キャバクラ、ラウンジ・クラブ、スナック・・・・
様々な夜の業種があるけど、何が一番いいの?
不安なこともあるかと思います。
自分に似合った職種が見つかるか?
一度、内容を確認しましょうね。
今日も学びのスタート!
夜職の主な業種
- キャバクラ
- ラウンジ・クラブ
- ガールズバー
- コンカフェ
- スナック
- バー・パブ
夜職はどの業種でも同じようなものだろう、そんなふうにイメージされがちですが接客するスタイルはそれぞれでちがいます。どれも高時給だから短時間で稼げるだろうと思っていても、給料の相場やドリンクバックなどのインセンティブもかわってくるもの。さらに客層が異なることにより向いているタイプの特徴もまちまちです。夜職について見ていきましょう!
キャバクラ
夜職の王道ともいえるのは、やっぱりキャバクラ!キラキラした世界でインフルエンサーも多く、憧れている女の子も多いですよね♡
キャスト年齢層 | 18歳~20代後半 |
入店時の時給相場 | 2,300円~2,500円程度 |
マンツーマンで接客して、指名してもらうのがキャバクラの特徴です。指名本数や同伴回数、売上などさまざまなノルマがあります。
指名次第で時給やバックに変動があるため、収入はやや不安定になりがち。また夜職の中でも特にルックスを重視される業種です。
とはいえ収入に上限はなし!出した結果がすべて給料に反映される世界です。
「とにかく稼ぎたい」という意欲がある方はぜひチャレンジする傾向があります。
ラウンジ・クラブ
地に足をつけ、しっかり夜職するのを本業として稼いでいきたいなら、ラウンジやクラブ!
また経験者の優遇率が高いので、キャバクラからのステップアップにも◎。
キャスト年齢層 | 20代前半~30代 |
入店時の時給相場 | 1,500円~3,000円程度 |
キャバクラよりも高級感があり、落ち着いた雰囲気が魅力となるのが、ラウンジ・クラブの特徴です。最近ではラウンジとキャバクラの境目があいまいになりつつありますが、一般的な価値観では「ママ」がいるのがラウンジやクラブのイメージ。
ほかにも「担当制(自分が休みでも売上になる)」「日給制」など、キャバクラとは異なる特徴が多くあります。ママとの相性が合わないと働きにくかったり、暗黙の了解ルールが多かったりと、お店ごとの違いも多いのがラウンジ・クラブの大変さです。
しかしプロのホステスとしての流儀や接客術を身につけられる点では、夜職の中で圧勝です!夜職経験値も重要視される業種ですが、成長意欲が強い方が多い傾向。
<夜職デビューにラウンジ・クラブが向いている人>
- 目標にできるママと出会いたい
- ホステスとしての成長意欲が強い
- 派手なきれいさより品のある美しさが好き
- ハイスペックな人脈を広げていきたい
ガールズバー
キャスト年齢層 | 18歳~20代前半 |
入店時の時給相場 | 1,200円~1,500円程度 |
キャバクラやクラブよりもハードルが低く、夜職するなかでももっとも一般的な飲食店に近いポジションにあるのがガールズバーです。1対1での長時間接客はなく、連絡先の交換や同伴も必須ではありません。
立ち仕事が多く時給は低めですが、ワイワイと賑やかな雰囲気で、お客さんとは一定の距離感を保って働けるのが魅力。バックがあるかどうかはお店によって異なりますので、ガールズバーで働くときには面接時にしっかりと確認するのがポイントです!
<夜職デビューにガールズバーが向いている人>
- 接客は得意だけどキャバクラは怖い
- 同世代のキャストと一緒に働きたい
コンカフェ
キャスト年齢層 | 18歳~20代前半 |
入店時の時給相場 | 1,200円~1,500円程度 |
日中に営業しているメイド喫茶もコンカフェの一種ですが、夜職としてのコンカフェは、ガールズバーに近いです。言葉どおりコンセプトを明確にしているのがコンカフェの特徴で、アイドル系・妖精系・JK風やバニーガールまで、その種類はさまざまです。
アイドル系のコンカフェでは、チェキサービスなどを行っているお店もあります。見た目や話し方で、いかにその世界観に入り込めるかが人気を左右する業種です!
