こんな経験はありませんか?
仕事や部活のとき・・・
おら~~、何度、言わせるんだ~
舐めているのか!!
達成するには、やる気と根性だ~(鬼の形相)
言葉で威圧されたうえ、顏でとどめを受ける!
そして、その人の評価ばかり気になる生き方をする。
これでは機械人間が育ってしまう!
な、何かが足りない。鬼の形相の逆、仏の笑顔!
そうです。笑顔を見ると何故か安心するんのですよね。
今日は、笑顔に関する勉強をしますね。
笑顔で出せる幸せホルモンとは?
私たちは「楽しい」「幸せだ」と感じると、自然と笑顔になり、脳から幸福感をもたらすセロトニンという〈幸せホルモン〉が分泌されます。
でも、「楽しい」「幸せ」だと感じなくても、口角を上げて「笑顔を作る」だけで、脳は「楽しい」「幸せ」なのだと錯覚して、幸せホルモンを分泌するのだそうです。
形だけの笑顔で幸せホルモンが出るなんて?!と驚くかもしれませんが、これは科学的にも証明されているそうです。
身近な経験は・・・赤ちゃんの笑顔!
オキシトシンは相互に作用するので、 赤ちゃんはもちろん、ママやパパにも分泌されます。
分泌されると、やさしい気持ちや幸せな気分になるため、愛情ホルモン、幸せホルモン、絆ホルモンとも呼ばれます。
愛着を深め成長を促すだけでなく、ストレス反応を弱める、 情緒を安定させるなどの効果があるそうです。
笑顔が与えるストレス解消効果とは?
特に注目したいのはストレス解消効果です。
ストレスは、抑うつ状態や病を招くなど心身に大きな影響を与えます。
笑う頻度が低い人ほど怒りを内にためこむと同時に、うつ症状が高い傾向にあるといわれています。またある調査では、笑う頻度が少ない人はストレスを感じやすいことがわかっています。
その一方で、笑う頻度が多い人ほどうつ症状が少ないようです。笑うことで抑うつ状態や疲労が軽減したり、免疫機能によい影響をもたらしたり、リラックス効果が得られたりします。
その他にも笑顔の効果が・・・
1. 免疫力がアップする。
笑いや笑顔には、ナチュラルキラー細胞という免疫細胞を活性化させ、免疫力をアップする効果があるのです。既に、病気の予防に生かす取り組みも広がっています。
笑えるテレビ番組や映画を観るなどして、ひとりで笑っていても効果的だといます。つくり笑いでも、口角をあげて微笑んでいるだけで、表情筋の動きは脳に伝わりますので、ひとりで過ごす時間に免疫力を高めることができます。
人と笑顔で向き合うことでも、お互いの免疫力がアップするそうです。にっこり笑顔で挨拶を交わすだけでいいのだから、むっつりと無表情でいるのは、せっかくの免疫力を高める機会を逃している、ともいえますよね。
「笑顔を絶やさずにいることが、健康や命を守る」ことに繋がるといっても過言ではありませんね。
2. 最強のエイジングケアになる。
ホンモノの笑顔には、顔のリフトアップ効果が期待できます。
笑顔は「デュシェンヌ・スマイル」と呼ばれるホンモノの笑顔と、つくり笑顔などの「ノンデュシェンヌ・スマイル」に分けられる。笑顔に表出する比率で算出される「デュシェンヌ・スマイル」は、目尻が下がり、口角と頬が引き上がっているのが特徴です。
「笑顔は顔の筋肉である表情筋の動きによってつくられています。笑顔が素敵な人は、表情筋の動きがスムーズです。つまり筋肉がきちんと使えている、そして笑顔によって鍛えられているということです。反対に表情筋が硬く動きにくいという人は、どうしても笑顔もぎこちなくなります。
実証実験では、デュシェンヌ・スマイルを自分の意思で作ることができた人はわずか23%。本人は笑顔のつもりでも、できてない人が77%もいる、という結果が出ました。被験者は大学生なので加齢による筋力の低下などの影響は考えにくく、表情筋が動きにくい、または動かせていない人が多数いるといえます。
つまり、それは7割以上の人が「タルミ予備軍」ともいえるのですね。
3 . 表情筋が刺激を受け、ポジティブな気持ちになる。
笑顔になることで顔の表情筋が刺激を受け、それが脳にフィードバックされると、ポジティブな感情が生まれます。それが、アメリカの心理学者トムキンス氏が発表した「顔面フィードバック仮説」です。
