「デスターシャ」が使えなくなる?
そんな危機的な状態があったことをご存じだったでしょうか?
今日は、大人のビジネス界の事情の裏話を勉強します。
では、今日も学びのスターート!
デスターシャーとは?
デスターシャとは、横浜DeNAの選手がホームランを打った後で行うことが多いパフォーマンスです。
ホームランを打った選手がベースを回ってベンチへ帰ってきた時に、出迎えるほかの選手と一緒に、手をヒラヒラさせてから「デスターシャ」と叫びながら、こぶしを握った腕を胸の前に構えるポーズを取ります。
「デスター」はロシア語で「リスナー」の意味。
サワヤン兄弟が「シャ」を付けて、リスナーに親しみをこめて呼んだ言葉が「デスターシャ」と言います。
牧秀悟選手がホームランを打った時に見ることができますね。
牧 秀悟(まき しゅうご、1998年4月21日生、長野県中野市出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。横浜DeNAベイスターズ所属
気分がよくなる「デスターシャー」はこちら・・・
【nagayuより引用】
デスターシャー使用禁止の真相とは?
と・・・
そんなことより、本題です。
横浜DeNAベイスターズ球団の収益がピンチ!!
デスターシャの生みの親、サワヤン(SAWAYAN)から横浜DeNAベイスターズに対し、謝罪があったことをご存知でしょうか?
サワヤン(SAWAYAN)は、ウクライナ人であるトカチョフ・サワとその弟のトカチョフ・ヤンによるYouTuberグループ。
そんなサワヤン(SAWAYAN)が「デスターシャが使用できなくなる」ことに関して佐野選手、牧選手、桑原選手に事情を説明し、謝罪しております。
その動画がこちら・・・
【SAWAYAN GAMES / サワヤン ゲームズチャンネルより】
どうでした?
・・・・・なるほどですよね!
球団収益の重要性
一流の経営陣は、全てのビジネスの肝である「ヒト・モノ・カネ・情報」のうち、ヒトの重要性を人一倍理解していると言われています。
なぜヒトを重視する?
NPBの売上構成比は、
とのことで、全て「ヒト」が絡んでいることからも、いかに「ヒト」が重要である事が分かるかと思います。
ヒトの集客はまだまだ余地がある
ベイスターズが実施した神奈川県在住者を対象にした調査では
回答対象者のうち横浜ベイスターズのファンと回答したのは15%。
一方で応援しているチームが特になく、横浜スタジアムを訪れたことも、今後訪れる意向もない方は実に56%にもなった。
神奈川県の人口は900万人と恵まれた環境ではあるものの、過半数以上がベイスターズや野球に全く接点がない層。
ということで、まだまだ、ヒトを集客するチャンスがあると言われてます。
【ネットショップ担当者フォーラム 2020 セミナーレポートより一部引用】
ヒトの集客するために
横浜DeNAベイスターズは、オリジナル料理の提供やイニング間のプレゼント投げ入れ、試合中のイニング間にグラウンドでのイベント、試合勝利時の花火打ち上げなど、野球のルールを知らなくても楽しめる企画を多数用意しています。
牧集合~!!牧秀悟の影武者が・・・
【横浜DeNAベイスターズ公式チャンネルより】
2023年6/23(金)~6/25(日) 『選手プロデュースGAME』イベントの一部がこちら・・・
【横浜DeNAベイスターズ公式チャンネルより】
確かに野球のルールを知らなくても楽しめますね!
