【職場のやりがい搾取】なぜ日本人は会社嫌いが多いのか?ブラックの仕事の基準とは?

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 私の思いをまとめるなら『考え方を変えることで、一人ひとりの人生は絶対に豊かになる。』 この一言です。頑張って記事を書いています。
 どうか一度、ご覧くださいね!


この会社、合わないなぁ。なんでこんなに嫌な人ばっかり集まってるんだろう。

今日も同僚に嫌味を言われた。イライラする。

なんだろう、この理不尽でネガティブな会社の体質は。

会社が嫌いだと、毎日が本当に苦しいですよね。

中にはやりがい搾取も!

やりがい搾取とは、経営者が従業員の「やりがい」を利用して、低賃金や不当な長時間労働を強いて利益を搾取する行為のこと。

今日は、会社に満足できない日本人を勉強します。

ではスターート!


何が「やりがい搾取」に当てはまる?判断基準

やりがい搾取だと判断する定義は人によって異なりますが、当記事では、法的な根拠を伴わない過重労働又は時間外労働の強制などをやりがい搾取として取り扱います。ここでは、やりがい搾取かどうか判断する基準について解説します。


参加義務のない業務・イベントへの強制参加

ボランティアや参加義務のない研修、飲み会や食事会といったイベントへの参加を強要したり、勝手に参加扱いにしたりすることはやりがい搾取に該当する行為です。任意参加の業務やイベントに参加しなかったことを理由に昇進を遅らせる、参加の有無に関わらず会費を徴収するといった行為はやりがい搾取に該当します。


従業員への利益還元の少ない労働の強制

試用期間や見習いなどの名目で雇用を続ける、又はアルバイト・パートなどに正社員と同等の業務を低賃金で行わせる行為はやりがい搾取に該当します。企業側が利益を確保する目的で低賃金労働を強要している、又は経営状況に余裕がないことで十分な賃金を支払えなくなっていることなどが考えられます。


金銭的対価の支払がない・相応の報酬がない

給与未払いが複数回にわたって確認されている、最低賃金未満の雇用条件で労働させられている場合等は労基法、最低賃金法に違反していることが考えられます。給与未払いは労基法違反、所定の要件を満たさずに最低賃金未満で雇用することは最低賃金法違反に該当する行為です。

参考:未払賃金とは | 東京労働局
参考:最低賃金法の違反の罰則について|大阪労働局


【やりがい搾取の日本】


自分自身に満足しない日本人


面白い資料があります。

図表1は日本と諸外国とで「自分自身に満足しているか」を調査したもの。

そこから、日本人の若者の自己肯定感の低さが指摘されています。



日本人の会社嫌いは?