顔の筋肉は、感情を司る脳の神経群が密接に関係していることから、脳科学の視点からも、笑顔を浮かべていると脳が楽しいと勘違いしてポジティブな思考になりやすくなります。反対に、しかめっ面をしているとポジティブな気持ちにはなりにくい、ともいえるのです。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、ネガティブなことを考えているときはストレスを感じているので交感神経が優位になります。自律神経を自分でコントロールすることは難しいので、笑顔をつくってもすぐには切り替わらず、ネガティブな考えをしていた後の笑顔にも影響している可能性があるのです。
心と表情は密接に連携しているのですね。
4. コミュニケーションがスムーズになる。
ある企業の依頼を受けた分析結果があります。
その会社の商品の売り上げ上位の販売員と、下位の販売員の笑顔を分析しました。すると、売り上げ上位の人たちは全員がデュシェンヌ・スマイルの持ち主。一方、売り上げ下位の人たちは極めて笑顔がぎこちないという結果が出たのです。つまり、人は販売員のセールストークや商品知識でモノを買っているのではなく、販売員の笑顔が購入の決め手になっているのです。
これは、「デュシェンヌ・スマイルを見た後に、見た商品がよりよく見える効果」「笑顔の人を見ると気分がよくなる効果」によるものだと考えられるのだそうです。
笑顔は人生をよりよくする、最大のコミュニケーション術でもあるのですね。
5. 笑顔は周りに伝染する。
もともと人の脳には“顔細胞”という、顔や顔のように見えるモノを瞬時に認識する機能が備わっています。車のフロント部分や天井の染み、野菜など顔ではないモノに、顔っぽさを見つけるのはそのせいなのです。
つまり、人は無意識のうちに人の顔に敏感に反応しています。
赤ちゃんが人の顔をジーッと見つめるのもそのためです。かわいい赤ちゃんに見つめられると、こちらも笑顔がこぼれますよね。赤ちゃんは特に笑顔に反応しますから、その顔を見て笑ってくれるとさらにうれしい気分になります。これと同じことが、大人同士でも笑顔の人に出会ったときに起こっているのです。笑顔は人から人へと伝染します。
私たちは、顔細胞の働きによって表情に敏感に反応し、反射的に伝染していく。自分以外の個体の行動を見て、自分が同じ行動を取っているかのように反応する脳の神経細胞「ミラーニューロン」が働くのです。
笑顔の人につられて笑顔になると表情筋が刺激されます。すると、ドーパミンやエンドルフィン、セロトニンといった快に関する神経伝達物質が分泌され、気分がよくなるのです。すると、相手もまた笑顔につられて笑顔になるので、お互いにいい気分が伝染するのです。
デュシェンヌ・スマイルの人が人気者なのは「あの人の笑顔を見ると、自分も笑顔になってよい気分になる」から。笑顔は循環し、増幅していくのですね。
6. 幸福度がアップする。
笑顔が素敵な人をみると「あの人は、きっと幸せだからあんなに素敵な笑顔なのだろう」と思ってしまう。しかし、真実は「笑顔が素敵だから、幸せになっている」のです。
「カリフォルニア大学の教授らが行った女子大での研究によると、卒業アルバムの写真がデュシェンヌ・スマイルだった女性とそうでなかった女性の30年後の幸福度を測った場合、デュシェンヌ・スマイルの女性のほうが、結婚生活の満足度が高く、心理的に安定している傾向があったのです。
心身の健康が幸福度に繋がるほか、仕事のチャンスや素敵な出会いは、人を介してやってくるものですよね。
デュシェンヌ・スマイルができる人は、気持ちがポジティブなのでポジティブな発言が多いのです。さらに笑うことで脳がオキシトシンを分泌し、自分だけでなく相手も幸福度が高まることもわかっています。そうすると、信頼関係を築いたり、助け合あうことが円滑になる。こうした要素が絡み合って、自分に幸せが返ってくるのでしょう。
笑う門には福来る、ということわざどおり、デュシェンヌ・スマイルが幸せを呼び込んでいるのですね。
【笑いの効果がもっと分かります】
「表情」は心を映し出す鏡
人間誰しも一瞬は感情を表情に出しているみたいです。
微表情学を利用することで相手の本音を読み取れるので、交渉や駆け引き等うまく主導できます。
言葉の裏に見え隠れする「真実」を見ていきましょう。
それぞれのシチュエーションで表れる「微表情」
以下、シチュエーション毎に表れる微表情を分類します。
これまでの経験と重ね合わせて、思い出しながら参考にしてくださいね。
同意している場合
こちらの話に興味を持っていたり、同意している場合、人は「目線」を外しません。
