こんにちは~。子育てと仕事を両立している2児の母、RioMayです!
このブログでは、様々なテーマ により読者の皆様が
「豊かな人生」を過ごせるように真実の種を植えています。
読者の皆さん、いつも愛読、ありがとうございます。
皆さんのお役に立てていれば、幸いです。
さーて、今回のテーマは・・・・
今回のテーマ
『「失業率はどうやって計算するの?」』
日本の失業率は、〇%前後というニュースを見たことはありませんか?
毎月発表され、景気の指標にもなっているこの数字ですが、失業率の実態はもしかして・・・もっと大きいはずでは?
と思っておられる読者の皆様のために今回は、失業率の計算に関するテーマにしました。
この計算を知っているだけでも、失業者とは誰のことを言うのか、数字のマジック?など分かりますよ!
失業率の計算
「失業率」はこうして計算する
「失業率」の計算もとになる「失業者」とは・・・
「ハローワーク(公共職業安定所)で職探しをしている人」と思っていませんか?
実は・・・・・
そうではないんですよ!
失業率は、次のように計算しています。
総務省の調査員が毎月、全国約4万世帯の役10万人を対象に家庭訪問して調査票を配布し、記入してもらって回収します。
この結果、15歳以上の人口について、まず非労働力人口と労働力人口に分類するのですね。
「非労働力人口」とは・・・
学生や専業主婦、高齢者、病人など、働けない人や働く気がない人のこと。
これに対して「労働力人口」とは・・・
「働きたい」と思っていて、実際に働ける人のことです。
この「労働力人口」を、さらに就業者か完全失業者かに分類するのですね。
「就業者」とは、調査した日の前月の月末1週間に、一時間でも働いた人。
家業を手伝っている人は、たとえ給料をもらっていなくても、就業者に入るのですよ。
一方「完全失業者」は、仕事がなく、仕事を探していて、仕事があればすぐに働ける人のこと。
この「完全失業者」の人数を労働人口で割って100をかけたものが「完全失業率」となるのです。
完全失業者÷労働力人口×100=完全失業率
この数字を総務省が毎月発表しています。
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/gaiyou.pdf
【総務省統計局】
実態より低く出る失業率
この失業率は、実態より低く出ると言われているのです。
今の計算方法でわかるように、調査をした日の前月の最終週に一時間でも働いていると、失業者には入らないのですよ。
たまたまこの時は、臨時の仕事があったという人は、失業者には入らない訳です。
また職探しをあきらめると、「仕事を探している人」ではなくなるので、失業者ではなくなるのですよ。
総務省が過去に発表したデータによると、「仕事を探していない」という「非労働力人口」に入っている人でも、「過去一年間に求職活動した人」が46万人もいることがわかったようです。
これだけの人が仕事探しをあきらめ、統計的には失業者ではなくなったのですね。
男性の失業率が高くなると女性も高くなる
失業者がいったん上昇を始めると、勢いが加速する傾向があります。
たとえば、一家の大黒柱として働いてきた父親が失業したとしましょう。
それまで専業主婦だった母親は、あわてて職探しをはじめたとたん、母親も失業者の仲間入り。
のんびりと親に養ってもらって遊んでいた息子も、親の様子を見て仕事を探し始めたら、ここで3人目の失業者の誕生になるのですね。
つまり一家の大黒柱だった男性一人が失業して、それまで働いていなかった家族も仕事を探し始めると、その家族までもが失業者になるのです。
では、働いたり働かなかったりしてるフリーターは、失業者に入るのか、入れないのか?
この場合、月末の一週間に一時間でも働いていれば「就業者」つまり仕事のある人ということになるの。
けれども働く気がなければ「非労働力人口」になるので、そもそも失業者ではない、ということになるのですよ。
働く意欲を活かす雇用環境整備を
求職者1人あたりの求人数(有効求人倍率)は2020年前半のコロナウイルス感染拡大の影響により、2020年5月は、1.20倍、完全失業率2.9%、完全失業者197万人と増加傾向にあります。
1999年に完全失業率5.0%を超え、有効求人倍率も0.5倍前後の時代もあった日本、この時代は、iモード、写メールが流行、銀行の不良債権で経営難などでした。
今の2020年と比べて個人が働くのは、企業という風習があったので、当然、働く意識がある人が多く、このような数値になったのですね。
しかし、今は、ネット社会となり、若いうちに企業して稼いで、投資等により不労所得して優雅に人生を過ごす人や実際にYoutubeやブログなどを始めたりして、個人で稼いでいる方もいるのです。
失業された方も、少し考え方を変えればまだまだ未知の可能性や仕事があるということですね。
失業者の多くは、企業績の悪化によるリストラや希望退職!
多くの人は、まさか自分が・・・と思っています。
会社が倒産する仕組みを知っておけば、次の就職先が未来が明るい企業なのかを判断することが可能ですよ!
会社が倒産する仕組みの詳細な記事はこちら!
もっと知りたい
統計に関して詳しく知りたい方は、
【統計局ホームページ】
2020年に世界中で流行したコロナウイルスにより、失業者が増加!
この現実を知っていただきたく、参考動画を張り付けておきます。
今後の人生のご参考に!
まとめ
職探しをあきらめると、失業者はなくなるので統計に表れませんが、失業率の背景にはもっと深刻な事態が起きています。
【ポイント】
・失業率は、実態よりも低く出る。
・大黒柱の失業は、失業率を上げる。
・フリーターは、失業者とは限らない。
社会生活で表に出ている数値は、実際の数値とイコールではないのよ。数値を低く見積もるような錯覚の数値を出しているんですね。
身近な税金や銀行取引なんかも数値のマジックが潜んでいるので、このテーマをきっかけにそのタネを探して見てね!
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【このブログ記事を書いた人の自己紹介】
【完全失業率の計算】
完全失業者÷労働力人口×100=完全失業率