美味しいケーキバイキング!いくつ食べると得をするのか?【食べ過ぎには注意!】

お金の底力
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このブログは、日常に潜む魅力を発信する雑記ぶろぐです。読者の皆さんに分かりやすく伝わってしまう内容です。(笑)
 私の思いをまとめるなら『考え方を変えることで、一人ひとりの人生は絶対に豊かになる。』 この一言です。頑張って記事を書いています。
 どうか一度、ご覧くださいね!

 

RioMay
RioMay

「ケーキ食べ放題」の言葉は特に女性にとっては嬉しいことですよね!
この食べ放題!お店が赤字になったりしていないのかしら?
と疑問を持った方もいると思います!
今日は、ケーキバイキングのカラクリを勉強しましょうね!


いきなりですが・・・クイズです!

ケーキバイキングは何個食べると元が取れるのでしょうか?



この答え方は、あらゆる賭けを生む計算に対応可能です!



ケーキバイキング1,500円

・数多くの種類のケーキを好きなだけお召し上がりください。

・コーヒー1杯付、制限時間は2時間!


通常メニューは・・・
ケーキ1個:400円
コーヒー1杯:350円


これを見たとき、お客さんはこう考えると思います。


お客さん
お客さん

普通にコーヒーとケーキを単品で頼んだ場合と、バイキングを選んだ場合と、どちらが得かな?
バイキング料金の1,500円の元を取るには、ケーキを何個食べればいいのだろう?



仮にケーキ3個とコーヒー1杯を注文した場合・・・


料金は1,550円(400円×3個+350円×1杯)


となると、ケーキを3個以上食べるのであれば、お客さんは、バイキングを選択した方がお得になります。



お客さん
お客さん

ケーキを3つ以上食べるから、バイキングの方が得だね!
4個は食べられそうだから、間違いなくバイキングが得だな!



次にお店側の視点で見てみましょう!



お客さんがバイキングで食べるケーキが何個以内なら、お店は得をするのでしょうか?



少し頭を使ってみますね。


まず普通にコーヒー1杯とケーキ1個だけを注文した場合のお店の利益を考えてみましょう。


400円(ケーキ1個)+350円(コーヒー1杯)=750円(売上)


ケーキとコーヒーの原価率(変動費率)は、各30%とします。
*変動費率・・・商品売り上げに対してのコーヒー豆やケーキの材料の原価をしめる割合のこと


価格から原価を引いた数字がお店の粗利です。


〇コーヒー1杯+ケーキ1個のお店の粗利の求め方


売上高750円・・・変動費225円(原材料費などが30%)粗利525円


つまり、お客さんがバイキングを選んだときに、お客さん1人あたりに期待できる粗利が525円を下回ると、お店は損をすることに・・・


お客さん
お客さん

お店が最低限、「お客さん1人あたり525円の粗利」をキープするには、お客はバイキングで何個まで食べてもお店は大丈夫なの?



結論・・・7個以内ならセ~フ!


お客さんの目線では「3個以上」だったので2倍以上です!


食べるケーキを「A」として、計算すると・・・
1,500円-(400円×30%×A+350円×30%)>525円

A=7.25

〇数式
★ケーキが7個の場合
1,500円-(400円×30%×7+350円×30%)=555円>525円
*利益が出る

★ケーキが8個の場合
1,500円-(400円×30%×8+350円×30%)=435円<525円

*赤字



つまり8個以上のケーキを食べる人が現れると、1人あたりの標準粗利である525円を下回り、お店は損をします。





しかし、現実的には8個以上を食べる人が少数派であれば、トータルで儲けは十分に確保できます!



また、お客さんにとってそのお店のバイキングが魅力的で、集客効果があるなら、お店の利益を押し上げてくれます。(現実的には、人件費や廃棄費用などを加味して計算する!)



お店では「ケーキバイキングのお客さん1人にあたりのケーキの注文が7個以下までならお客さんに食べられても得!」と思っているところがポイントです。

お客さんが割安感を得ているほどには、お店は損をしていません。きちんと利益を得ているのですよ!



両者ともに、満足感を得ている「いい関係」であることに注目しましょうね!




「損」と「得」をどこで見極めるか?


ある美容院の「1回5,000円のカラーリングを1万7,000円で半年間無制限でお客さんに提供する」サービスも、同じ儲けのカラクリですよ!



