実年齢より高く見られたり、低く見られたりしたことはありませんか?
肌年齢が関係しているかも?です!
見た目は、自分に自信を持たせることも事実。見た目ではないとは言いますが、他人と比べる見た目ではなく、過去の自分、理想の自分と比較して見た目を変えることは決して間違っていないと思います。
なので、肌に関する勉強をしましょう!!
肌年齢のチェック
肌の老化は、年齢とともにだれにでも起こることですが、ケアをしっかりしている人と、そうでない人では、個人差が大きいのも事実。
シミ、シワ、くすみなどが多いと、どうしても実年齢よりもふけてみられがちです。
あなたの「肌年齢」は、いくつでしょうか。チェック項目が多いほど、肌年齢を重ねているので要注意ですよ!
肌の大切な栄養素!
ビタミンA肌の生まれ変わりを促進。乾燥肌の改善にも役立つ
ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つために必要な栄養素。
肌の基礎体力をあげるために、必要不可欠な存在と言われています。肌のカサつきやシワに悩んでいる人はしっかり摂りたいですね。
ビタミンAが豊富な食材は、ほうれん草。旬を迎える冬は、おいしいのはもちろんのこと栄養価がアップ!
ほうれん草は油と一緒に摂ると吸収率が高まるので、おひたしにするよりも炒めて食べるのがおすすめ。
同じくビタミンAが豊富なバターで炒めれば、よりパワーアップ!ソテーやグラタン、スープなどにすれば、たっぷり摂ることができますよ。
食材例:にんじん、かぼちゃ、しその葉、バジル、レバー、うなぎ、乳製品など。
ビタミンCメラニン色素の生成を抑え、コラーゲンとの組み合わせで美肌度アップ!
しみ、そばかすの原因となるメラニン色素の生成をおさえる働きがあると言われているビタミンC。美肌には欠かせない栄養素としてよく知られていますよね。
ビタミンCを多く含むのがパプリカ。野菜の中でもトップクラスで、ピーマンの2倍以上ものビタミンCが含まれています。さらに加熱してもその量は減らないというのも魅力!ラタトゥイユやグリルサラダなど、彩りのよいひと皿で楽しみましょう。
ビタミンCは一度にたくさん摂っても吸収できずに排出されてしまうのでこまめに摂るのがポイントです!
実は、肌に弾力を生むコラーゲンの生成にも深く関わっていると言われています。肌のハリ、ツヤを保つためにはビタミンCとコラーゲンを合わせてしっかり取り入れましょう。
食材例:ブロッコリー、カリフラワー、レモンなどの柑橘類、キウイフルーツ、海苔など。
たんぱく質身体の細胞を作り、いきいきとした健康な肌に!
たんぱく質は、体内のあらゆる細胞を作るため、いきいきとした美肌をキープするための、とても大切な栄養素。
たんぱく質は主に肉、魚、卵などに含まれています。
過剰なダイエットは、たんぱく質不足に陥りがち。痩せてキレイになるつもりが、肌がシワシワになって老け込んだ……などとならないために要注意です!
ダイエット中の人にうれしい、高たんぱく質、低カロリーな食材としてあげられるのが豆類。
大豆が原料の納豆や豆腐・豆乳なら手軽に取り入れられますね。チーズと納豆のトーストや豆乳スープは忙しいときでもパパッと作れるのでおすすめです。
食材例:赤身(牛や豚など)の肉、鶏むね肉、鶏ささみ肉、アジ、イワシ、卵など。
お手軽美肌に一役の食品
ヨーグルト
ビタミンB群が含まれているヨーグルトは、新陳代謝を促し、肌の再生を助けてくれます。
また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌には整腸作用もあるため、便秘解消にも役立ちます。
コンビニではカロリー控えめのプレーンヨーグルトや、デザート感覚で楽しめるフルーツヨーグルト、タンパク質が豊富に含まれているギリシャヨーグルト、脂肪分を抑えた低脂肪ヨーグルトなどが手に入ります。
大豆製品(豆腐、納豆)
大豆製品にはタンパク質が多く含まれています。
またビタミンB群の働きにより、肌の新陳代謝を助けてくれます。「サラダは豆腐入りのものを選ぶ」「おにぎりではなく納豆巻きを選ぶ」などの方法で取り入れてみるとよいでしょう。
アーモンドミルク
アーモンドを原料にしたアーモンドミルクも肌荒れ改善効果が期待できます。
アーモンドには抗酸化作用*のあるビタミンEが豊富に含まれています。抗酸化作用により血行を改善し、肌の新陳代謝を促してくれますよ。
*老化・免疫低下などの原因となる「活性酸素」の発生や働きを抑えること。
野菜ジュース
厚生労働省が推奨する1日に必要な野菜の量は350gとされていますが、これだけの量の野菜を毎日摂取するのは難しいものです。
実際、日本人の平均的な野菜摂取量は295g程度で、健康的な肌づくりに欠かせないビタミンやミネラルが不足しがちです。
これらの栄養素を手軽に補うには野菜ジュースがおすすめです。どんな栄養素がどのくらい含まれているかはパッケージで確認し、栄養補助として役立ててくださいね。
コラーゲンは食べて摂っても効果があるの?