<夜職デビューにコンカフェが向いている人>
- コスプレ好き!
- 同世代のキャストと一緒に働きたい
- 地下アイドルをめざしている
- 自分のファンを作りたい
スナック
アットホームなスナックも、人気の夜職!年齢で夜職するのを諦めている方も、スナックなら働きやすいです。
キャスト年齢層 | 18歳~40代後半 |
入店時の時給相場 | 1,500円~1,800円程度 |
小さめのお店で、常連さんを中心にカジュアルな雰囲気で接客するのがスナックです。1人で複数人のテーブルを任されることもあり、幅広い視野を持った気配り力が求められます。
夜職の中ではもっとも時給相場が低く、アルバイトの場合は「基本時給」しかもらえないお店も多いです。しかし同伴や売上のノルマがないため、ストレスフリーに働けるのがスナックのメリット!
キャスト年齢層も幅広いので、学生さんから夜職未経験の主婦まで、さまざまな人にチャンスがある業種です。マイペースに夜職を始めたい方は、スナックを選んでみるといいかも♡
<夜職デビューにスナックが向いている人>
- 年上のおじさんに可愛がられることが多い
- おこづかい程度の金額が稼げればいい
- 20代後半~で夜職未経験の人
- カウンター内での雑務(皿洗い等)も苦手じゃない
バー・パブ
キャスト年齢層 | 20代~30代後半 |
入店時の時給相場 | 1,200円程度~ |
これまで紹介してきた3つの夜職とは大きく異なり、あくまでも「お酒を楽しむこと」が目的となるのがバーです。バーとパブには明確な違いとなる定義がありませんが、パブはフィリピンパブやカラオケパブなど、コンセプトを強く押し出しているお店が多いですね。
ノルマはありませんが、お客様に居心地のいい空間を提供する”さりげなさ”が求められるので、おしゃべり好き!というだけでは務まらない仕事です。カクテルや日本酒など、お酒の勉強をしたい方は、スキルを身につけながら働けますよ。
<夜職デビューにバー・パブが向いている人>
- お酒に詳しくなって資格取得も考えたい
- 夜職したいけど、男性から性的に見られたりはしたくない(バーがおすすめ)
- ポールダンスなど得意分野で稼いでいきたい
【動画で解説】
断トツで稼ぎやすいのはキャバクラ
夜職は店による違いがあるものの、やはり断トツで稼ぎやすい環境が整っているのは、キャバクラです。入店時から高額時給を保証してもらえるので、「固定客をつかむまでの期間も高収入を得られる」という安心感があります。
高額時給の保証期間内で、いかに固定客をつかめるか?がキャバクラで稼いでいくポイント!キャバクラで席につくキャストを決めるのは、店長や黒服です。
あなたの期待値が高ければ高いほど、新規フリー客を優先してもらえたり、太客のテーブルにつけてもらえたりします。キャバクラで指名客をつかんでいくためには、お客さんだけではなく、お店のスタッフとのコミュニケーションも重要ということ♪
特に新人のうちは、やる気の高さを常にアピールして、1つでも多くのチャンスを掴んでいきましょう!
キャバ嬢の憧れ「進撃のノア」をご存知でしょうか?
彼女の営業方法とは?なぜNo1になれた?
まとめ記事はこちら・・・
法律の知識・営業許可
キャバクラをはじめとした夜のお店の経営者は、風営法に定められた許可申請を行い、営業許可を取得しなければなりません。
風営法の許可申請は各都道府県の公安委員会に申請し、許可がもらえればキャバクラなどを営業できる様になります。
また、本来であれば風営法の許可を取得する必要があるにもかかわらず無許可で営業して摘発されてしまうキャバクラもしばしば見受けられます。
こうした場合には罰則の対象となり、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金が科されるため注意が必要です。
風営法の主な目的とは?
