意識過剰・根拠のない自信満々の人!身近にいる勘違い野郎の心理とは?

活躍できる仕事術
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このブログは、日常に潜む魅力を発信する雑記ぶろぐです。読者の皆さんに分かりやすく伝わってしまう内容です。(笑)
 私の思いをまとめるなら『考え方を変えることで、一人ひとりの人生は絶対に豊かになる。』 この一言です。頑張って記事を書いています。
 どうか一度、ご覧くださいね!

慢心漫太郎
慢心漫太郎

俺の仕事内容は完璧だろ!
お前も見習えよな。

自信有子
自信有子

私の完璧な美貌。
芸能界に行けば一躍、人気になるわ。

と、そこまで自信過剰な人はいないかもしれませんが、それに似たような方はいませんか?
もしかしたら、あなた自身も・・・
そんなある程度の知識を知ったことで、全てを知ったかのように感じるのをダニング=クルーガー効果といいます。
今日は、自信過剰で失敗しないためにも、その効果を勉強しますね!
では、スタート!

ダニング=クルーガー効果とは?

知識のない人ほど、自分には能力があると過大評価してしまう効果のこと。
一方で知識が豊富だったり能力が高かったりする人は周囲も自分と同じだけのものを持っていると考え自分を過少評価してしまう。

井の中の蛙効果

学生時、文化祭などでバンド演奏を披露し、違和感を得ていい思い出になった人はいないでしょうか。
「自分たちは、ちょっといいんじゃないか」、そんなことも感じたりして・・・
そこで、文化祭から街のイベント、音楽ライブハウスへ・・・と話が広がっていくことがあると思います。しかし、その過程で、必ずと言って誰も直面する出来事があります。
『自分たちよりうまい人が世の中にはたくさんいることを思い知る』
とは言え、外に出ようとしたバンドは問題ありません。
問題なのは、狭い世界で「自分たちはスゴイ!」と思い続けることです。
もちろんアマチュアで楽しむのであれば、それで構わないでしょうが、プロを目指すと考えた場合「井の中の蛙」で居続ける間、デビューはやってきません。

①最初に少しの知恵を得た時は、完全に理解したような気持ちになって
「私は優秀だ!」と自身に満ち溢れています。
馬鹿の山(Peak of “Mount Stupid”)とも呼ばれます。

②もう少し学びを進めると、全体の大きさを知って
「まだまだ足りなかった」と自信を失っています。
絶望の谷(Valley of Despair)」とも呼ばれます。

③更に学びを進めると、成長を実感して
「少しわかってきた」と自信を持ち始めます。
啓蒙の坂(Slope of Enlightenment)」とも呼ばれます。

④更に学びを進めると、知恵が成熟して
「これは得意だが、これは得意ではない」と正確な自己評価が行えるようになります。
継続の大地(Plateau of sustainability)」とも呼ばれます。

ダニング=クルーガー効果で特に取り上げられているのは①の「私は優秀だ」の状態です。

知恵や経験、能力が低いにもかかわらず、周りが見えずに自信に満ち溢れている状態は、自身を過大評価してしまっているといえます。

このように、知識不足から自分の能力を過大評価してしまうバイアスを提唱した2人の研究者の名前をとってダニング=クルーガー効果と呼んでいます。


ダニング=クルーガー効果が生じる原因

ダニング=クルーガー効果が生じる原因として、メタ認知ができないことが挙げられます。
「メタ」とは「より高次の」という意味で、自分自身が認知していることを客観的にとらえることです。
「認知を認知すること」。よって、メタ認知ができないことは、自分自身を客観的に見られないということです。そのため、自分についてだえでなく、他人に対しても正しく判断することができないとされています。

一方で適切な訓練により、これらの問題は解決できることも明らかになっています。
このバイアスに陥る人は外の世界を知らないだけでなく、実力を正確に評価するための知識や技術もないが、必要なものを身に着けることで、このバイアスから脱出することができます。