「あなたは働くことは好きですか?」の質問に対して「嫌い」に該当する回答をした人の割合は、全体の31.5%という結果となりました。

つまり、実際に3割以上の人が、「働くこと自体」をイヤがっているということ。

もっとも、この数字が多いと感じるか少ないと感じるかは、それぞれ個人差があるので判断は難しいかもしれません。

しかしこうした調査結果を見ると、あなたが「仕事が嫌い」と少なからず感じていたとしても、後ろめたく感じる必要はないのです。


「会社を辞めたい」と感じる人は9割近い

前述の通り、仕事が嫌いな人は3割以上という結果でした。

しかし、株式会社アスマークの「仕事に関するアンケート調査(2006年)」では、「会社を辞めたい」と思ったことがある人は86.7%にものぼりました。

本アンケートは20〜49歳の男女で、正社員として働いている人を対象としており、じつに9割近い人が会社を辞めたいと感じていたのです。

理由はさまざまですが、これほどまでに多くの人が会社を辞めたいと感じているとすれば、あなたがそれに当てはまっても、なんら不思議ではありません。

同じように「仕事が嫌い」「会社を辞めたい」と考えたことがある人が大勢いるということを、しっかりと把握しておきましょう。

それだけでも、少しホッとした気持ちになる方もいるのではないでしょうか。


俺らは人間以下や!管理職の悲痛な叫び

とある大企業の部長職の方がいらっしゃいました。

社内では部下に対してプレッシャーをかけまくる、理不尽大王で有名な方でした。

あるとき、会議がありました。

お昼の会議でした。

マシントラブルで生産計画が順調に進んでいないということで、朝の5時から社長に呼びつけられていた、理不尽大王で有名な部長の方は、こんな本音を漏らしました。

「俺は、人間以下や」と。

このセリフが口から出るまでの背景ですが、彼は朝の5時からお昼の13時にスタートする昼一の会議までずっと社長室で社長に怒られていました。

昼食も食べられておらず、やつれていました。

9時間以上に及ぶ激しい叱責は、会議室から漏れ出て、外にも聞こえていました。

その時に、会議に出席している他の管理職が、社長による叱責からの連続会議に音をあげてこう言いました。

「俺らも人間やから休憩時間が欲しいわ。なんでこんな朝5時から怒られて昼飯も食えへんで会議に出なあかんねん」

とある課長が言いました。

彼も一緒に怒られていたのです。

そこで、理不尽大王の部長がボソっと漏らした言葉がこれです。

「俺ら、人間以下やから。管理職なんか、ならへんかったらよかってん」と。

会社組織である以上、上の立場に立てば、辛いことが増えます。

自分の倍は怒られていると、少し優しい目で見るようにしてあげれば、出世した同僚への苛立ちも減るのではないでしょうか。

自分より先にストレスを受けているだけです。

同僚が自分より早くに昇進したときには、快く拍手をしてあげるようにしましょう。

決して戦おうと思ってはいけません。

正義感や使命感がある人は要注意!

上司と戦おうとしてはいけません。

その理由とは?詳細はこの記事・・・


「仕事満足度」が世界最低の日本

国際機関「世界経済フォーラム」の記事には、「日本人会社員の不幸度(を示す結果)は、国際的な職場調査のもはや定番のようなもの」と書かれています。確かに、あらゆる国際調査で「世界一不安で、不満で、不幸な日本人労働者」の実態が浮かび上がっています。

例えば、2019年12月に発表された、ワークライフバランスなどに関するランスタッド社の国際調査によると、日本人の「仕事満足度」は世界最低でした。

「満足している」の割合はトップのインドが89%に対し、日本人は42 %。アメリカ(78%)、中国(74%)、イギリス(74%)、ドイツ(71%)と比べても非常に低く、「不満足」という人の割合は21%と、インド(3%)、アメリカ(6%)などと比べても断トツに高い水準でした。

これだけ不幸ではあるものの、「仕事を変えたい」という意欲は低く、「仕事を変えようと探している」人の割合は5%。仕事満足度の高いインドが27%という高水準であったことを鑑みると、「満足しなければ、どんどんと仕事を変えていく」スタイルであるがゆえに、満足度が高いという結果に結びついていることがうかがえます。


仕事が嫌いだと感じる主な原因

仕事が嫌いだと感じる原因として代表的なのが、やりがい不足や職場の人間関係・待遇への不満です。

この3つの原因は、初職の離職理由としても多くなっています。2017年に全国の16〜29歳の男女を対象として内閣府が行ったインターネット調査の結果を交えて、仕事が嫌いだと感じる理由を詳しく見ていきましょう。

参考:特集 就労等に関する若者の意識|平成30年版子供・若者白書(全体版) – 内閣府


仕事にやりがいを感じられない

仕事が嫌いな理由としてよく挙げられるのが、やりがい不足です。達成感のある仕事ができていない状態が続くと、仕事をやらされているという意識が強くなります。

内閣府のインターネット調査によると、初職の離職理由(複数選択可)では「仕事が自分に合わなかったため」が頭1つ抜けてトップで、43.4%を占めています。離職理由の中で最も重要な理由としても、23.0%と最多でした。