どのようにすればハリや弾力のある肌をキープすることができるのでしょうか。
ひとつは、紫外線を避けるなどして、コラーゲンや線維芽細胞のダメージを少しでも減らすこと、もうひとつは、減った分を外から補うことです。
コラーゲンを多く含む食品には、大きく分けると動物性食品と海洋性食品があります。
動物性食品とは豚足や牛スジ、鶏の皮、豚バラ肉など、海洋性食品とはウナギやクラゲ、エビ、スッポンなどです。
そのほかには、ゼラチンの入ったゼリーなどにも多く含まれます。
もっとも、こうした食品を食べたからといって、口から入ったコラーゲンがそのまま肌に届くわけではありません。
しかし、さまざまな研究の結果、食品などに含まれるコラーゲンは消化によって一度アミノ酸に分解され、肌のコラーゲンの網の目構造を保つことに役立ったり、線維芽細胞の働きを助けたりすることはわかっています。
コラーゲンの特徴
皮膚や腱・軟骨などを構成する繊維状のたんぱく質で、人体のたんぱく質全体の約30%を占める。ゼラチンの原料としても知られる。
人の皮膚・血管・じん帯・腱・軟骨などの組織を構成する繊維状のたんぱく質です。人間の場合、体内に存在するすべてのたんぱく質の約30%を占めており、そのうちの40%は皮膚に、20%は骨や軟骨に存在し、血管や内臓など全身の組織にも広く分布しています。
コラーゲンを構成するアミノ酸の生成にはビタミンCが必要なため、ビタミンCが不足するとコラーゲンの合成が出来なくなり、壊血病を引き起こします。またビタミンAもコラーゲンの再構築に関わっています。
コラーゲンを多く含む食品としては、ゼラチンのほか鶏の手羽・フカヒレ・牛すじ・鶏皮などがありますが、食物から必要なたんぱく質が摂れていれば、コラーゲンが特に不足することは通常ありません。
コラーゲンは健康食品として、皮膚の弾力を保ち関節の痛みを和らげるなどとされていますが、その有効性については十分証明されているとはいえません。皮膚に塗布する場合は、おもに保湿剤として機能することになります。
【厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより引用】
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-011.html
肌老化の原因は
肌が老化する原因は何なのでしょうか。
私たちの肌は、生まれつきの肌の性質にもよりますが、様々な要因によって老化のスピードは大きく異なります。肌が老化する原因は、主に次の3つが挙げられます。
1. 皮膚の乾燥
私たちの肌は、20歳をピークに乾燥しやすくなります。 その理由は、角質の潤いを保つ保湿成分が加齢と共に減少するためです。 角質の潤いは次の3つの物質によって保たれています。
・表皮細胞から出る「細胞間脂質」※セラミド、コレステロールなど
・皮脂腺から分泌される「皮脂」
・「天然保湿因子(NMF=ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター)」※アミノ酸など
皮膚が乾燥にさらさられると、角質層の表面は乾いてはがれやすくなり、隙間ができてしまいます。この隙間から表皮の水分は蒸発し、水分を失った表皮はさらに薄く硬くなり、その結果がシワとなるのです。
2.細胞の酸化
私たちの体の細胞は、食べ物や油、金属などと同じように酸素に触れて時間が経つと酸化し、ダメージを受けています。その原因は、体内に取り込まれた酸素が変化してできた「活性酸素」です。皮膚が酸化することで真皮のコラーゲンは硬くなり、肌の弾力は失われてしまいます。活性酸素が発生しやすくなる原因は、紫外線、喫煙、大気汚染、ストレスなどです。また、添加物や脂質が多い食事も体内に活性酸素が発生しやすくなります。
3. 皮膚の菲薄化
加齢と共に、女性ホルモンの分泌が減っていきます。その結果、肌の弾力を保っている真皮層のコラーゲンやエラスチンの量は減少し、真皮層も薄くなってきます。また、表皮細胞の機能が低下することにより、細胞分裂が減少し、表皮も薄くなってきます。皮膚が薄くなることにより皮脂を分泌する力も弱くなり、肌の柔らかさは失われ、シワやくすみ、たるみが目立つようになります。
運動による肌の老化防止!
