愚か者の税金?【絶対買うな!宝くじの裏事情】本当に儲かっているのは誰?

お金の底力
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このブログは、日常に潜む魅力を発信する雑記ぶろぐです。読者の皆さんに分かりやすく伝わってしまう内容です。(笑)
 私の思いをまとめるなら『考え方を変えることで、一人ひとりの人生は絶対に豊かになる。』 この一言です。頑張って記事を書いています。
 どうか一度、ご覧くださいね!

並んでも買ってしまう宝くじ!

きっと当たる、当選番号を確認してワクワクする。


そんな夢の宝くじの裏事情を勉強しますね。


決して宝くじを否定するものではありあません。


現実を知る、そのうえで楽しむのが大切ですよ。


では、勉強のスターート!


東京都の人口でたった一人が当たる確率

1枚300円の宝くじの当選確率は、1000万分の1です。年間に雷に打たれて死亡する人の確率とほぼ同じか、あるいは東京都の人口約1,300万人でたった1人が当選するほどしか当たりません。

買えば買うほど・・・貧乏になるのが必至


認知バイアスが自分も当たるんだと思わせる

宝くじのCMでこんな気持ちになったりしませんか?

まずは、CMをご覧ください!


きっとこう思ったのでは?

Aさん
Aさん

宝くじ買うぞ~!当たったらどうしようかな!

Bさん
Bさん

夢がある宝くじ。買わないと当たらない。ボーナスで買うわ。

Cさん
Cさん

高額当選者がいるんだし、自分もそうなるぞ。よし買いに行こう。


と思ったのであれば、危険信号!「認知バイアス」にかかっています。

バイアスとは・・・偏り、偏見、傾き、傾向のことをいいます。

「認知バイアス」とは社会心理でいうところの「誤った選択・不合理な選択」のことです。


人は無意識のうちに、何らかの認知バイアスに陥るため、当たらない宝くじなのに、ついつい買ってしまいます。

また人は、未来に対してネガティブに考えるとストレスなので、ポジティブに考えてしまいがちだからです。

まさに、「自分だけは当たるかもしれない」というバイアスがはたらきます。


認知バイアスの種類

感情バイアス

他人には当たらないが、自分だけは運よく当たるかもしれないと考え、当たった時を想像してワクワクする。

確率バイアス

「高額当選者の7割は、10年以上買い続けた人」など都市伝説を信じ、買わなければ絶対当たらないと思う。

正常性バイアス

2016年の宝くじ1億円以上の当選者は552人で15時間ごとに億万長者が生まれ、1000万円台当選者は3571人なので、2.4時間ごとに1人の千万長者誕生ペースと聞くと、宝くじを買う行動は正しいことに思える。

喪失不安バイアス

何年も宝くじを買い続けてきたので、途中でやめると過去の努力と資金が無駄になると思い、やめられない。

集団協調性バイアス

多くの人が売り場に並んでいるのを見ると、自分も仲間になることでチャンスが舞い込むように思える。

正当化バイアス

自分にツキがあると思うと他人の分まで買ってあげたくなり、ない時はツキのある人に買ってもらいたくなる。

アンカーバイアス

自分より、運がないはずと信じていた人が当選したといった話を聞くと、自分もチャンスがあると思う。


宝くじの実態

財団法人日本宝くじ協会のウェブサイトによれば、宝くじの還元率は45.7%となっています(編集部注:執筆当時の還元率です。2021年度は46.2%)。

つまり販売総額に占める賞金の割合が45.7%だということです。

14.2%が印刷経費や販売手数料などの事務費用に、40.1%が公共事業などに使われています。

宝くじは、お金が増えるどころか、買った瞬間に価値が半減する可能性のある、いわば寄付なのです。

それならば直接寄付をすればいいだけのこと。

寄付をする相手も選べるし、「寄付をした」と思えば気分も良いものです。


宝くじの還元率はぼったくり

日本で認められているギャンブルの還元率は公営競技(競馬、競輪、オートレース、競艇)が約75%、宝くじが約45%、サッカーくじが約50%、パチンコが約85%です。つまりギャンブルは、続ければ続けるほど負けるのです。

しかも、宝くじは45%、サッカーくじは50%です。競馬や競輪、パチンコよりも低いのです。


【動画で理解する「リベ大より引用」】


収益金の活用内容

宝くじの売上金額は、このように振り分けられています。


令和3年の販売実績額8133億円から当せん金と経費を引くと、残るのは38.9%にあたる3165億円です。
 
残りの3165億円のうち、117億円(全体の1.4%)が社会貢献広報費に使われ、3048億円(全体の37.5%)が公共事業として使われています。

販売実績額8,133億円(令和3年度)
37.5%(3,048億円)収益金として発売元である全国都道府県及び20指定都市へ納められ、公共事業等に使われます。 
1.4%(117億円)社会貢献広報費 
14.9%(1,210億円)印刷経費、売りさばき手数料など
46.2%(3,758億円)当せん金として当せん者に支払われます。

【「宝くじ公式サイト」より引用】

【宝くじ公式サイト】
インターネットや宝くじ売り場で購入できる宝くじの最新情報をご紹介します。【宝くじ公式サイト】では、ジャンボ宝くじ等の普通くじ・スクラッチ・ロト7・ロト6・ミニロト・ビンゴ5・ナンバーズ4・ナンバーズ3・着せかえクーちゃん・クイックワンといっ...


まとめ

宝くじは買わない!その理由は・・・


宝くじを買わない理由1.そもそも当選確率が低いからお金のムダ

ジャンボ宝くじの当選確率は1000万分の1。
「東京ドームの収容人数を4万5000人だとすると、東京ドーム約222個にひしめき合う人の中から1人が選ばれるのと同じ確率」です。


宝くじを買わない理由2.胴元が確実に儲かるシステムになっていて割にあわない

宝くじの還元率は約47%と他のギャンブルと比較すると非常に低く、買った人はなかなか儲かりにくいシステムと言えます。


宝くじを買わない理由3.時間のムダ

宝くじの発売をチェックする時間、買いにいく時間、並ぶ時間、ロトやナンバーズなどで数字を選ぶ時間を考えたとき、いったいどういう投資的意義があるでしょうか。


宝くじを買わない理由4.宝くじでお金持ちになる夢は見ない

宝くじを買う行為を指して「夢を買うものだから、ゲームみたいなもの。当選確率とかはどうでもいい」と言われることもあります。

しかしこれは、そんなことでしか夢を見る方法がないという、典型的なお金を稼げない人の発想力。


厳しいまとめですが、現実の確率を統計が示しています。
詳細はこの記事・・・



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