余計な一言だな!あの人は、なんで一言多いのかしら?
などと不満に思うことはありませんか?言葉には、気分を良くしたり、悪くしたりする不思議な力があります!
今日は、「一言」をテーマを勉強しますね!
言葉の恐ろしさをまず自覚しよう
肉体は傷が見えますが、言葉によって付けられた心の傷は目には見えませんよね。
しかし、言葉によって傷つけられた心の傷は肉体の傷よりも私たちを苦しませることがあります。
仏教には語殺という言葉があります。
言葉はそれだけ相手を深く傷つけるものであることをまず自覚することが大切なのです。
私たちは欲や怒り、愚痴などの煩悩の塊。
欲はあれが欲しい、これが欲しい、認められたい、よく思われたいという心です。
欲が妨げられて自分の思い通りにならないと出てくるのが怒りの心です。
カッと頭に血が上ると冷静な判断ができなくなってしまう。
愚痴はねたみ、そねみ、うらみの心で、相手の才能や美貌、金や財産、名誉や地位をねたみ、そねみ、相手の不幸をよろこぶ心になってしまう・・・。
こんな心一杯の私たちが口を開けば、どんな言葉が出てくるのか。
「他人の悪口か自分の自慢話ばかり」
私たちが不用意に発する言葉の恐ろしさを意識すると「何であんなことを言ってしまったのか」と悔やむことも減ってくるのです。
口は災いのもと
「口は災いのもと」と言いますが、ここで意味を確認しておきましょうね!
読み方:くちはわざわいのもと
別表記:口は禍のもと、口は災いの元、口は禍のもと
不要な発言が思いがけない災いを招くこと「口は禍のもと」、「口は災いの門」などとも言う。
とのことです!!
不要とは、KY(空気が読めない)一言ですね!
気を付けないと・・・(苦笑)
意識してに発する一言
言いたいことを言わないと気が済まない
相手と意見が合わないときや、相手の話を不快に感じたときなど、自分が感じたことをズバッと口にしないと気が済まない性格が原因となるパターン。
自分は周りからどう思われようと構わないと思っているため、その場の空気などお構いなし。おかげで場の空気が悪くなったり、対人関係が気まずくなったり…。言った本人は言いたいことを言ってすっきりしている様子でも、周りにいる人たちにとっては迷惑この上ない存在と言えます。
笑いをとりたくてしょうがない
つねに面白いことを考えていて、相手の話を聞きながらも笑いがとれそうと思うとすかさず余計な一言をはさんでくる。頭の回転が早く、自分に注目が集まらないと気が済まないことが原因。
みんなが笑える(その場を和ませる)一言であれば問題ありませんが、ブラックジョークや人の失敗談やコンプレックスをつくなど、笑いをとるためには手段を選ばないケースが多いので要注意です。
上から目線で相手の上に立とうとする
相手よりも自分のほうが優れていると思い込んでいて、つねに上から目線で相手の上に立とうとする性格が原因。
人のがんばりやその成果についても素直に認めたがらないといった特徴があり、たとえば、同僚の企画が通り上司から褒められたときなども、「おめでとう」に続けて「まぁ自分ならもっといい企画が出せるけどね」と最後に嫌味を言ってしまうといったこともあります。
無意識に発してしまう一言
会話の「間」を埋めようとして言った一言で失敗
会話は相手がいて成立するものですから、相手によって会話が弾んだり、沈黙が続いたり…。あまり親しくない人の場合、会話が途切れたときの「間」は、なんとも気まずい雰囲気になりますよね。その間を埋めようと無理に会話をつなごうとした結果、心にもないことを言ってしまったり、浅はかな知識を露呈してしまったり…。
これは、相手のためにも何か話さなくてはいけないという日本人ならではの“気遣い”が招く失敗と言えます。
常識がない・世間知らず・無神経
はじめてお会いする人たちと会話をするときは、話しかける側からあいさつや簡単な自己紹介をしてからというのが、社会人としてのマナーです。こういった場面で、いきなり馴れ馴れしく話しかけてくる人に対しては、不快に思う人も少なくありません。
こういったタイプの人は、相手が触れてほしくないデリケートな話題にも躊躇せず、余計な一言(それ以上)を言ってしまいがちです。
言い訳を取り繕って、裏目裏目に
何気なく言った一言で相手を不快にさせ、「そういうわけではなくて…」とフォローのつもりが、さらに相手を怒らせてしまう結果に…。こんな経験に身に覚えのある人もいるのではないでしょうか。
自分が伝えたいことは、必ずしもその通りに相手に伝わらないことがあるため、誤解を招くような一言は避けたほうが無難と言えます。
相手を不快な気持ちにさせる余計な一言とは
相手から言われて嫌だなと感じる一言を、もしかしたら自分でも気づかないうちに相手に言ってしまってはいませんか。ここでは、「えっ、それNG?」という些細な一言から、嫌われ上司のお決まりの一言まで、相手を不快にさせる一言を見ていきましょう。
「だから言ったのに」
何か相談ごとを受けていた相手につい言ってしまいがちな一言。本当に相手の身を案じている場合はともかく、それほど思ってくれていない人から言われると「あなたには言われたくない」と思われてしまいます。「ほら言わんこっちゃない」と失敗をあざ笑うような一言は論外です。
「でも…」「まっ いいや」
話の最後にこう言われると、まだ何か不満があることを相手に気づかせてしまいます。言いかけてやめるぐらいなら、はじめから言わないようにしましょう。
「どうせヒマでしょ?」
友人を飲み会などに誘うときに、つい言ってしまった人も多いのでは。親しい間柄なら特に問題ないと思いますが、上司が部下に残業を頼むときなどに言ってしまったら大問題です。
