会社の飲みニケーションは必要ですか?【歴史がある飲み会が続く理由とは?】

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 私の思いをまとめるなら『考え方を変えることで、一人ひとりの人生は絶対に豊かになる。』 この一言です。頑張って記事を書いています。
 どうか一度、ご覧くださいね!

営業マン
営業マン

まじかよ~~!上司が飲むと説教が始まるからな。

面倒だな。何とか回避したい!


OLさん
OLさん

飲み会に行くとなると、色々と気を遣うから行きたくないな~


異動期や新入社員の春の時期に多い飲み会。



行きたくないよ~



はい!おしまい

ではないです。ここから勉強ですよ!



仕事の延長としてわざわざお金を出してまで参加する必要あるのか?と疑問に思う人、いや、飲み会は必要なんだと反論する人、どちらも理解できます。



歴史をみると、飲み会が結構続いていますが、そこまで続くにはメリットがあるのではないか?その良さやデメリットも探りたいと思います。


RioMay
RioMay

それでは、今日も学びをスタート~~!


飲みニケーションとは?


飲みニケーションとは、職場の同僚や上司・部下などとお酒を飲みながらコミュニケーションを取ることを指します。

お酒は、脳を麻痺させて抑止力を低下させるため、本音での会話を行うことができ、信頼関係やチームワークの強化に繋がります。

一方で、強制的にお酒を飲ませたり誘ったりすることは、パワーハラスメントとされることもあり、近年は飲みニケーションの在り方などで様々な議論が起こっています。



「飲みニケーション」のルーツは室町時代


興味を抱いたので、少し調べてみました。


「飲みニケーション」という言葉が主なマスコミに全国ベースで初めて登場したのは、1982年夏。


日経産業新聞が「ノミニケーションでQC」という記事で、サッポロビールの北関東工場で夏場に月2回開催される、工場の従業員全員が参加する「ノミ(飲み)ニケーション」というビール・パーティー兼懇親会を紹介したのが最初のようである。


ビール(おそらく自社製品だろう)を飲みながら工程の改善手法などを議論する機会になり、仕事場に活気をもたらしたといいます。

歴史を遡ってみると、こうしたお酒を飲みながらコミュニケーションを図る行動パターンが盛んになったのは、室町時代らしです。


この時代には毎晩のように供宴が催され、一度の宴会における飲酒量が前の時代から格段に増えたようです。

そして、戦国時代に日本を訪れた宣教師ルイス・フロイスは、ヨーロッパ人と異なり日本人は酒をしつこくすすめ合い、酔っぱらうことを恥辱でなく名誉と考える、と記したとされています(2014年10月11日付朝日新聞「中世の宴会 飲みニケーションの始まり」)。




飲みニケーションを行うことのメリットや効果としては、以下のようなものがあります。

  • 普段話せない人と話せる交友関係を増やす機会になる
  • 仕事に関して熱い話や本音での会話ができる
  • 仕事以外の話をすることで親睦が深まる
  • 仕事のヒントやアイディアをもらえる場所になる




一方で、飲みニケーションに関わるデメリットやリスクとしては以下のようなものがあります。

  • 上司や取引先が一緒の場合や、チームの仲があまり良くない場合、精神的な負担が大きくなる
  • 勤務終了後に数時間取られてしまうので、時間的な負担が大きくなる
  • 誰かが一方的に話をしたり、誰かの悪口を言うなどと不快感を感じる
  • セクハラやパワハラなどのハラスメントが発生する可能性がある
  • お酒を飲めない人にとっては、居心地があまり良くない場に感じる





2020年のコロナ禍で劇的に変化?

オンライン飲み会が急上昇!!


オンライン飲み会とは?


オンライン飲み会は、パソコンやスマートフォン、タブレットを活用し、ビデオチャット形式で行われる飲み会です。リモート飲み会などと呼ばれることもあります。


メリット


・子供がいる人でも参加しやすい

小さな子供がいる家庭の場合、飲み会に参加しづらい、ということも多いと思います。しかしオンラインであれば会場は自宅です。子供を寝かせた後、21時くらいから始めても、自宅での飲み会なので帰宅時間の心配がありません。たまに子供が画面内に乱入してきても、逆に場が和んだりもします。



