子育て中のママさん、パパさんで、子どもの反抗期に悩んでいる方も多いのではないかと思います。
今回は、子どもの反抗期に関して勉強しましょうね!
反抗期の発言・・・
うっせぇわ
こんな感じでしょうか?
そんな感じで子どもたちは反抗期があるのですね!
この記事は、反抗期について勉強します!
反抗期とは何?
精神発達の家庭で成熟に先立ち,他人の指示に抵抗を示したり他人との社会的交渉を退けたりして拒否的態度や行動を示す期間をさします。
幼児期に親の指示に反抗したり強情を張ったりする時期を第1次反抗期と呼びます。
青年期の初めないしそれに先立ってふさぎ込んだり,また人に逆らって乱暴したりする時期を第2次反抗期と呼びます。
第1次反抗期
第1次反抗期に見られる特徴的な行動は?
①すぐに手が出てしまう
自分の思い通りににならないと、母親を叩いてきたり、近くにあるものを投げる行動にでることもあります。
人前でもお構いなく、叩いてくるのは、第一次反抗期に見られる行動です。
②ものを投げる
おもちゃや置いてあるものを投げつけて、自分に気を引こうとします。
③赤ちゃん返り
2歳から3歳ぐらいは、弟や妹ができる時期です。
母親がそちらの方に手をかけていると、自分もかまって欲しいと思い、赤ちゃん返りを起こします。
対策方法
時間に余裕を持つ
一人前に行動するにもかかわらず、着替えがなかなか進まない、いつまでたっても裸で走り回っている…、などということはしょっちゅうです。
親がイライラ=時間に余裕がない=心に余裕がない場合がほとんどでしょう。
何事においても早め早めの行動をすると、そのイライラは解消されます。
朝などは、少し早めに起こすだけでも違います。
そして、「この時計の針が、6を指して6時になったらご飯だから、それまでに着替えようね」などと、お約束をしてみましょう。
言い聞かせ方を変えてみる
親の「○○しなさい!」に対して、「ヤダ!」
「今日は、この服を着なさい」に対して、「ヤダ~!!」など、
命令口調で言うと、反抗期真っ只中の子供から出てくる言葉は「ヤダ!」しかありません。
そこで、言い方を変えてみましょう。
「○○ちゃん、○○してくれない?」
「今日は、この服とこの服どっちがいいかな?」
命令口調ではなく、依頼形にしたり、選択肢から選ばせたりしてみましょう。
絵本で伝える
依頼形で言ってもダメなときはどうしたらいいでしょう。
そんな時は、絵本を使うのが結構おすすめです。
絵本は、どの子も大好きですし、あっという間にその世界に引き込まれていきます。
「ほらほら、あの絵本で、○○ちゃんがあんなこと言っていたでしょ! あれは、悲しいよね!」など、特に乱暴な言葉遣いをしたときは効果的です。
子供からも「うん!うん!そうだよね!」なんて、言葉も返ってきます。
子供の主張に耳を傾ける
子供と向かい合い、目を合わせ、話を聞いてあげることで、「お母さんは、僕(私)の話を聴いてくれているんだ」と、うれしくなってきます。
耳は傾けているけど、目は合わせないというのは、子供からすると、自分が中心でないという気持ちにさせてしまいます。
子供が、よく「お母さん、こっち見て!」と言いますが、それは、そういう気持ちから言っているのだと思います。
子供が親の愛情を感じるときの1つに、親の話を聴く姿勢もあるんだと感じます。
少し離れてみる
子供の態度にどうしようもないくらいのイライラが募ったときは、少しその場から離れてみるのも1つの方法です。
わずかな時間でよいので、子供と距離を置いて深呼吸をし、心を落ち着けるのです。
パパや両親に子供をまかせて気分転換をすることも、時には必要です。
美容院に行ったり、ショッピングをしたり、カフェや散歩などでストレスを発散しましょう。
第2次反抗期
小学校高学年~中学生にかけての第2次反抗期
親に批判的なことを言ったり、反抗的な態度をとったり……。高学年にもなると口も達者になるので、どう対応すればよいのかオロオロしてしまう親もいるでしょう。でも反抗期は、子どもが精神的に自立するために大切な過程です。
こんな叱り方はNG!
■気分で叱る
親に一貫性がないと子どもの信頼をなくします。
■いつまでもしつこい小言
細かいことは気にしない。ただし、やってはいけないことをしたときは、しっかり簡潔に叱ること。
■親がビクビクしながら叱る
子どもの機嫌をうかがいながら叱らない。
対策方法
少し距離を置いて見守る
「今日は学校で何をしたの?」「友達とのトラブルはない?」など、子供に関する様々なことが気になって手助けしたいと思うのは、親として当たり前のこと。しかし、自立したいと思っている第二次反抗期の子供に対して過剰に干渉すると、余計に迷惑がられてしまいます。
子供が本当に助けを必要としているときはすぐさま助ける心構えで、まずは子供の好きなようにさせてみましょう。そうやって少し距離を置き、少しずつ子離れするのも、親として大切な役目の一つです。
一人の大人として扱う
中学生や高校生になったとはいえ、親から見てみればまだまだ子供。しかし、その考えのまま「まだ子供なんだから●●するには早い」「子供が大人に口答えしちゃダメ」と、第二次反抗期の子供を子供扱いすると、余計に反抗心を駆り立ててしまいます。
まずは、子供を「一人の大人」と思って接するようにしてみましょう。そうすることで、頭ごなしに叱ることが減り、子供の意見もより真剣に聞こうと思えるようになります。
子供も自分の意思を親が尊重してくれていると感じれば、それだけで気持ちが落ち着き、反抗心がおさまることがありますよ。
子供の意見をいつでも聞く姿勢を見せる
暴言を吐いたり暴力をふるったりして反抗している子供でも、心のどこかでは自分の気持ちを親に理解してほしいと思っています。
子供が何か言いたげな様子を見せたら、やっていることをすぐに止め、聞く姿勢を見せましょう。
そうすることで、子供が「どんな些細な悩みでも親は聞いてくれる」と思うようになり、親に様々な思いを打ち明けてくれるようになります。
さらにそこで親が共感すると、子供の気持ちはずいぶん楽になり、反抗的な態度をとることも少なくなっていくでしょう。
【このブログ記事を書いた人の自己紹介】
前記のとおり子供の反抗期は、2回あります。
1回目は、幼児期にやってきます。ほとんどの子供は、2歳~4歳のあいだに「第1次反抗期」がおとずれます。
「魔の2歳児」=「terrible two」と世界共通で呼ばれるのも、この第1次反抗期のことです。
いわゆる「思春期」といわれる反抗期は、男の子は約11~14歳から、女の子は約9~12歳からからはじまります。これが「第2次反抗期」です。