子育てをする中で、「もーこの子本当に大丈夫かしら?」と心配することもあるママさん、パパさんもおられるのではないでしょうか?
今回のテーマは、信じることが子育てに影響するという私の体験を話します。
もともと、私は大学で「ピグマリオン効果」というものを知っていました。
人は思い込みで、行動が変わるという事実があります。
読者の皆さん、自分はできる・・・
子育てもうまくいくんだ・・・
この「ピグマリオン効果」について説明するので、現役のママさん、パパさんは、ぜひ子育てに、それ以外の人は人材育成にも応用ができるので実践してみてくださいね!
今回のテーマ
『重要!「うちの子はできる」と思う事』👭
基本を学びましょう!
ハーバード大学の心理学者、ローゼンタール氏とヤブソン氏が実施した実験結果に『ピグマリオン効果』というのがあります!🧐
『ピグマリオン効果』とは
子どもたちに知能テストを実施したローゼンタール氏らは、子どもたちの担任の先生に、「この子どもたちが将来、学力が大きく伸びる子どもたちです!」と何人かの名前を挙げました!😄
けど、名前を挙げられた子どもたちは別に成績が良かったわけではなく、ローゼンタール氏らが、無作為に選んだ子どもたちだったのです!
数か月後、他の子どもたちに比べ、学力が飛躍的に伸びていた
という驚きの効果が・・・
つまり、「子どもは伸びる」と先生に思われた子どもたちの学力が実際に伸びたことになるのですね。😲
担任の先生は、名前が挙がった子どもたちに、無意識のうちに相応の指導方法をとったのだろうが、ローゼンタール氏らの言葉を鵜呑みにし、期待を持って接したことで、無作為に選ばれた子どもたちは、本当に学力を伸ばしてしまったのです!😄😄😄
これが『ピグマリオン効果』なのです!
●子どもの教育に言い換えると
まず親が子どもの可能性に確信を持ち、「この子は伸びる」と思って接すれば、そうでない子どもに比べて大きく伸びることになるんですよ!🙎♀️
「こいつはダメ」「頭も性格も悪い」など考えてしまうと逆ピグマリオン効果で、学力が伸びず、性格もねじ曲がった大人に成長してしまうかもしれないので気を付けてくださいね!🙋♀️
ピグマリオン効果を上手く使う
◎義務教育、受験という過酷なマラソンレースの中では、
「この子はダメじゃないか」「お兄ちゃんより成績が悪い」「このままでは将来が」
といった不安からネガティブになりやすいのです!😫😫😫
だから・・・
「そのうち伸びるだろう」
「お兄ちゃんよい成績は悪いが工作が得意だ」
などと一貫してプラス思考が以心伝心、子どもにも伝わり、
好結果が出しやすいのよね!😉😉
子どもの接し方のチェック
①子どもの人格を否定する叱り方はしない
「本当にダメな子だ」「あなたはできない子」などは厳禁!
勉強しない子どもに圧迫感をを与える叱り方は避けるの!
「何だこの成績は」から「よく頑張った、ここができたなら、
ここもできるよ!」に変えるですよ!😄
②友達や兄弟姉妹と比較するのはやめる
「〇〇ちゃんは、勉強できるのよ」などと言われるのは、
子どもにとって屈辱。憎しみの対象が親ではなく友達、
兄弟姉妹にまで広がるので絶対にしないでね。😀
③プラス思考で子どもを見つめる
「うちの子はダメだ」と思ってしまうと、一挙手一投足が腹立たしくなってきたりするものなのです!😫😫
やんちゃな子は「活発な子」と思い、時間にルーズな子は「自分のペースで周囲に惑わされなずに生きていけるかも」と思うの!
何事も表裏一体で考えるのですよ!😉😉
④結果だけでなくプロセスや内容を具体的にほめるの
「成績が伸びたのは予習、復習とやったからよ」
「今度の作文は、〇〇が楽しいことが書かれているね、
また〇〇へ行こうね」など何が良かったのかを細かく
ほめると子どもの喜びは倍増するのです!💪💪💪
⑤叱りたいとき、親自身がひと呼吸置く
こどもの態度に腹が立ったら、深呼吸するなり、
ひと呼吸置くことですよ!