お客さんにしてみれば、4回行けば得ですが、店側にしてみれば、カラーリング材などの原料代の比率(変動比率)が30%以下であれば、半年で10回来店しても、儲けがでます



お客さんはカラーリングのために、お店に月1回通うとしても、半年で6回がいいところ。
十分に元は取れます。



カラーリング目的のお客さんが、カラーが無料だからと来店して、ついでにカット(5,000円)やパーマ(6,000円)をオーダーするという+αの利益が生み出される可能性が高いのです!



そして半年間は、他の美容院に浮気されないリピート効果も期待できるのですね!



RioMay
RioMay

このように、「時間と数量と利益の関係」を見直して、提供のシステムを変えることで・・・・


1:お客さんが喜ぶ
2:お店が儲かる
3:自分の給与とやりがいが高まる


の三方良しの新サービスを見だせます!





ドリンクバーの儲けのカラクリ


お客さん
お客さん

ファミレスのドリンクバーは、儲かっているの?


皆さんは、ファミリーレストランのドリンクバーを注文した経験がありますか?


単品で300円前後、食事とセットだと200円前後の価格で、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクなど、数種類のドリンクが飲み放題になる。




お店は、こんな夢みたいなサービスを利益を得ているのか・・・
気になりますよね?



1杯あたりの変動費(原材料代などの原価)が15円程度。



ドリンクバーが300円として、1人で20杯以上飲むことがない限り・・・



赤字になりません!




お客さんも「20杯飲まなきゃ、元が取れない」なんてことは、いちいち考えていません。
ファミリーレストランのドリンクバーは・・・
・友人と語らう場
・勉強の場
・仕事の打ち合わせや資料づくり
・読書スペース
として利用しているのであって、ドリンクを味わいつくそうとは思っていないからです。




お店の心配は・・・


「たくさん飲まれたら損をする」ではなく、「長居されたら損をする」ということ!
なぜなら、変動費(原材料代など)以上に、その責を占領される家賃コストのほうが痛いからです




もし、食事を注文しないドリンクバーだけのお客さんでお店が満席だと、もっといろいろと注文してくれる他のお客さんを入れられません。
その「機会損失」がお店の利益を損なってしまうのです!


たまに・・・



「当店は勉強のご利用をお断りしています」


なんて張り紙がしてあるのは、その理由からです。





ドリンクバーがあるお店は・・・

①たくさんのお客に来てもらう


②お客さんの回転率を高める(つまり早く帰ってもらう)


ことが両立できたときに儲けが生まれます。


そして飲み放題とはいえ、食後に1~2杯飲むだけのお客さんもいるので、


③客単価が増えて、利益も増える


効果も期待できます。



これらの3つのことを考えて、利益が出ると判断して、ドリンクバーを導入しているのですね!



まとめると・・・


このように、ケーキバイキングやファミリーレストランなど身近な例から、「儲けのカラクリ」を見出すことができます。


知恵を使えばもっと稼げることができます!



お金に好かれる人は、こうして日常生活から貪欲に、お金を呼ぶアイデアを見ていて、自分の仕事に活かそうと考えているのです!


【メリット】

お客さんA
お客さんA

ドリンクバーがあるから入ろうよ!

  👇 
お客さんの数が増える
  👇  

お客さんB
お客さんB

ついでに、デザートも食べようかな!

  👇
利益増える




【リスク】

居座る男
居座る男

ドリンクバーだけにして、他の品は注文はしない!
ここで勉強するのが一番いいんだぜ!


居座る女
居座る女

ドリンクバーがお得!
このまま、夕方までママ友会を続けるわよ!


この人たちが「300円のドリンクバー」でねばって帰らない
  👇 

おじいちゃん
おじいちゃん

孫に好きなものをご馳走しようと思って、孫の家族と来たけど・・・
満席じゃし、他の店にしよう・・・


おばさん
おばさん

近所の友達と豪華な食事会をしたかったけど・・・
時間も限られているし、このお店はやめよう!


  👇 
「1,300円のセットや2,000円の牛肉ステーキ」を頼む(かもしれない)お客さんから注文を取ることができない・・・
  👇 
利益が減る



お店が満席でも、注文内容によっては利益を生まないものであれば損をする!

②安くする一方で、他の商品を買って儲けを得ている

③食べ放題・飲み放題で元を取るのはほぼ不可能!

④価格ではなく原価を見ると得か損かが分かる!





食べ放題・・・ついつい、食べてしまい・・・


ダイエットしないと・・・



そんな時も安心です!



ダイエットや食事の基礎知識を知れば、食べ放題も怖くない!



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