好きな業務でなかったり自分の能力を生かせていなかったりするときは、やりがいを感じられないでしょう。最初は安定を求めて就職したとしても、毎日ルーティンワークばかりで意義を見出せなくなり、仕事に不満を抱いてしまうケースも珍しくありません。


職場に苦手な人がいる

ICTの発達によって、近年は人と対面で会わなくても進められる仕事も増えてきました。とはいえ、仕事において人との関わりは避けられません。同じ職場に苦手な人がいれば、たとえ仕事そのものが好きだとしても出勤するのが憂鬱だと感じるでしょう。

職場の雰囲気や環境を作るのは、主に上司です。特に上司が苦手だったり、上司からハラスメントを受けたりしている場合は、さらに状況は深刻といえるでしょう。

内閣府の調査でも、初職の離職理由(複数選択可)として「人間関係がよくなかったため」が23.7%と2番目に多くなっています。最も重要な離職理由としても、人間関係が10.0%と2番手にランクインしました。


働きに見合った報酬がない

いくらやりがいのある仕事をしていても、労働環境が悪いと仕事が嫌になるものです。残業や休日出勤が多くて長時間拘束されていると、心身の休まる時間がなく、ストレスが蓄積していきます。

さらに不必要な雑務を押し付けられたり、強制的に飲み会に参加させられるといった業務外の付き合いで自分の時間を奪われたりすると、ストレスがたまるでしょう。

長時間労働に加えて十分な給料がもらえない状況だと、より苦痛は大きくなるはずです。働きに見合った報酬がなければ、仕事への意欲がわきづらいのも無理はありません。

内閣府の調査においても、「労働時間、休日、休暇の条件がよくなかったため」「賃金がよくなかったため」がそれぞれ23.4%と20.7%で、初職の離職理由(複数選択可)として3~4番目に多くなっています。


職場嫌いは適応障害?対処法とは?


適応障害とは、ストレスによって、気分の落ち込み、意欲低下、不眠や身体症状が出現している状態で、最もよく見られる疾患の一つです。


適応障害のサインは?

「適応障害」の身体・精神症状ほか ・身体症状 全身倦怠感、不眠、頭痛、動悸、めまい、肩こり、食欲不振、ストレス性胃炎、腹痛などが表れます。 ・精神症状 意欲や集中力の低下、注意力散漫、不安、絶望感、イライラ感、神経過敏、抑うつ気分、涙もろさ、興味・喜びの喪失、マイナス思考、自責的な考え方などが表れます。


適応障害の診断チェックリスト

下記に当てはまる場合、適応障害の可能性があります。
自身がいくつ該当しているか、チェックしてみてください

  • 常に緊張していたり、落ち着かなかったりする
  • 不安を感じることが増えた
  • 食欲がなかったり、味がしなかったりする
  • 2週間以内に2kg以上の体重の増減があった
  • 憂うつな気持ちが続いている
  • 寝付けない、目が覚める等の睡眠障害がある
  • 寝ても疲れが取れない
  • 突然涙が流れる
  • 自分はダメな人間だと思う
  • めまいや立ちくらみ、動悸がある
  • 死にたいと思う


【うつ病と適応場外の違いとは?注目動画】

努力は1パーセントでいい。

的外れのことは頑張らない。

1パーセントの努力で人生が充実する方法とは?

詳細はこの記事・・・


まとめ

いろいろな要因はありますが、体調を崩してまで働く必要性はありません!

会社を退職する

これにつきます。

辞めたい理由は?

正規雇用者の退職理由ランキング

順位(割合)退職理由
1位(32.3%)会社の経営方針に不満を感じたから
2位(30.6%)給与・報酬が少なかったから
3位(29.0%)労働時間が長かっ・休暇が少なかったから
4位(24.2%)事業又は会社の将来に不安を感じたから

きっと

このランキングにあたなも該当すると思いますよ!


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