上司の悩み!部下の理想になっているかな?【原因自分論でハラスメントを防止】

活躍できる仕事術
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このブログは、日常に潜む魅力を発信する雑記ぶろぐです。読者の皆さんに分かりやすく伝わってしまう内容です。(笑)
 私の思いをまとめるなら『考え方を変えることで、一人ひとりの人生は絶対に豊かになる。』 この一言です。頑張って記事を書いています。
 どうか一度、ご覧くださいね!

RioMay
RioMay

会社で上司になったことで、今まで気にしていなかった部下との絆!一人では仕事の量が限られ、どうしても部下の力が必要となりますよね!
そんな部下の理想となるための勉強、そして、優秀な部下を集めるのが本当に強いチームになるのか?
一度、真剣に勉強して明日から実践しましょうね!


理想の上司像の条件は?


理想の上司像の条件は“たった3つ”なのだそうです。

たった3つ”です!

  • 責任感:頼りがいがある、部下を守ってくれる、フォローをしてくれる、など
  • 部下をよく見てくれている:話をよく聞いてくれる、褒めるのがうまい、など
  • 包容力:感情的にならない、しっかり面倒をみてくれる、大らか、など

ご自分の理想像と比較して、いかがでしょうか?


上司の役割


1.リーダーはなぜ人を育てるのか?


なぜ人を育てることがリーダーの仕事なのか? このことについて著者は、シンプルにリーダー自身のためです。

チームの存在意義はメンバーとともに目標を達成することにあり、そのためにはメンバーの成長が不可欠。そしてメンバーの成長は、目標達成のための必須条件。
だからこそ、リーダーはメンバーを育てることが必要だというわけです。

また、成長するメンバーと仕事を続けると、どんどん仕事を肩代わりしてくれるようになり、負担が減って「楽」になるというメリットもあるとか。
すると、そういう人と仕事することは「楽しい」という気持ちも生まれるといいます。



2.「文句」と「意見」を区別する



リーダーに持ち込まれる相談をシンプルに分類すると、「文句」と「意見」に分かれます。
しかし、「文句」と「意見」は似て非なるもの。
過去に由来する前者は次につながるものがなにもありませんが、後者は新しい価値を生み出すことができます。

そこで、「意見」を言ってきたメンバーの相談にのるときには、どうすればそれが叶えられるか、何が足りないのかを一緒に考えることが大切。
それが、メンバーの成長を促すからです。

一方、「文句」を言ってきたメンバーには、視点を未来に移すためのガイドをするべき。
彼らの多くは「今、自分はこんなに苦しんでいる」「出された数字を実現できない」などの悩みを抱えているもの。そんなときは、期待をかけているメンバーにはあえて少し突き放し気味に対応し、まだキャリアの浅いメンバーには「あなたに期待するのは、文句を言うことではなく、意見をすること」と丁寧にガイドするのですよ。

3.自分の価値観で考えない



キャリアの積み方は、時代によって異なるもの。大切なのは、リーダーになった自分の成功体験が、必ずしもメンバーにとって有効であるとは限らないということです。自分と同じ道をたどらせることはメンバー育成ではなく、価値観の押し売りです。

転職を何度か経験した著者は、「一つの価値観・成功体験に過剰に固執してチームを引っ張ろうとするリーダーは、どうしても人をつぶす傾向が強いように思います」と言います。
しかしキャリアは人生の一部。それを決められるのは、最終的に本人だけであるということを忘れないことが大切なのです。




4.1日1%でも成長する



人は毎日少しずつでも、新しい工夫や視点の変更をすることによって、継続的に能力をあげることがあるもの。そこで、極端に高いプレッシャーを与えて焦らせたりつぶしたりするのではなく、発想を変えることが重要です。
昨日より今日、今日より明日と、毎日1%でも成長させるような経験を与えると、あるときメンバーが驚くような成長を遂げていることがあるといいます。そしてその方法こそが、メンバーを育てる最短距離なのです。




5.自分も学び続ける



人を育てることがリーダーの仕事というからには、自分自身が成長することも大事。メンバーと同じように、できればそれ以上のスピードで学び、伸び続けるべきだといいます。リーダーが率先することで、成長への説得力が増すというわけです。

自分が学び続けることの大切さを認識し、実践し、成長し続けようとするリーダーは、メンバーの学習や成長への影響力も強くなり、おのずと説得力をもつのです。


優秀な部下を集めても意味がない?



「働きアリの法則」を知っていますか?

「働きアリの法則」とは、「2割はよく働き、6割は普通に働き、2割は怠ける」。
これは集団で行動を起こすときにほぼ必ず起きる現象です。


まず、あなたのグループ全体を見渡しましょう。
「よく働く2割」は仕事をがんばってくれる存在。ほとんど上司が口を出す必要がない、と思えるほどです。

「普通に働く6割」は割合として一番多く、ついリーダーがその中で仕事を手伝ってしまうことも多くなりがち。
これでは効果的なリーダーシップは発揮できません。

「怠ける2割」は目に付くので怒りを覚えることもあります。
ただ、割り切ることも必要です。




働き者の働きアリを残しても法則は変わらない

よく働く働きアリが2割ならば、そのアリのみが集まると非常に効率的になると考えるところでしょう。

しかし、よく働く働きアリのみを集めても、その中から6割の普通のアリ、2割の働かないアリが出てしまいます。
つまり優秀なアリのみを残しても、すべてのアリが働くわけでは2:6:2になってしまうのが特徴です。





働かないアリを残すと働きアリが出てくる

働きアリの法則では、働かないアリや普通のアリのみを残しても、2:6:2に分かれて動くようになります。

働かないアリのみ残す働かないアリの中から、2割のよく働くアリと6割の普通のアリが発生する
普通のアリのみ残す2割の働かないアリと2割のよく働くアリが発生する


このように、どの役割のアリを残しても、自然と2:6:2に分かれるのが特徴的です。

また、このような特徴は、後半で紹介する私たち人間社会にも関係しているので参考にしてみてください。






ハラスメントをしない上司になるには?



原因自分論とはその言葉の通り、今身の回りに起こっていることの原因はすべて「自分」にあるという考え方です。

  • 残業の多い会社を選んでいるのは”自分”
  • 浮気性の彼を選んでいるのも”自分”
  • 馬が合わない友達と付き合っているのも”自分”

「原因自分論」というのは

×  すべての原因は自分にあるんだと「自分を責める」こと

○ すべての原因は自分にあるんだと「認識」すること

ということなんです。

似ているようですごく違うこの言葉。





まとめ


部下が「上司に期待していること」のTOP5は以下の通り。


・1位「明確な判断をしてくれること」(60%)

・1位「人柄が信頼できること」(60%)


・3位「自分の意見や考えに耳を傾けてくれること」(52%)


・4位「業務について具体的なアドバイスをくれること」(49%)


・5位「公平・公正に評価してくれること」(47%)




これを見ると、「尊敬する上司のポイント」「上司に期待すること」の両項目で「人柄」が重視されていることがわかる。





仕事において成果を出し、組織を牽引する存在であることにプラスして、人柄の信頼性を持つ人物が、現代の社員が求める理想の上司と言えるのではないでしょうか。



学んでいただいた皆さん、明日から違った視野が見えてきますよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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