「言いたくないんだけど」
だったら言わなければいいのにと思う一言です。言いたくないんだけど“あなたのことを思っているから言う”のであれば、ネチネチとした言い方ではなくハッキリとアドバイスを送ってほしいものですね。
「わかってる?まったく…」
仕事の流れを部下に説明するときなど、部下から反応がないとつい言ってしまう一言。これに「最近の若いやつは…」と続いたら、あなたは社内で距離を置きたいと思われている可能性があります。
「できて当たり前」
部下の企画書に目を通したあなた、がんばった部下についこんな一言を言ってしまっていませんか。あなたならできて当たり前と、部下を見たうえでの発言ならともかく、せっかく苦労して仕上げた企画書ですから、素直にがんばりを認めてあげたいものです。
「太った?」「痩せた?」
相手の外見についての一言は要注意です。太ったことは自分が重々わかっていますから、あらためて人から言われると気持ちのいいものではありません。また、いい意味で「痩せた?」という人がいますが、中には痩せたいと思っていない人もいますので、外見に関する一言は控えたほうが無難です。
「背が高い」「鼻が高い」
言う側として褒め言葉のつもりでも、相手にとってはそのことをコンプレックスに感じているケースも。周りからも散々言われているため、本人にとってはもう相当うんざりしていることでしょう。
「大丈夫?」
疲れているように見える相手を気づかってかけた一言が、まさか余計な一言になるなんて…。実際に相手が疲れている場合、疲れを見せないようにしていたつもりなのに「大丈夫?」と言われたことで余計につらさを感じることがあります。また、仕事上で「大丈夫?」と言われると、自分は信頼されていないのでは?と思わせてしまう恐れがあります。
「がんばれ!」
相手を応援するときにかける言葉で、何も問題ないように思いますが、実際にがんばっている人に「がんばれ!」と言うと、自分としては精一杯がんばっているつもりなのにこれ以上何をがんばれというのだ、と相手をうんざりさせてしまうことにもなりかねません。
避けたい接続詞(イメージを半減させる一言)
人を励ますシンプルな8つの言葉
1、どうしたの?大丈夫?
苦しいときは、「私を気にかけてくれている人がいる」と分かっただけで、気持ちが楽になります。
2、つらかったね。大変だったね
こっちの気持ちを汲み取ってくれたと思うだけで、うれしくなります。
3、今まで、がんばってきたんだね
「がんばる」には、「がんばってね(未来)」「がんばってるね(現在)」「がんばったね(過去)」「がんばってきたんだね(長い視点での過去)」の4つがあります。悩んでいる人は長い間、がんばってきました。「今まで、がんばってきたんだね」というねぎらいの言葉を、かけてあげたいと思うのです。
4、大丈夫だよ/心配ないさ
知人が仕事で悩んだとき、メンターに相談したら、いつも最後にこの一言を言われたそうです。「何の根拠もないのに、この一言が私を支えてくれました」と言っていました。
5、いつもそばにいるよ
本当に悩んでいるときは……孤独です。どんなに美しい言葉よりも、この一言で、救われるような気がします。
6、いつでも話聞くよ/いつでも話してね
苦しいとき、本音はなかなか言えないもの。だからこそ、本音が言える人が一人でもいるとうれしいですよね。
7、大切なことの相談相手に選んでくれてありがとう
もし、大切な人から相談されたら、ぜひ、この言葉をかけてあげてください。本当に困っている相談ほど、信頼できる人にしかできないものです。
8、明日はきっとよくなるよ
落ち込んでしまうのは、「これからもずーっと同じ状況が続くんじゃないか」と思ってしまうから。それならば、本当にそうなるかは分からないけれど、明日への架け橋となる言葉をかけてあげたいと思うのです。
相手を成長させる魔法とは?
人が育たない。
このように嘆く管理職は多いです。
それは、ある失敗をしているからです。
部下や後輩から仕事についての質問があると思います。
そんなとき、すぐアドバイスをするのはNGです。
その時の対応は、先程の悩み相談と同じく、聴くことを中心にすることで、人を育てることができます。
こう言うのです。
「そうだなあ…君は、どうすればいいと思うの?」
このように問えば、相手はまた自分の考えを語りだすでしょう。
もし間違っていても、いったんは、それに「とってもいい考えだね」「なるほどね」と賛同してください。
次に、「自分だったら、こうするかなあ。どう思う?」と尋ねます。
このような伝え方なら、押し付けがましさがありません。
部下のやる気に火をつけて、自発的な部下に成長させていきます。
簡単にアドバイスをすることは、人の成長を妨げます。
人の自発的な行動を引き出して、成長させるためにも、聞き方と質問を駆使していきましょうね!
【余計な一言に対する対処法】
まとめ
一言、何かを言ってやりたりたい・・・その気持ちは誰でもあります。
大切なのは、その場の「感情」任せに一言を発することで、相手や自分に対してどのような人間関係の価値を与えてしまうのか、そこを意識しながら言葉を発することが大切ですよ!
「口は災いのもと」とは、余計な一言を発すると巡りに巡って、自分に戻ってくる、そう考えると、良いことを発するれば、それも自分に戻ってくるということですね!
前向きな一言は、気にせずにどんどん使いましょう!!
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ものの
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