。また、株式の発行量が少ないと取引量が少なく、偶発的に株価が上昇することがあります。取引量が少ないと、株価が乱高下しやすくなるのです。さらに、取引量が少ないと買いたいときに変えないのもデメリットです。
株価が上昇トレンドにあるときに取引量も活発であれば、他の投資家も買い時だと思っている可能性が高くなります。安心して取引するためにも、出来高には注意しておきましょう。
【動画で学ぶ株の買い方】
まとめ
投資は自己責任
投資においては、すべての判断は個人の自己責任のもとに行います。
アドバイザーや専門家の意見を参考にすることは大切ですが、最終的な決定は自分自身で行う必要があります。 これは、投資結果に対する責任を他人に押し付けることなく、自身の判断で行動することを意味します。
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