冷静になれば、子どもを叱る言葉遣いが、
こんな風にコントロールできるようになるのです!😄😄😄
「いつまで歯磨きしているの」👉「歯磨きしたら早くお休み」
「朝寝坊するなって何回言わすの」👉「早く寝ると早く起きられるよ」
「どうして片づけないの」👉「一緒に片づけくれたら助かるな」
などと言ってみて!
結果は、良くなるよ!🧐
反対意見を知る
ピグマリオン効果には、「効果がある」と考えている学者ばかりではなく、のちに再実験したものから「再現性がない」として、各所から批判を浴びている面もあります。
再実験で失敗した理由の1つとして、「期待とは何か」が明らかにされていなかった点が挙げられるでしょう。
そもそも、期待とは、期待する側の主体が大いに関与するため、期待する側の考え方によって変化するものです。
例えば、「相手の主体性を下に得意なところが伸びるように」と促すのも期待ですし、「大手の企業に就職してほしい」など、一方的に理想とする理想像を押しつけることも一種の「期待」です。
もし、後者のような期待を相手に向けた場合・・・
本人が望んでいないことであれば、無理やり押しつけることになり、「同じ期待」であっても、ピグマリオン効果とは逆の結果を生み出してしまう可能性
があります。
ピグマリオン効果を有効活用するポイント
- 相手が自主性を持って行動することに対して、肯定的な関心を持つ
- 結果をあせらずに答えが出るまで見守る
- 答えが出ないことに対してイラつくのではなく、内容がよく伝わっていない可能性などを考え、わかりやすく伝えるようにする
- 答えを出すプロセスでヒントを出し、うまく行かなかったときは、正確なフィードバックを与える
- 要所要所で褒める
スターバックスが有名になったのもイメージ!
スターバックスコーヒーを世界的なコーヒーチェーンに育てた、ハワード・シュルツさんもまた、非常に優れたセルフイメージを備えていたそうです。
シュルツさんは貧しい家庭に生まれました。共同経営者と力を合わせ、やっとの思いで小さな喫茶店を始めたのが、スターバックスコーヒーの始まりです。
彼はそんな恵まれない境遇にも関わらず、大きな夢を抱いていました。
今では誰もが知っている、あのスターバックスのマークが描かれた、プラスチック製のカップが完成した時、彼はこんなことを口にしたそうです。
「僕には、世界中の人々がこのカップを手にして街を歩いている姿が、ありありと目に浮かぶ」
共同経営者は、シュルツさんの発言を、夢のような話だと笑いました。
しかし、シュルツさんがこの時、アメリカに50の店舗を出すのが夢だと語ったならば、未来はどうなったでしょうか。
きっと、アメリカに50の店舗を出すことはできたとしても、世界中の人々に愛される、現在のスターバックスになることはできなかったに違いありません。
彼の抱いた大きな夢が、現在のスターバックスの姿を現実にしたのです。
読者さんの中には、『ピグマリオン効果』の心理的な話は分かったが、それだけでは・・・
子どもがゲームに夢中でどうすることもできない!
そんな悩みがある方は・・・こちら!
まとめ
私は、子育てをするには、色々な実験データを活用するのもお子さんの成長に良い影響を与えると思います。
現に、子は親の姿を見て育つといわれるとおり、ママさん、パパさんの教育がそのまま子どもに伝わります。
この伝わりを証明したのが「ピグマリオン効果」です。
ピグマリオン効果は、親自身の考え方を変えることで、子どもに絶大な効果がでる。👨👩👧👧
これは、実験結果らも明らかです。
また、子どもには個性や得意、不得意があるので、親が求める成果まで数か月から数年の期間を要することがあるのは理解してくださいね!
ママさん、パパさんへ。
私は、お子さんが必ず大きな花を咲かせると信じています!😄😄😄
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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