文化祭でずば抜けてうまかったことで満足してしまったプロ志望のバンドも、自分たちの演奏と他のバンドの演奏を聴き比べたり、より高度な技術を習得することで、井戸の中の世界から脱出することが可能です。

ダニング=クルーガー効果の逆は「インポスター症候群」です。両者の違いは以下のようになります。

  • ダニング=クルーガー効果は「過大評価」
    ・・・例:他人にも高圧的になるなど
  • 「インポスター症候群」は「過小評価」
    ・・・例:責任から逃げたがるなど

インポスター症候群とは、仕事で成功し、評価をしっかり得られているのにもかかわらず、自分自身を過小評価してしまう心理状態のことです。 別名詐欺師症候群やペテン師症候群などとも呼ばれており、自己肯定感の低さから生まれるものだと言われています。

どちらも周囲の環境が主な要因であるものの、対処方法は異なる点に注意が必要です。

【YouTubeからわかラボチャンネルより】

ダニング=クルーガー効果の対処法

メタ認知

一つ目はメタ認知です。メタ認知とは「認知していることを認知する」ことを指します。メタ認知の能力をアップできれば、自分自身のことを冷静にみられるようになります。自分のことを客観的に見ることができるようになれば自分の能力を勘違いしてしまうことも少なくなります。

数値の明確化

次の方法としては数値の明確化です。成果や過程を数値化して結果につながったかどうかを明確化することで本人ができるところ、できていないところを目立たせることができます。絶対的な数値を用いて比較することで定量的に自分を評価することができます。

原因の特定と振り返り

3つ目は原因の特定と振り返りです。原因を特定し、その振り返りを行うことで自責や自戒のきっかけを作りましょう。アクションに対して振り返るを行うことで、アウトプットのスピードと質を高めることができます。

ダニング=クルーガー効果の影響か、若くして出世した人の中に「なぜ、この人がこんなポストにいるんだ」と思ったことはありませんか?
無能になる法則とは?
知っておくだけでも、自分が無能上にならないことが回避できますよ!


まとめ

自称何でも知っていると言っている人の多くは、「馬鹿の山」にいるのかもしれません!
自分を見つめ直すためにも要注意ですよ。

馬鹿の山

少しの知識と経験を得て成功体験を数回重ねた結果、完全に理解したような気持ちになって「自分は優秀だ」と自信が満ち溢れてきます。

もしかすると、「あの人のことだな」と思い当たる人が何人かいるかもしれません。けれども、自分自身もそうかもしれませんのでご注意ください。「認知バイアス」は脳のクセであり、自覚症状がありません。脳が無意識のうちに判断してしまうのです。

絶望の谷

実践を進めていく中、知識と経験の不足に気づき、自信を失っていきます。例えば、新しいチャレンジに取り組んでいる時、「行けるかも!」と感じていた中で色々なアクシデントに遭遇し、知識や経験の乏しさ、業界の深さ・広さに気づいた状態です。自分の知識量が、80%、90%なのではなく、10%程度にも満たないと気づいた時です。

啓蒙の坂

自信を失い、いかに無知であるかに気づいた後、学びと経験を繰り返しながら、成長を実感して「こういうことか」と本質的な理解が重なってきている状態です。一度、絶望を経験し、深さや広さを知っているため、謙虚さを持ちながら自信が付き始めている状態でもあります。

継続の大地

さらに学びと経験を繰り返しながら、謙虚さと自信の両方を合わせ持っている状態です。自分の苦手なこと、得意なこと、知らないこと、知っていることを理解していて、適切な自己評価ができる状態です。これからどんなことを学ぶべきかも自分自身で判断できます。

【身近にいる人もダニング=クルーガー効果に陥っている】

身近にいませんか?天狗になっている人。

調子にのってしまうのは、ダニング=クルーガー効果が影響している!
そう天狗になっている人は、ダニング=クルーガー効果に陥っているんです。
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