風営法は、キャバクラをはじめとした夜のお店を規制する法律で、主な目的は風俗環境の適正化と青少年の健全な育成を促すことです。
例えば、高校に進学したばかりの未成年者が「お酒は飲まないしお金もキチンと払うから!」といってキャバクラに出入りする様なシチュエーションがあるとしましょう。
もちろん、キャバクラを営業することそのものは何も悪いことではありませんが、高校生にとってはいかにも刺激が強く健全な育成を促すとは思えませんよね。
風営法は、こうした未成年者への影響を考えながら風俗営業の適切な運営体制を確保することを目指しています。
風営法の営業許可が必要となる店舗とは?
「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」には『風俗』という言葉が使われていることから、デリヘルやピンクサロンなどのいわゆる『性風俗店』を取り締まる法律ではないかとイメージする人もいます。
しかし、実際には、キャバクラやガールズバー、喫茶店、ゲームセンターなど様々なお店が風営法の規制対象となっていて、夜の仕事をする人以外にとっても身近な法律のひとつといえます!
ここからは、どの様なお店が風営法による営業許可を取得する必要があるのかそれぞれについて見ていきましょう☆
第一号営業許可: 飲食店、社交飲食店
第一号営業許可は、キャバクラやラウンジ、クラブ、ホストクラブなどの接待行為を目的としたお店を規制しています。
因みに、風営法で定める「接待行為」には以下の様な行為が該当します!
- お客さんの隣に座る
- お客さんにお酌をする
- お客さんのタバコに火を付ける
- 特定のお客さんと長時間にわたって談笑する
- お客さんと一緒にゲームで遊ぶ
- お客さんと連絡先を交換する
- お客さんと手を握るなどのスキンシップを取る
どれも夜のお店では日常的に見られる行為ばかりですよね。こうした理由からもキャバクラで働く女の子はきちんと風営法を理解する必要があります!
第一号営業許可で規制されるお店は深夜0時(地域によっては深夜1時)〜翌朝6時までは営業できないと定められており、自分の働くキャバクラは違法営業をしていないかしっかりとチェックしましょう☆
第二号営業許可: 低照度飲食店
第二号営業許可は、店内の照度が10ルクス以下のやや薄暗い雰囲気の飲食店を規制対象としています。
喫茶店やカップルカフェ、バーなどの店舗が対象とされており、暗がりの店内で淫らな行為や違法な取引が行われることを防ぐために営業許可を取得する必要があります。
因みに、10ルクス以下とは、かろうじて相手の顔を確認できる程度の暗さで、上映前の映画館やバーのカウンター席をイメージすると分かりやすいかと思います!
また、客席であっても5ルクス以下の照度に落とすことは禁止されていることも併せて覚えてくださいね。
第三号営業許可:区画席飲食店
第三号営業許可では、客席が5㎡以下に狭く区切られた業態のお店を規制対象としていて、最もイメージしやすい例としてはインターネットカフェを挙げることができます。
区画席飲食店では、キャバクラの様に女性キャストが横について接待行為をすることは考えられないものの、狭い客室では何が起きるか分かりませんよね。
いかがわしい雰囲気で営業している訳ではないということを証明し、適切な運営体制を確保するためにも風営法の営業許可を取得する必要があるという訳です!
第四号営業許可:麻雀、パチンコなどの遊技場
麻雀やパチンコなどの遊技場を営業する場合には風営法の第四号営業許可を取得する必要があります。
ここでは、「儲かるかも!」「利益を得られるかも!」といった感情を刺激させて遊戯させる施設(いわゆる、設備を設けて客に射幸心をそそる恐れのある遊戯をさせる営業)が規制対象となっています。
第四号営業許可で規制される遊技場では景品の交換が認められており、パチンコ店で余り玉をタバコやお菓子などに引き換えられるのはこのためです!
第五号営業許可:ゲームセンターなど
ゲームセンターやアミューズメントカジノなどを営業する際にも風営法の許可を取得する必要があります。
ゲームセンターは小さな子どもも気軽に利用できるため、青少年の健全な育成という観点から取り締まりの対象となっています。
第四号営業許可の対象である麻雀やパチンコなどと似ている部分もありますが、第五号営業許可で規制されるゲームセンターなどでは景品の交換が認められていないという点で違いがあります!