・経済的

用意するのは自分の飲み物と食べ物だけ。タクシー代や電車代などの交通費もかかりません。



・遠くに住んでいて、長らく会っていない友人とも気軽に話ができる

オンラインでの飲み会であれば、物理的に集まる必要がありません。そのため、遠方の人も気兼ねなく誘うことができます。

「『あの人は今?』のような話で盛り上がります。興が乗り始めると、FacebookメッセンジャーやLINEで遠方に住んでいる人に声をかけて、徐々に飲み会メンバーが増殖していく、などの謎の流れになります。でもこれが楽しいんですよね。久しぶりに顔を見られる喜びとか、『馬鹿なことやってたね笑』という会話をしつつ、翌日素面に戻ったときに、初心に立ち返れたり。」



・タバコの煙が気にならない

参加者に喫煙者がいたとしても、煙の匂いがしません。副流煙が流れてくることもありません。タバコを吸う人からすると、副流煙が迷惑になるのではないかと気にしなくてすみます。



・YouTubeカラオケ大会

これはメリットというよりもTipsですが、YouTube動画を画面共有してカラオケのように歌う、という遊び方もオススメです。最近のYouTube動画は字幕機能をONにすることで歌詞が表示されるコンテンツがあります。そのため、Music Videoを見ながら全員で歌うことができます。

「通信の関係で多少の時間差は生じるのですが、酔っぱらって歌う分には特に問題はありません。社会人のみなさんにオススメする曲があるとすると、個人的にはエレファントカシマシの『俺たちの明日』です。頑張る気持ちが湧いてきます。締めの一曲として、最高です。」




デメリット


・終了時間を決めておかないと、いつまでも飲み続けてしまう。

すでに自宅にいる、という安心感や、周囲への気遣いが不要なので、気がつけば時間があっという間に過ぎてしっていた、ということが起こりがちです。居酒屋での2時間の時間制限なども無いため、誰かがきちんと最後に会の終了を仕切る必要があります。「はい!終了します!!お疲れさまでした!!!!」のように。



・家にいる安心感もあり、飲み会が終わってすぐに寝落ちすることも。

家にいる安心感からか、お酒を飲み過ぎた場合、会が終了してすぐにその場で眠ってしまった、といったことも起こりがちです。そのため、翌日に予定がある場合は、オンライン飲み会をする際に、時間制限予約を付けておくことをオススメします。

「酔っぱらい過ぎると、リビングで寝落ちします。春の暖かさも相まって、寝られます。そして夜中3時に目を覚ますことになります。」



・自宅にネット固定回線をひいていない場合は、通信量の上限を超えることも

できれば固定通信回線を持っておいた方がよいでしょう。オンライン飲み会は、動画サービスを延々と視聴するのと同じようなものと考えてください。

その他に特にデメリットとして挙げられた意見は、『酔っ払った勢いでスマホゲームに課金して翌日後悔する』『リラックスしすぎてついつい飲みすぎてしまう』『気軽にできるので毎晩違う仲間と飲み会をして家族の不評を買う』『出たくない飲み会でも断る理由がつけづらい』などがありましたが、これはオンライン飲み会でなくても同じかもしれません。



コロナ禍における人々の飲み会に対する意識調査


ランク王が提供するメディア事業「ランク王」はこのほど、「コロナ禍における人々の飲み会に対する意識調査」の結果を発表しました。この調査は9月1日~4日、20代から60代の男女1,000名を対象にインターネットで実施したものだそうです。


  • 新型コロナウイルスの影響下のおける、飲み会に対する意識調査新型コロナウイルスの影響下のおける、飲み会に対する意識調査

外で行われる飲み会の参加について尋ねたところ、緊急事態宣言中に参加した人は4.8%、緊急事態宣言解除後に参加した人は23.9%だった。緊急事態宣言中と解除後では飲み会に行った人の割合が約5倍に増えたことがわかった。

新型コロナウイルスの影響でブームになったオンライン飲み会を行ったことはあるか聞くと、50.1%が「はい」、49.9%が「いいえ」と答えた。


  • 新型コロナウイルスの影響でブームになったオンライン飲み会を行ったことはありますか新型コロナウイルスの影響でブームになったオンライン飲み会を行ったことはありますか

オンライン飲み会についてどう感じているか尋ねると、39.4%が「どちらとも言えない」、31.1%が「十分楽しめる」、29.5%が「つまらないと感じる」と答えた。



  • オンライン飲み会についてどう感じていますかオンライン飲み会についてどう感じていますか

「十分楽しめる」と回答した人に、具体的にどのような点が楽しめるか尋ねたところ、「普段はなかなか会うことができない遠方に住んでいる家族や友人とも気軽に飲み会を楽しめること」「育児中で夜に外出できない人も参加できる」「終電を気にしなくていい」「飲み物や食べ物も自分で用意したものなので気を遣わずに飲食ができる」といった意見が寄せられた。

オンライン飲み会を「つまらない」と感じている人に、具体的にどのような点につまらなさを感じたのかを聞くと、「タイムラグがある」「ネット環境の不具合によって会話のテンポが合わない」「家族にも声が聞こえてしまう」「自宅開催だと終電がないため終わらせにくい」「誰かが話すと一斉にみんなが注目するのに違和感」などの意見が目立った。


会社に飲みニケーションは必要?