また、イベントの中でも特に大人気なのが「ハマスタバトル」。
横浜DeNAベイスターズオフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」の3人とファンがガチのリレー勝負!男性でも勝てないチアのリレーバトル等をまとめた記事はこちら・・・
さらに、横浜スタジアムの外周でオフィシャルパフォーマンスチームやマスコットによるイベントを催したり、試合がない日には早朝にグラウンドを解放し自由にキャッチボールする場所を提供したり、と、試合以外での接点づくりにも取り組んでいます。
試合開始前の横浜DeNAベイスターズオフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」のイベントはこちら・・・
【横浜全力応援ちゃんねるより】
球団収益を上げるために・・・
各球団、収益を上げるために様々な戦略を実施しています。
収益の要・ターゲットを「女性」に
女性は男性を比べて、多くの商品を買ってくれます。
ファッションや化粧品、食品など・・・ご結婚されている方の多くの方は、財務省が奥様ではないでしょうか?(/ω\)
オリックスブルーウェーブ「オリ姫」
オリックスブルーウェーブを応援している若い女性のファンのことを、別名「オリ姫」と呼びますが、これは、オリックスブルーウェーブのコアなマーケティング戦略が実を結んだ結果です。
女性の個人選手を応援する心理を上手く利用しながら、レプリカグッズなどの購買意欲を掻き立てる戦略によって、見事若い女性を中心としたファンを獲得することに成功しました。
オリ姫やオリックスバファローズのイベント取り組みに関する詳細記事はこちら・・・
広島カープ「カープ女子」
広島カープのファンには若い女性が多いと評判を集めています。
この広島カープの若い女性ファンのことを「カープ女子」と呼びますが、そのカープ女子が急激に増えた要因として「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島(通称ズムスタ)」によってプロ野球の観戦方法を若い女性のニーズに合わせたことが挙げられます。
このように、ターゲットを絞ってマーケティングを展開することで、大きな影響を与えることができると言えます。
「顧客層」を「ファン化」にする
「ファン化」とは、既存の顧客を、よりエンゲージメント(つながりの度合い)の高い顧客=ファンに育てることです。
一般的な顧客とファンの大きな違いとして、ファンは「応援者」であるということが挙げられます。
一般的な顧客は、商品を「使っているだけ」であり、より安く、よりスペックの高い商品があれば、そちらに移行する可能性があります。
しかし、ファンはその商品を「愛好」し「応援」しているため、ほかに良い商品があったとしても移行せず、長くその商品を使い続ける可能性が高いのです。
顧客が「ファン化」すると、具体的には以下のようなメリットが得られるのですね!
リピート購入をしてくれる
商品やサービスをリピートして利用する人が増えれば、企業側は売上の予測が立ちやすく、事業の安定性が増します。また、新規顧客への販売コストは、既存顧客への販売コストより5倍かかると言われており(1:5の法則)、リピート購入を増やすことは、新規の営業や新商品開発にかかるコストの削減にもなります。
口コミで商品の良い評価を広めてくれる
ファンは口コミやSNSで商品やサービスの情報を発信してくれることがよくあります。人間には、自分が良いと強く感じたものについて「紹介したい、誰かに話したい」という心理があるのです。一方で、「友人のような近い関係の人からの口コミは信頼できる」と考えている人も多くいます。個人の口コミがSNSによって広く拡散する今、ひとりのファンから高く評価されることは、多くの新たなファンをつくる可能性を持っています。
購入単価の向上が期待できる
特定の商品のファンになると、同じブランドの商品や、関連するほかの商品の情報にも関心を持ちやすくなります。それまで手にすることがなかった高単価な商品に注目したり、購入したりする確率が高まります。
スペック競争、価格競争から脱却できる
その商品を愛好し、応援しているファンは、スペックや価格の多少の変動には左右されにくい傾向があります。そのため、根強いファン層を持つ商品やブランドは、競合との細かいスペック競争やシビアな価格競争に巻き込まれるリスクが比較的低くなります。
新しいビジネスを目指す横浜DeNAベイスターズ球団の目指すところは・・・。
詳細はこの記事!
まとめ
プロ野球であろうと、私たちの仕事にせよ、やっぱり「ヒト」を重要視しなければ、お金、幸せ、人生の満足感を得られないって言うことですね!
こうやって、野球ファンとしての視点だけでなく、球団運営側の視点に立つことも、きっと新しい発見があると思いますし、知れば、私たちの仕事にも役立ちますね!
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