運動習慣のある人は20~30歳の肌をキープ
この研究は、カナダのマクマスター大学のマーク ターノポルスキー教授(小児科学)らによるもの。米国医師会が主催したスポーツ医学会年次集会で発表された。
研究チームは、まずマウスによる実験を行った。マウスを2つのグループに分け、回転ホイールのあるケージと、ないケージに入れて、どのような変化が起こるかを観察した。
すると、ホイールを使い運動をしたマウスは健康で、毛もふさふさしており変色も少なかった。一方、運動をしなかったマウスの多くは肥満になり、毛が抜けたり変色が目立つようになった。
研究チームは、マウスの実験をヒントにして、次に20~84歳の男女29人を対象に、3ヵ月におよぶ実験を行った。
参加者の半数に中程度から活発な運動を週に180分以上行ってもらい、残りの半数には運動を週に60分未満に制限した。
運動の内容は、活発なウォーキングや自転車こぎなどの有酸素運動を、1回30分週に6回行うというものだった。最大心拍数の65%以上を維持するよう、運動の強度を調整した。
そして参加者の肌の違いを比較するため、紫外線の影響の少ないお尻の皮膚をサンプルとして採取し、生体組織検査を行った。
皮膚の状態は年齢によって変わっていく。高齢の参加者の多くは、研究の開始時には表皮層が厚くなっており、真皮層は薄くなっていた。
しかし、運動を続けた人は、男女ともに角質層はより健康的になり、真皮層は厚くなり、みずみずしい肌を保っていることが判明した。
効果的に運動を行っていた人では、年齢が65歳以上であっても、肌は20~30歳の人に近い状態になっていた。
一方、運動をあまりしなかった参加者は、肌の状態に変化はなかった。
65歳過ぎから運動をはじめてもアンチエイジング効果を得られる 皮膚は、「表皮層」、「真皮層」、「皮下組織」の大きく3層に分かれており、うち90%以上を真皮層が占めている。
表皮層の基底では絶えず細胞が分裂しており、新しく生まれた細胞は上へ押し上げられる。
古くなった細胞は「角質層」に押し上げられて、最後にはアカとなってはがれ落ちていく。このサイクルがスムーズであれば、肌は常に健康で、ハリのあるみずみずしい状態を保つことができる。
角質層が不健康であると、肌の透明感が失われる。また、真皮層が薄くなると、肌の弾力が失われてシワやたるみの原因となる。
運動を続けた人の肌は明らかに若返っていた。「研究結果を誇大に宣伝しているわけではないが、顕微鏡で見ると、運動習慣のある人の肌は違っていました」と、ターノポルスキー教授は言う。
最後の実験として、運動をしなかった65歳以上の被験者に運動をはじめてもらい、再び皮膚をサンプルとして採取し生体組織検査を行った。
3ヵ月後、彼らの皮膚の表皮層と真皮層ともに肌年齢が若返っていた。この実験で、老齢になってから運動を始めても、肌の若返り効果が期待できることが示された。
運動が肌の老化を食い止める仕組みは不明だが、研究者は筋肉が分泌する「マイオカイン」と呼ばれる物質が関与していると考えている。今回の研究では、運動をしたあとで「IL-15」を呼ばれるマイオカインの血中濃度が上昇していることが判明した。
女性にとって基礎化粧品やメイクアップなどに費用がかかるは悩みの種だが、「ウォーキングにはお金はかかりません。運動によって健康になるだけでなく、肌も若返ります」と、ターノポルスキー教授は述べている。
【参考:動画】
【このブログ記事を書いた人の自己紹介】
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□ 外出時に帽子をかぶったり、日傘をさすことはあまりしない
□ UVカット(紫外線防止)化粧品などは、あまり使わない
□ 日を浴びると肌が赤くなりやすい
□ エアコンのきいた室内にいることが多い
□ 肌の保湿ケアは、とくにしていない
□ 野菜はあまり好きではない
□ 胃がもたれたり、便秘がちのことがよくある
□ 就寝時間は深夜の12時より遅い
□ 入浴はシャワーだけのことが多い
□ タバコをよく吸う、またはお酒をよく飲む
□ 化粧のノリが悪いことがときどきある
□ 30歳前から顔や手にシミができた
□ 吹き出物が出やすい
□ 肌がチカチカしたり、かゆくなることがよくある
□ 笑うと目のまわりのシワが目立つ
□ 肌が少したるんだ感じがする
□ シャワー(お湯)を浴びると、からだにしみこむ感じがする
□ 洗顔してもサッパリしない