一定のメリットがある飲みにケーションですが、会社にとって本当に必要なものだったのでしょうか。飲みニケーションにはさまざまな問題があります。まず、飲み会が勤務時間か、それともプライベートの時間なのかという問題です。会社はリラクゼーションの一環として飲み会を判断していても、参加を強要される社員にとっては違います。リラックスできない飲み会は、仕事の延長でしかありません。また、若者を中心にアルコール離れが進んでいます。好意のつもりが、アルコールハラスメントとなってしまうことも珍しくありません。

しかし、お酒が飲めれば、バカなことも言えて、部下と本音のコミュニケーションがとれます。上司と部下のコミュニケーションがよいと、部下も成長します。コミュニケーションの原点は、人と人が顔を突き合わせて会話をすることです。飲食は心を和ませ、人はよく話すようになり、情報を多く仕入れることができます。相互理解が高い人とそうではない人なら、「相互理解が高い人」のほうが仕事において差が出るのは、言うまでもないことです。


このような点から考えると、飲みニケーションは会社に必要という考えもなるほどと思いますよね。

 



飲みニケーションの不要説


普段会えないような凄い人の、自分のためになる話を聞けるならいいですが

いつも会うような人と話したところで何も得られるものがないんですよね。


結局はだらだらと時間が過ぎるだけでしまいには

  • 説教
  • 自慢話
  • 愚痴
  • その場にいない人の悪口
  • 仕事ができない言い訳
  • 「あの子がかわいい」
  • 「いつ結婚する」「婚期を逃した」


飲み会は必要なコミュニケーションだと言う人がいます。


しかし、コミュニケーションって飲み会だけでしか取れないものでしょうか?


勤務時間8時間近くあるわけですし、お昼の時間もあるわけです。その時間でコミュニケーション取れないなら、もうその人達のやり方が悪いとしか言えないですよね。

とりあえず飲み会でコミュニケーションを取ろうとする人は、日中のコミュニケーションを疎かにしている、生産性のない社会人ではないでしょうか?

お酒が飲めれば、バカなことも言えて、部下と本音のコミュニケーションがとれる。上司と部下のコミュニケーションがよいと、部下も成長します。コミュニケーションの原点は、人と人が顔を突き合わせて会話をすることです。飲食は心を和ませ、人はよく話すようになり、情報を多く仕入れることができます。相互理解が高い人とそうではない人なら、「相互理解が高い人」のほうが仕事において差が出るのは、言うまでもないことです。


飲み会が続く理由・価値の考え方とは?


一流の上司は、「社員」との飲み会を公式行事にする
普通の上司は、「外部の人」とお酒を飲むのが好き
三流の上司は、飲みに行かない


社長(上司)と部下が一緒にお酒を飲むのは、大事なことです。「たかが飲み会」と軽んじる人もいるかもしれませんが、少人数の中小企業にとっては、社員の結束が大切です。飲み会は、結束力や団結力を強くする重要なコミュニケーションツールです。お酒を飲むと、固定観念が崩れて、人と人の垣根が低くなります。だから社員の本音を聞くことができます。


一流の上司は、飲み会は「教育研修費」と考える
普通の上司は、飲み会は「福利厚生費」と考える
三流の上司は、飲み会は「社員の自腹」と考える



まとめ


一般的なリアル飲み会であっても、オンライン飲み会であっても、それぞれ、メリット・デメリットはついものですね。


会社では、仕事をする価値感や目的が合えば、みんなが楽しいでしょうが、不平や不満がどうしても出てくる。何とか我慢して仕事をしている。それは収入のため。と自己マインドをかけている方もいるかと思います。


それは、その考え方で満足する生き方であればいいかと思います。


飲みニケーションも、価値観や目的があるととても楽しいですし、そこから、親しくなって深い関係になるというのも現実にあります。

飲み会の起源は室町時代から続いていますが、今のようなオンラインが無かった時代ですので、結局は、現在の私たちが何に価値を持つかに尽きるのではないでしょうか?



結論:ケースバイケースで付加価値(出会いがある、ビジネスのチャンスがあるなど)を生む飲み会は参加しても良い

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