夜職を続けるリスク
夜職は短時間で効率よく稼げるのが魅力ですが、その分心身への負担も大きいお仕事です。
一般的には30歳前後で夜職を卒業する方が多いと言われています。
昼職で考えると30歳前後はちょうど働き盛りの年齢ですが、なぜ夜職は卒業してしまう方が多いのでしょうか。
この項目では、夜職を続けるリスクについてご紹介します。
徐々に稼げなくなる
夜職は実力主義の世界なので、人気がある方ほど高い収入を得ることができます。
人気には本人の努力はもちろんですが、年齢も大きく関係します。
夜職はどうしても若い方の方が需要が高い傾向にあるため、以前は人気があって沢山稼いでいたという方も、年を重ねるにつれて稼げなくなってしまったというケースは少なくありません。
体調を崩しやすい
たばこの煙や飲酒などが原因で、肺や肝臓を悪くしてしまう夜職の方は少なくありません。
また、昼夜逆転の生活は体の免疫機能を下げるため、病気や風邪にかかるリスクが高まります。
病みやすい
夜職は悩みの絶えないお仕事のため、精神的に疲れてしまう方が多いです。
具体的な悩みの種としては、収入の不安定さ、売上や指名数など常に数字を気にしなければならないストレス、職場の人間関係、めんどくさいお客様の対応、ネット上での誹謗中傷などが挙げられます。
カードやローンの審査が通りにくい
夜職の方は収入の不安定さや在籍確認のしにくさなどが原因で、昼職の方と比べてカードやローンの審査が難しい傾向にあります。
年齢的に昼職への転職が難しくなる
夜職から昼職への転職は、年齢を重ねると難しくなります。
特に全く昼職経験がない場合は出だしが遅いと手遅れになる可能性があるので、注意が必要です。
人間関係について
夜職は勤務時間が昼職と真逆であるため、いわゆるカレンダー通りの生活パターンの友人や恋人に合わせて予定を立てることなどが難しい場合があります。
特に恋人との関係で、時間が経つにつれて「夜職」について相手の考えが変わることもあります。
お金の使い方
夜職は、昼職と比べると1回の勤務で稼げる金額がどうしても高くなります。
それにより、大きく金銭感覚もずれてついタクシーに乗ってしまったり、コンビニで細かい無駄遣いをしてしまったりすることも考えられます。
まとめ
せっかく夜の仕事を始めたのに「こんなはずではなかった」とすぐ辞めてしまうことにならないように、仕事選びはしっかり!!
どの程度稼ぎたいか
夜の仕事で収入を増やしたいならば、どの程度稼ぎたいかを明確にしましょう。まとまった金額を稼ぎたいのか、お小遣い稼ぎ程度でいいのかなど、求める給料によって業種や選べるお店が変わってきます。
自分にできそうな仕事内容か
水商売も、水商売以外の夜の仕事でも、自分にできる仕事内容かどうかを確認することは大切です。水商売では、業種によって接客スタイルも違いますし、お店によって条件やノルマが異なります。自分に合った仕事内容を探すことが働きやすさに繋がります。
水商売以外の仕事でも詳しい業務内容を把握しておかないと、働き始めてからのミスマッチにつらい思いをすることがあります。夜勤や夜間バイトでは、終電までに帰れるかどうか、接客業か作業メインの仕事かなど、仕事選びのときに確認・調査しておくことが大切です。
どの程度の時間を夜の仕事に費やせるか
夜の仕事で働くなら、本業で働きたいのか昼の仕事と兼業にしたいのかなど、どの程度時間を割けるのか明確にしておきましょう。
水商売では、業種によって勤務時間外も同伴や営業連絡をする必要があります。副業として夜の仕事をする場合でも、出勤日ではない日もお客様との連絡のやり取りをする必要や、営業終了後のアフターに誘われたりもします。勤務時間外はどれくらい対応できるか、昼間の仕事に支障が出ないように働けるかどうか、事前に確認しておきましょう。
水商売以外の仕事では、交代制やシフト制勤務が大半です。交代勤務の場合は決められた時間を通しで働く必要がありますし、シフト制でも終電までに帰れるのか朝まで働かなければいけないのか、希望する時間帯に働けるかどうかを確認して仕事探しをしましょう。
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【この記事を書いた人の自己紹介】
<夜職デビューにキャバクラが向いている人>