ブログのスキルを上げる最善の自己投資の最善の方法は、やはり新聞を読むことではないでしょうか?
今を知ることは、仕事でも私生活の会話のネタとして大切。
情報を知ること、文脈構成を理解するには新聞が身近で学びやすいです。
そんな新聞の魅力を話しますね!
日本での新聞のはじまり
日本における最初の新聞は「英字新聞」で、居留外国人の間で読まれていました。1862年(文久2年)には、日本語の新聞「官板バタビヤ新聞」が発行されました。これは、ジャワで発行されていたオランダ語の雑誌を幕府が和訳した冊子でした。和紙に木活字印刷された単行本で、現在のような新聞とはかなり違っていました。
日本人によって作られた国内ニュース中心の新聞が登場するのは、慶応末期の1868年(明治元年)でした。
新聞記事の特徴
新聞記事には六つの要素が含まれており、それを5W1Hと呼びます。いつ(WHEN)、どこで(WHERE)、だれが(WHO)、何を(WHAT)、なぜ(WHY)、どのように(HOW)――がそろっていれば、過不足のない記事といえます。
もうひとつの新聞記事の特徴は、「逆三角形」で作られていることです。一般の文章は「起承転結」といった具合に経緯をたどって結論を最後に書くことが多いのですが、新聞記事はまっ先に結論を書き、その後に説明を加えていきます。的確にニュースのポイントを読者に伝えることができるだけでなく、記事を短くする場合も後ろから削っていけば重要な結論を落とさずにすみます。
新聞の用字用語
新聞で使われる用字用語は教科書と異なります。漢字について、教科書は地名や人名などの固有名詞を除き「常用漢字表」の2,136字しか使っていません。
新聞も「常用漢字表」にない文字は使わないことを原則として、中学生でも読めるように、やさしい言葉づかいを心がけています。
新聞の場合、使えない漢字を含む言葉は次のように書き換えます。
- 常用漢字による「書き換え」(例:諒解→了解)
- 漢語全体の「仮名書き」(例:懺悔→ざんげ)
- 漢語の一部を仮名書きにする「交ぜ書き」(例:円錐形→円すい形)
- 別の言葉に置き換える「言い換え」(例:軋轢→摩擦、いざこざ、不和、あつれき)
常用漢字以外に新聞界独自の判断で使っている文字もありますが、数字にすぎません。
送り仮名は、教科書と新聞との間でうまく一致しています。外国の地名・人名や外来語の表記については、教科書が「ヴァ」(例:ヴァイオリン)を使うのに対し、新聞は従来通り「バ」(例:バイオリン)という違いがあります。
句点( 。)とカギ括弧(「 」)の使い方も異なります。教科書では、句点のマルを打ってからカギを閉じている(例:「おはようございます。」)のに、新聞はマルを使いません。
新聞を構成している主な面
■1面(総合) | 1面は新聞の顔。さまざまな分野をこえて、その日の新聞でもっとも大きなニュースがのっています。 |
■社会面 | 事件・事故から町の話題まで幅広い種類の記事がのっています。 |
■経済面 | 会社やお金の動きなど経済活動を伝えます。 |
■国際面 | 海外で今、何が起こっているのかを伝えます。 |
■暮らし・文化面 | 料理から医療・福祉など暮らしに関係することや芸術や文化に関係することを伝えます。 |
■スポーツ面 | 野球やサッカー、柔道、スケートなどスポーツ全般。 |
■地域面 | より地域に密着したニュースを伝えます。 |
このほかにも、社説や投稿欄のある解説のページや特集面などがあります。
新聞を読むメリット
メリット1.取引先や顧客との会話が弾む!共通の話題作りに最適
お客様との何気ない会話の中で、最近起こった事件や政治の話になることもあるでしょう。そうしたときに、まったく返答ができないのと、スラスラと受け答えできるのとでは随分印象が変わります。
共通の話題を持てるということは大きなメリット。営業職や販売職のように多様な年齢の方と付き合う必要のある職種では、共通の話題を見つけることはそう簡単なことではありません。そんなときに、新聞で得た情報が生きてくるようです。
メリット2.取引先の人事異動や訃報を知れる
企業の規模によっては、人事異動が新聞に掲載されます。営業などの職種の場合、取引先の人員配置は仕事に大きくかかわること。「ご栄転おめでとうございます」など、挨拶するためにも、また社長や役員などに訃報があった際、お悔やみを伝えるためにも役立つようです。
メリット3.上司との関係作りにも!話題のネタにできる
社外の方とはもちろん、上司や部下との社内コミュニケーションを円滑にすることにも、新聞は活用できる。
