人はなぜ手柄が欲しいのか?手に入れると本当に幸せになれるのか?【手柄の魔性の罠から脱出!!】

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 どうか一度、ご覧くださいね!


RioMay
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『手柄』が欲しいのは、『お金』が欲しいと思うくらい同じ欲求だと言われます。

手柄の本質を勉強して、魔性を回避し、より豊かな人間関係を築きましょうね!

では、勉強スタート!




仕事で欲しがるものとは?



みんなが欲しがるもの、まずはお金!


その次が手柄ですかね。仕事で苦労したものであれ余計に欲しくなる


時には、手柄の方が大切にされることもありますよね。



ここで『手柄』とは、国語辞典によると

 人からほめられるような立派な働き。功績。功名。
「手柄を立てる」「大手柄」
 腕前。手並み。



あるAさんが会社の倒産危機を開発した商品で救った。が、当のAさんには、影響はなく、会社経営陣があたかも危機を回避したかのようになっている


Aさんとしては、「えっ、苦労したのは自分なのに・・・」「なぜだ~!」


となることもあります。

人は、受け取れる手柄は独占したがるもの。



『手柄』はお金と異なり納得いくシェアが難しいので、納得できる仕事をしていない同僚や上司と手柄を分け合わなくてはいけなかったり、または、手柄を丸ごと奪われたりすると、Aさんのように「なんであいつに!」と怒りが爆発するのです。


手柄』は魅力的な報酬ですが、使ったらなくなる『お金』よりも遺恨を残しやすいので要注意!



手柄が欲しいと思う理由


お金と同様、手柄にも、日本の賞罰教育が影響していると思われます。

手柄をたくさん立てた人は、立派で、優秀だと教えられ、「褒められる」と機会が増えると、人としての評価ポイントが加算されていく仕組みとなっています。


努力して褒められるようになることが美徳とされている日本教育。



『手柄』と立てることは決して悪いことではないのですが、褒賞を受け入れる優れた業績によって、困っている人を助けたり、社会貢献ができるのは素晴らしいことです。




ただ、手柄を立てるための努力と同時に、手柄を捨てる潔さやその意味を教えなければならない。それがないから、嫉妬や足の引っ張り合いを生みやすくしているのです。


とにかく他人より優位に立ちたい


ひとつ目は、とにかく他人より優位に立ちたい人です。


部下に追い越されるなんてもってのほかで、自分が常に一番じゃないと気が済まないのです。


褒められるのが大好きで、承認欲求が強すぎる傾向があります。


自分の評価を上げることに必死なので、手柄の横取りなんていう汚いやり方も平然とできてしまいます。


このタイプは手柄を横取りするだけでなく、ときに自分の失敗まで押しつけてくることもあるので要注意です。



自分に自信がない


ふたつ目は、自分に自信がない人です。


自分に特別できることがないので、他人の成果がキラキラ輝いて見えるんです。


年功序列で得ただけの地位を利用して部下の手柄を横取りしてしまう、非常にかわいそうな人です。


しかし考えを変えてみれば、それほどあなたがすごい手柄をあげられたということです。


自分よりも勤務歴が長い上司が自分の手柄にしたくなるほどうらやましい成果ですので、自信を持ってくださいね。



部下の手柄はすべて上司の手柄だと思っている


さいごは、部下の手柄はすべて上司の手柄だと思っている人です。


おそらく上司も同じように、そのまた上の上司に手柄を取られていたのでしょう。


ジャイアン的な感じであり、それが当たり前に思ってしまっている残念なタイプ。


「そういう人間にならないようにしよう」と教訓にはなりますが、これが通用してしまっている職場はパワハラなど別の問題もあるように思います。





手柄の罠に落ちないで!


学校や会社、社会全体は、「無駄な努力も意味がある!人に褒められるように努力しよう!」と間違った教えを受けているので、『手柄』はいいものだ!と思ってしまうのです。



お金と同じく『手柄」も幻想で、手柄を立てたい、褒められたいという動機で行動をしてはいけません。



手柄を持っていると芯がぶれてしまい、手柄に憧れた変な人が近寄ってきたり、意外といいことはない。



手柄など、贈り物のようになってしまった方が、周囲の人に感謝され、出会う人や集まる情報の質は上がっていきます。



得た手柄でうまく周囲に与えることで、ポジティブな円が巡るのです。



「褒められたい」欲望は邪念!


本人は向上心で頑張っているつもりでも、「褒められたい」という下心があるだけで、周りが見えなくなり、他人に迷惑をかけ、人に頼らず自分で何とかしようと頑張り続け、結果を悪い方向へ導いていくのです。



仕事をひとりでやり遂げると、褒めてもらえるという思い込みがあるため厄介です。



「褒められたい」人は、やっていること自体に意識が向いていないのか、「結果より努力が大事」に目的がすり替わってしまう。



あんだけ苦労したので、当然、「褒められる」べきだ!



しかし、結果が出ていないのは事実。そこで、「褒める」とますます、努力が称賛されるになってしまい、やっている割に結果が出ない、という周囲に迷惑を与えるのです。



「褒められたい」ということを目的にしないこと、現実と向き合い、どうすれば効率よく結果を出せるのか考え実践することで、称賛は周囲の人を与えましょう!



そうすることで、「手柄」の罠を回避できます!



まとめ


人は、受け取れる手柄は独占したがるもの。

手柄』は魅力的な報酬ですが、使ったらなくなる『お金』よりも遺恨を残しやすいので要注意!

手柄が欲しい理由は、お金と同様、日本の賞罰教育が影響している。

手柄を立てるための努力と同時に、手柄を捨てる潔さやその意味を教えなければならない。それがないから、嫉妬や足の引っ張り合いを生みやすくしている。

手柄など、贈り物のようになってしまった方が、周囲の人に感謝され、出会う人や集まる情報の質は上がっていく。


 







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