金利の魔力【倍の倍になる・・・利回り、利息、利子、リボ払いを理解している?】

お金の底力
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 私の思いをまとめるなら『考え方を変えることで、一人ひとりの人生は絶対に豊かになる。』 この一言です。頑張って記事を書いています。
 どうか一度、ご覧くださいね!

RioMay
RioMay

金利の魔力は、皆さんが思っている以上にじわじわと家計を圧迫していきます。
ずっと使うから大丈夫・・・しかし、物には永久はなくメンテナンスも必要です。

今回は、金利、利回り、利息、利子の基本を勉強して、金利の魔力に負けないようにしましょうね!


金利、利回り、利息、利子について


1.金利お金を借りる側が、借りたお金に追加して支払う金額の割合のこと。


2.利回り投資額に対する利益全体の割合を一定期間あたりの平均で示したもの。断りなく「利回り」という場合は、1年間の利回りをさす場合が多い。


3.利息お金を貸した側が、元本に追加して受け取るお金をさす。


4.利子お金を借りる側が、貸した側に元本に追加して支払うお金のこと。利子は、貸し借りした金額金利をかけて計算される。



これらの用語を使い分けるポイントは、割合と金額であると言えます。




「金利」と「利回り」は割合をさす言葉で、「利子」と「利息」は金額をさす言葉と覚えておきましょうね。




①金利

住宅ローンの利息計算では、元本に対して金利をかけて利息を計算することが一般的となります。また、金利は通常「年利」で表示され、年利を12で割った「月利」で毎月の利息を計算します。

月利(%)=年利(%)÷12

毎月の利息額=直前のローン残高×月利





②利回り 

 利回りは「(分配金+売却益)÷投資原本×100」という計算式で求めることが可能です。

たとえば、元本が200万円の商品を1年間運用し、8万円の分配金を受け取り202万円で売却したとして考えてみましょう。200万で買った商品を202万で売却しているので売却益は2万円です。この場合、「(8万円+2万円)÷200万円×100=5%」で、利回りは5%と求められます。





③利息

 利息=元金(借入金額)×金利(年利)÷365×借入日数(返済日数)
※「うるう年」の場合は、365を366に置き換えます。

元金に金利(年利)をかけて1年分の利息を算出し、365日(うるう年は366日)で割ると1日当たりの利息額が算出可能です。その1日当たりの利息額に借入日数をかけることで、最終的な利息額が計算できます。

利息の計算例(年利15%で150万円を借りた場合)

1週間(7日)後に返済した場合の利息
150万円×15%÷365日×7日(借入期間)=4,315円(1円未満の端数切り捨て)

1ヵ月(30日)後に返済した場合の利息
150万円×15%÷365日×30日(借入期間)=1万8,493円(1円未満の端数切り捨て)




固定金利・変動金利とは?

住宅ローンをされている方はご存知かと思いますが、もう一度、固定金利と変動金利について確認しましょう!



固定金利とは、契約した時点から金利がずっと一定になること

メリット
・借り入れ後に金利が上昇しても将来にわたり借り入れ時の金利による返済額が確定。
・借入時の金利による返済額が確定。
・借入時に返済期間全体の返済計画が確定。

デメリット
・借り入れ後に金利が低下しても返済額が変わらない。


変動金利は、一定期間ごとに金利が変動すること

メリット
・固定金利期間中は返済額を確定できる。
・固定期間終了後に金利が低下すると、返済額が減少。

デメリット
・固定期間終了後に金利が上昇すると、返済額が増加。
・借入時に固定金利期間終了後の返済額が確定しないので、返済計画が立てにくい。






なぜ利息は危険なの?



それは・・・金利が「人生を破壊する力」を持っているから!




15%の金利でお金を借りた場合・・・

1ヵ月(30日)後に返済した場合の利息
150万円×15%÷365日×30日(借入期間)=1万8,493円(1円未満の端数切り捨て)


12ヵ月(365日)後に返済した場合の利息
150万円×15%÷365日×365日(借入期間)=22万5000円(1円未満の端数切り捨て)


1年で・・・なんと・・20倍です!202020倍!


こんな力が利息にはある!!


住宅ローンで例えると

住宅ローンの中のフラット35Sで説明します!

フラット35Sとは、簡単に言うとある基準を満たして性能が良い家を建てる人には金利を優遇しますよ、という制度です。



タイミングよく内定を獲得した人は最初の10年間は-0.6%の優遇があるのです。
(現在は、最初の10年間は-0.3%の優遇)



そうすると最初の10年間で適用される金利は0.33%です。



今までではあり得ない金利が現実として適用されるのです。



通常の金利は、借入期間20年までの金利 1.38%



借入期間35年までの金利 1.60%5年前の金利は、借入期間20年までの金利 2.10%


借入期間35年までの金利 2.32%



フラット35で同じ3000万円を借りるとしたら・・・

今借りるなら総返済額が35,158,430円です。(0.93%)


5年前に借りたなら総返済額が43,837,976円です。(2.32%)


その差額、8,669,546円。



金利が1.39%違うだけで850万円以上の違いが出るのです。



月額にすると20,641円の違いです。



金利の違いによって、毎月2万円を余分に払うか払わないかが変わるのです。
金利の力は凄まじいです。




各国の代表する宗教も「利息」を禁止している!


ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はそれぞれ利息を禁止してきました。

イスラム教はいまも建前としては利息を禁止、ユダヤ教は「同胞」に限って禁止し、また、キリスト教は中世末期の宗教改革で解禁しました。


現代金融論では、利息とは、「いまのおカネ」と「未来のおカネ」の交換、いわばおカネの”異時点間交換”にともなう差額の補填です。


この仕組みによって生まれたのは、「いま」に取り込まれた「未来のおカネ」を実現するため、休むことなく馬車馬のように走り続け、経済の拡大・成長を追求することを運命づけられた社会です。


いつまで持続できるのでしょう。



金は、本来、暮らしに役立つモノやサービスと交換したときにその価値を発揮するものですので、お金に使われない、つまり、お金をうまく使える人生にしましょうね。




【参考:リベ大両学長も金利の恐ろしさを紹介】

 

【リベ大両学長のことに関する詳細は・・・】   https://liberaluni.com/




住宅購入は経済的にリスク?


借り入れ可能額は一般的には、自分の年収と年収倍率によってある程度見定めることができます。



この年収倍率は金融機関によっても見方は異なりますが、現在は約8倍と言われます。



つまり、年収600万円のサラリーマンなら、最大4800万円までの借り入れを見込むことができるのです。


「持ち家リスク」です。



今の時代、マイホームを持つことには一定のリスクが伴うという発想です。



それはまさに、新しい生活の「新しさ」として説明した点です。



現金資金が減った中で、家計には将来の変動リスクをはらむローン返済を抱えています。



しかも高度経済成長期のようには収入の伸びに過大な期待は掛けられない。



そうした状況が家計の弾力性を奪い、それまでになかった恒常的な支出が生じれば、その負担に耐えられなくなるという状況です。




30歳代でマイホームを購入し、子どもを持つようになったと考えると、50歳代を迎えるのは20年後。変動金利の水準はここ10年ほとんど変わっていないものの、さすがに20年後までは分かりません。



金利の上昇でローン返済の負担が増えれば、負担増が重なります。



50歳代といえば、自身の老後のこともそろそろ考えなくてはなりません。



リタイヤ後の生活をどう組み立てていくのか。年金収入ばかりをあてにはできませんから、生活水準を落とさないようにするなら、それなりの老後資金が必要です。



マイホームを持つということは、一つの「達成感」につながるでしょう。


その一方で、「維持管理」という意味では、マイホーム購入は住む人にとって新たなチャレンジにもなるものです。社会・経済環境が変わる中で、高度経済成長期のようなマイホーム像はすでに過去のものになっています。


ただし・・・大切なのは、何が欲しいのか!

マイホームを手に入れることで、心を豊かにして家族と幸せに暮らすのであれば、問題はないと思いますが、新車や新商品を買いたい、これも欲しい、教育は私立になど、あれもこれもは、出来ないのでここをどう考えるかは人それぞれですね!


我慢してお金を貯めて死んだ・・・では、充実した人生とは言えないですよね(苦笑)



リボ払いは絶対使用しないこと!

リボ払いには大きく2つの種類があります。

  1. 定額方式
  2. 残高スライド方式


1定額方式

定額方式とは、支払い残高の大小に関係なく毎月一定額を支払う方式です。

支払い残高月々の返済額
500,000円15,000円
200,000円15,000円
9,000円15,000円
300,000円15,000円

支払い残高が無くなるまでは、毎月一定額での支払いが続きます。支払い残高が増えても、基本的に返済額は変わりません。

2残高スライド方式

残高スライド方式とは、支払い残高の大小に応じて毎月の支払い額が変わる方式です。

例:10万円未満:5,000円、10〜20万円:1万円、30〜50万円:1万5千円の場合
支払い残高月々の返済額
500,000円15,000円
200,000円10,000円
9,000円5,000円
300,000円15,000円

支払い残高に応じた返済額は、カード会社や貸金業者によって異なるのが特徴。支払い残高が無くなるまで、月々の返済が続きます。

【リボ払いの結末!】


金利を味方にする


株主になることで、これまで見てきた金利のパワーを自分のために活用することができます。

例えば、以下のように活用できます。 金利のパワーの活用例

  • 投資額…月5万円
  • 利回り…5%
  • 継続年数…30年間

→元本1,800万円が3,400万円へ膨らみます。


【参考:投資に関する詳細は・・・】



まとめ


歴史的な低金利の現在でさえ、借金をすると軽く1,000万円近い規則を払う。

利息を払わずに生活するだけで1,000万円ものお金を支払わなくて済むことは、とても大きなことですよね!


4大ローンに気をつけよ!30年間の金利総負担額

①住宅:860万円

②車:60万円

③奨学金:40万円

④リボ払い:50万円

合計:1010万円


金利を敵に回すな!味方につけろ!




最後に・・・投資詐欺には騙されないで!


【参考ブログ記事】







【このブログ記事を書いた人の自己紹介】




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