メリット4.興味のない分野にも目が行く!仕事のヒントにつながる
ネットの場合、簡単にニュースのジャンルを絞ることができるため、どうしても自分が興味のある分野のニュースばかり見てしまいがちです。新聞なら関心のないニュースでも目に入りやすいため、前述したような「意識せずとも多岐にわたった情報収集ができる」ことがメリット。
メリット5.市場の状況を知る!景気を把握するツール
他社の動向や市場の動きといった社会もしくは業界全体の流れを知るために活用できる。
特に景気に左右されやすい飲食店や小売店で働かれている方には、世間のニュースを幅広く知れる。
ネットニュースの落とし穴
みなさん、ネットを「見る」だけでなく「読む」ということをしていますか。
多くの方は、情報入手として、ネット6、テレビ3、新聞1くらいの割合ではないでしょうか。
ネットニュースは伝達が迅速ですぐに確認できるのが最大のメリット。
しかし、「ネットでニュースを見る」とは言いますが、スクロールして「一瞥している」ことはありませんか。
「ネットニュースを見ているから新聞なんて読まなくてもいいよ」と考えている人の多くは、スマホでヤフーホームページに記載の「トピックス」の見出しを見て読んだ気分になっている。
「芸能界激震!●●逮捕へ」の見出しがあれば、「あっ、あの有名人が逮捕された」という内容で満足し、経緯や関係などを詳細は分からないことはありませんか。
ネットニュースは、情報量が多いですが、使っている方がクリックないしタップをしないと次の詳細な画面に行かないデメリットがあります。
それに追い打ちをかけ、次から次へと情報が出てくるの詳細を見ることがない。
結局、浅い内容しか知りえないことになるので、ネットニュースの落とし穴に、はまらないようにしようね。
紙の新聞購読の魅力
抜群の一覧性
電子版との最も大きな違いは、やはりその一覧性です。
印刷サイズが非常に大きく、パッとみてどんな話題があるのか、その話題の面積の大きさでどの程度重要なのか、一瞬でわかります。
広告が参考になる
3面くらいまでは、紙面の下の方はベストセラーや新刊の広告が結構載っています。こんなものがあるんだ、と全体を見ることがメリットですね。
折込チラシが入る
折込チラシには、いつも行くスーパーやドラッグストアのクーポンが入ることもあり、ネットでは探しきれなかったものに気付かせてくれます。
テレビ欄が見られる
チェックしていなかった番組の発見があることも。
PCの画面だと、その情報収集効率が何故か下がるんですよね。やはり画面の大きさ(一覧性)と見出し文の違いでしょうか。
デジタル新聞のメリット
ゴミがでない
新聞を読み終えると回収日まで、玄関にしばらく置かなくてはならず、場合によっては子どもが散らかすことでゴミに変身することがない。
新聞を郵便受けに行く手間がない
雪が極寒の時は、嫌ですよね。それをしなくてよくなります。
検索機能を使って見たい記事を探せる
気になる記事を探すにはデジタルが最強。検索キーワードで探す時間を削減できます。
かさ張らず、荷物にならないので外出時が楽
外出先で新聞を読みたいときに荷物にならず、どこでも手軽に新聞を読むことができます。
●やっぱりデジタル新聞の一番のメリットは、やはりゴミが出ないことだと思いますね。
まとめ
近年新聞は、人気が下降気味ですが、新聞の魅力を知っていただけましたでしょうか!
まとめると・・・
いつ(WHEN)、どこで(WHERE)、だれが(WHO)、何を(WHAT)、なぜ(WHY)、どのように(HOW)が書かれており、仕事や日常生活の会話でも役立つ。
新聞を読むことをきっかけに探す、考える、読む、調べる、使うなどの応用力に役立つ。
新聞を読むことで、社会、政治、経済、国際、スポーツ、暮らし・文化、地域の多くの分野を知ることができる。
何より新聞の購読代(朝刊月額約4,000円)以上に自分投資として大きなメリットがある。
『参考:大手新聞社ホームページ』
【読売新聞】https://434381.yomiuri.co.jp/index.html
【産経新聞】https://reader.sankei.co.jp/reader/east/
【朝日新聞】https://33.asahi.com/apply/w/order/
【毎日新聞】https://www.mainichi.co.jp/koudoku/order/
【日本経済新聞】https://regist.nikkei.com/support/
おまけ・・・
読み終えた新聞を収納箱として有効に活用
【このブログ記事を書いた人の自己紹介】