20歳から時間が過ぎるのが早いよ!【なぜ、1年が短く感じるのか?ジャネーの法則が関係?】

生活の秘密知識
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このブログは、日常に潜む魅力を発信する雑記ぶろぐです。読者の皆さんに分かりやすく伝わってしまう内容です。(笑)
 私の思いをまとめるなら『考え方を変えることで、一人ひとりの人生は絶対に豊かになる。』 この一言です。頑張って記事を書いています。
 どうか一度、ご覧くださいね!


「休み時間なんて、あっという間なのに…小学生のころは、凄かったな…」と、年齢による時間感覚の違いについてつぶやいたツイートが共感を集めていました。



大人になった今、ちょっとスマホを触っているだけで15分くらいあっという間に経ってしまうのに、小学生のころは同じ時間で、校庭まで出かけてドッジボールをしていたんですよね…。



大人になるとなぜこんなに時間を短く感じるようになるのか・・・。
そんな疑問について勉強しましょうね!



こんな出来事はありませんか?


時間の感覚にはいろんな要因がかかわっています。


大人になって、時間がとても短く感じるような気がしています。
なぜでしょうか。


「体験される時間の長さ(心的時間)」は複数の要因によって長くなったり短くなったりします。
大人が子どものころよりも時間を短く感じていると考えられる要因としては、下記のようなものがあげられます。



身体の代謝
心的な時間の長さの知覚の基礎にある「心的時計」のペースが、代謝と対応して早くなったり遅くなったりすると考えられています。
子どものころの方が代謝が激しく、加齢に従って低下しますが、それに従い「心的時計」の進み方もゆっくりになると考えられています。
「心的時計」がゆっくり進むと、実際の時間よりも心的時間が短く感じられることになります。



体験される出来事の数
物理的には同じ長さの時間であっても、より多くの出来事が認識された期間の方が長く感じられます。
子どものころは、いろんな事柄が新鮮で、一つ一つの出来事を体験し、記憶に留めやすいですが、成長するに従って、複数の出来事をひとまとめの出来事として認識しやすくなります。
それは認識される出来事の数が減り、心的時間を短くする効果があります。




繰り返し
繰り返しやルーチン化された出来事、作業は、その間の時間を短く感じさせる効果があります。
大人の方がいろんな事柄を繰り返し体験するので、心的時間も短くなると考えられています。



時間経過に注意を向ける回数
時間経過に注意を向ける回数が多いほど、その間の時間は長く感じられるようになります。
子どものころの方が、経験も少ないので、時計を気にしたり、いろんなことを待ち遠しく感じたり、時間経過に注意を向ける回数が多くなる傾向が強く、そのことが感じられる時間を長くする可能性が考えられています。



体験される空間の大きさ
人間は自分の身体の大きさを物差しにして空間の大きさを評価します。
他方、大きな空間で過ごす時間ほど長く感じられる傾向があります。
同じ空間にいても、身体の小さな子どもの方が大人よりも長い時間を感じやすいと考えられます。



ほかにもいくつかありますが、説明が簡単なものだけあげておきました。




特にどの要因の効果が大きいということもわかっていません。





時間の長さを判断するその都度の状況によって、各要因の効果の強さは変わるのですね!





ジャネーの法則とは?


19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則で、「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」という現象を、心理学的に説明したもの、との事です。(Wikipediaより) 


ジャネーの法則を分かりやすく説明!


ジャネーの法則によると、時間の経過の早さは、年齢に比例して加速するとのことです。

例えば、同じ一年間でも


1歳のときの一年は、全人生の1/1

2歳のときの一年は、全人生の1/2

5歳のときの一年は、全人生の1/5

50歳のときの一年は、全人生の1/50


と、このように年を取るごとに人間が体感する一年は相対的に短くなります。



例えば、50歳の人間にとって一年の長さはたった人生の50分の1ほどですが、5歳の人間にとっては5分の1と、5歳にとっては1年が全人生の中で大きな比重となっています。


つまり、50歳の人にとっての10年間は、5歳の人にとっての一年間にあたり、5歳の人にとっての一日は、50歳の人にとっての10日にあたることとなります。



365(一年)×24(一日)×1/50=175.2時間(50歳の体感一年)

365(一年)×24(一日)×1/5=1752時間(5歳の体感一年)

175.2時間×10年間=1,752時間

1,752時間×1年間=1,752時間


この説によると




人生の折り返し地点が100歳を基準にすると20歳、



80歳を基準にするとなんと10歳になるそうです!!




あなたに残された人生はあとどれくらい


20歳で人生の7割がすでに終わっているとは、かなり衝撃的な結果ですよね。



他の年齢でも同様の計算をしてみると次のような結果になります。

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10歳の時点で人生の折り返しを迎え、働き盛りの50歳ではすでに人生の9割を終えようとしていることが分かります。(あくまで蓄積体感時間においてです)




新鮮味がなくなる(すでに経験済みの事が多くなる)


子どもの頃はまだ知らないことが多く、毎日のように新しい経験や発見がある。


しかし、大人になってしまえば知り尽くしてしまうものが多く、そのような新しいものに出会えるチャンスは少なくなります。


人は未経験のものをやっているときは、それが強く意識に残り時間が長く感じるもので、慣れてしまえばそれによって時間の長さも気にならなくなり、早く感じるようになります。



結果的に、


子どもの頃は新しいことが多いので時間が長く感じる


ようになり、


大人になれば新鮮味のあるものに接する機会が少なくなり、時間があっという間


に過ぎ去ってしまうのです。



同じことを繰り返すことが多くなるから


大人になると


新鮮味がなくなるだけではなく、同じことを繰り返す頻度も多く


なります。


仕事に行っては帰っての繰り返しが続くでしょう。


毎日新しいものに触れることができる人など少ないです。


人は慣れてしまうことで、時間を早く感じるようになります。


大人になると新鮮味が少なくなるだけではなく、同じことを繰り返す頻度も多くなり、それによってさらに時間の経過が早くなるのでしょう。


いわゆるマンネリ化というやつです。

以上のような理由で大人になると時間が過ぎるのを早く感じるようになります。


基本的には体感時間が短くなるということが主な理由です。

それに新鮮味が少なくなることや、マンネリ化によってもさらに時間が経過するのを早く感じるようになります。




新しい刺激や発見を体験することが大切


脳みそは、新しい情報が入るとそれを処理して記憶として定着させる作業をします。


この情報処理をしている時間が多いと、時間が長く感じられるんです。


なので、

新しい体験、新しい知識など『初体験』というのは感覚的時間を長くするのに非常に良いこと


なのです。



例えば、1日の中で、午前中に誰かに会って、午後はスポーツして汗を流して夕方にはまた別の人と食事をして、夜は映画を観に行く・・・というようなスケジュールでいると1日の時間が長く感じられるんです。

脳みそはこの体験を処理するためにフル稼働するからです


まとめ


時間が早く感じるようになるのは、マンネリ化しているからで、新しいことに挑戦すれば、時間の経過は遅く感じられるようです。



時間は、24時間と平等。




結果的に自分の人生にとってプラスになるのであれば、時間が早く過ぎようが遅く過ぎようが問題ありません。



時間を有効活用することが何より大切ですね!



時間を効率よく使う時間家計簿をご存知でしょうか?


1日は24時間、その中で時間家計簿をつけると、意外と無駄にしている行為が分かります。



是非、参考にご覧くださいね!



【補足】

なぜ大人になると1年が短く感じるのか?



漫画でリアルに紹介!


【フェルミン研究所より】



【このブログ記事を書いた人の自己紹介】


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