また、口を固く結ばず、うっすら開いているような緩やかな口元になっています。
表情とは別ですが、手足指先に挙動がないことも特徴です。
集中しているときはじっと「聞き入る」ものです。
ちなみに、相手が前のめりになる「前傾姿勢」になっていることにも注目してください。
否定的な場合
同意が無い場合、相手の目線は下に落とし気味でこちらを見ます。
いわゆる「見下し」です。
そして、相手の眉間にはしわが寄っています。
口も固く結び、今にも「後ろずさり」しそうな表情が特徴です。
小刻みに首を縦に振る「偽同意」もよく見受けられます。
また、同意の場合にあった前傾姿勢が「後傾姿勢」にもなりがちです。
自分を守るときに自然にでる「腕組み」までされていればもう脈はないでしょう。
軽蔑されている場合
頸動脈のある首は人にとって最大の急所のひとつ。
ここを無防備にあごを上げ見せるのは、「恐るるに足らない」と本能的に意識している証です。
相手ののど仏が目につくようなぐらいあごを上げられたら、バカにされていること確定級です。
また、軽蔑には顔の半分だけがよく動きます。
どちらかの口角が軽く上がれば、それこそ「THE軽蔑」ですのでお気をつけ下さい。
楽しんでいる場合
人は「つくり笑い」をする生き物です。
ただ、本当に楽しんでいるときは自然な「笑顔」がこぼれます。
つくり笑いの見極め方として、第一に「目」に注視します。
有名ですが、つくり笑いには「目尻のしわ」が出ません。
これは笑顔に使われる筋肉はつくり笑いでは動かないからです。
また、本当の笑顔はつくり笑いより短く終わります。
これも顔の筋肉が関係しているので、長い笑顔はつくり笑いの可能性大です。
怒っている場合
怒っている表情は額や目、口に注目します。
延びた額に眉間にしわ、眉が下がっています。
目線は鋭く、細めています。
ただ、この場合は何かに集中している場合でも起こる表情なので、「口」の動きも判断材料にします。
怒っている場合の口元は、歯を食いしばっているのがわかるほど口を固く結んだり、唇を噛んだりします。
これらが同時に見受けられた場合、相手は本気で怒っています。
そっと話題を変えたり日を改めるほうが良さそうです。
それぞれのシチュエーションで表れる「微表情」が変われば印象が異なる!
【人気YouTuberはじめしゃちょーが実践】
感情の数だけ表情がある。
実体験ではなかなか経験できない顔の表情をイラストやマンガのキャラクターの感情で表現で確認することができます。
こんな表情ならどう印象を受けるか、参考にご覧ください!
また笑顔にキレイは歯があるとさらに好感度アップは間違いありません。
日本では、人間ドックに関しては、労働者に関しての法律で決められたり、興味を持たれる方もいるのですが、歯になると事が起こってから歯医者に行かれる方が多いのではないでしょうか。歯の魅力や価値を一度、確認していただくと、歯の予防に関する前向きな思考力が得られますよ!
まとめ
顏の表情によって相手に対する伝わり方が全く異なることが分かりましたね。
「笑顔」は長寿・幸せな人生を引き寄せる
私たちは「楽しい」「幸せだ」と感じると、自然と笑顔になり、脳から幸福感をもたらすセロトニンという〈幸せホルモン〉が分泌される。
分泌されると、やさしい気持ちや幸せな気分になるため、愛情ホルモン、幸せホルモン、絆ホルモンとも呼ばれる。
愛着を深め成長を促すだけでなく、ストレス反応を弱める、 情緒を安定させるなどの効果がある。
【このブログ記事を書いた人の自己紹介】
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実際に「人生における笑顔の効果」を証明する研究結果があります。
アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校の心理学研究チームが約30年かけて卒業生141名(女性)のその後の人生を追跡したところ、卒業アルバムに笑顔で写っていた人たちは、そうでなかった人たちに比べて、結婚率が高く、人間関係や健康面などでも満足度が高い人生を送っていることが判明しました。
またアメリカ・ウェイン州立大学が2010年に行った研究では、野球カードに写真があるメジャーリーガーたちの寿命を調べた結果、笑顔で写っている選手たちの寿命は、笑顔でない選手たちのそれより約7歳も長かったそうです。