年を重ねても老化防止が実現可能?【体の柔軟性の特徴を理解して実践しましょう!】

健康・筋トレ系
この記事を書いた人

このブログは、日常に潜む魅力を発信する雑記ぶろぐです。読者の皆さんに分かりやすく伝わってしまう内容です。(笑)
 私の思いをまとめるなら『考え方を変えることで、一人ひとりの人生は絶対に豊かになる。』 この一言です。頑張って記事を書いています。
 どうか一度、ご覧くださいね!


RioMay
RioMay

今回の注目は体の柔軟性を高めることで老化防止になるのか?
勉強していきましょうね!


生まれつき体が硬い人はいない



生まれつき身体が硬いから、ストレッチをしてもムダだ」と思っている人がいます。
この考え方は間違い
です。

生まれたばかりの乳児は、誰もが股関節や肩関節の柔軟性が高く、ほぼ180度の開脚状態です。
これは大人にとってはとても難しい姿勢です。


やがて骨格が形成されていき、2歳になる頃には走れるようになり、自由に動き回るようになってから幼稚園くらいまでは、柔軟性にあまり個人差がありません。

小学生になると、外で遊ぶ子どもと家の中で遊ぶ子ども、運動が好きな子どもと嫌いな子ども、というように活動の個人差が出てきて、身体能力にも差が現れます。
中学、高校と進むにしたがってその差は大きくなり、運動をしない子どもは身体が硬くなっていくのです。


このように、身体の柔軟性は主に成長過程にある学生時代に大きな差がつき、運動量が減る社会人になると、硬くなった身体を柔らかくする機会も少なくなります。
筋肉が硬くなってしまう最大の原因は加齢ではなく、使わないことにあるのです。

 




男性は女性より柔軟性が低い


一般的に、男性よりも女性の方が身体が柔らかいとされます。


男性は加齢とともに柔軟性が少しずつ失われていくケースが多いのですが、女性は60代になっても20代とほぼ変わらない柔軟性を維持しているケースが多いのです。

この原因は、骨格の違いと女性ホルモンの働きによるものです。

女性は出産を担うために骨盤の横幅が広く、股関節がゆるい構造になっています。
また、安全に出産するために、女性ホルモンには腱や靱帯などの結合部にあるコラーゲンを柔らかくする働きがあります。


しかし、これはあくまでも生物学的な男女の違いであって、男性が女性以上に柔軟性を身につけにくいということではありません。


年齢や性別を理由にして、柔軟性のある身体づくりをあきらめる必要はないのです。



柔軟性の種類


柔軟性とは、体の柔らかさのことをあらわします。

これを大きく分類すると、

  • 静的柔軟性
  • ②動的柔軟性

に分けることができます。


静的柔軟性


静的柔軟性とは関節の動く範囲のことで、この可動域が広ければ広いほど、身体が柔らかいということになり、反対に、動く範囲が狭ければ、身体が硬いということになります。

一般的に、体が柔らかいとか、硬いという時は、静的柔軟性のことをいいます

健康な体を保ちたいと思っている場合や、老化防止を目的とする場合、この静的柔軟性を高める方法が効果的です。

この能力を高める方法としては、エクササイズを定期的に行う必要があります。



動的柔軟性


動的柔軟性とは、関節の動く範囲内においての動きやすさのことをあらわします。
この能力を高めると、素早い動きや、しなやかな動きが可能になります。


そのため、スポーツの技術をのばしたい場合や、運動能力を向上を考えている人は、
これを高めることで、身体能力をアップさせることが可能になります。


関節の動く範囲を広げたり、関節の動きを良くすることで、体の柔軟性を向上させることができます。






あなたが、身体を柔らかくしたいと感じている目的や理由に応じて、これらの2つの柔軟性を高めることから始めましょう。




柔軟性が高いことの効果・メリット


柔軟性を高めることで、体にはさまざまな変化がみられるようになります。

基礎代謝があがり、血行が良くなる
体の柔軟性が乏しい状態で生活することは、基礎代謝の低下や血行不良につながります。

ストレッチを行い、柔軟性を高めることは筋肉を動かして代謝を高めるだけでなく、筋肉のもつポンプ作用を利用して血行を改善させます。
基礎代謝があがることはダイエットにも有効ですし、血行が良くなることは手先や足先の冷え症改善につながります。

疲労回復に効果がある
運動や日常生活でたまった疲労物質などは、血液に乗って運ばれ分解されます。血行が良くなるとこの循環が早くなるので、疲労回復に効果があります。


肩こりや腰痛の改善にも役立つ
筋肉の張りやコリなどは、肩こりや腰痛の大きな原因の1つです。

柔軟性が低いと関節により大きな負担がかかり、痛みを引き起こすことも。
筋肉や腱が伸びることで関節への負担を減らし、肩こりや腰痛を緩和、改善させる効果が期待できます。

運動をするときのケガの予防になる
ストレッチを行い、柔軟性を高めると筋肉を動かすことにより、筋温が上昇します。

運動前のウォームアップなどで行うと、運動によるケガや筋肉痛をある程度予防することができます。
逆に筋温が十分に上がらない状態で運動を始めてしまうと、筋肉や関節を痛める原因ともなってしまいます。

心身の老化予防にも
体を動かして柔軟性を高めることは、心と体をリラックスさせて緊張を解きほぐすだけでなく、心身の老化予防に効果があるといわれています。


筋トレと柔軟性の関係


筋トレは柔軟性を向上させます。



筋トレの刺激によって骨格筋と腱の間にあるゴルジ腱器官という器官が刺激を受け、筋肉を弛緩させるように脳の運動皮質から命令が出されることによって段階的に筋肉の柔軟性は高まっていき、関節内での可動域も広がっていくのです。


体の柔軟性は美容に効果的


老化は人間であれば誰しも避けて通ることのできないもの。


ただ、『体を柔らかくすることによって、実年齢より若く見られたり、体の老化を遅らせたりすることができる』とはいえます。


例えば、背中が丸まったり、首が前に出てしまったりする姿勢は、体が硬い人が年を取ったときによく見られる姿勢です。
体が柔らかいと背筋が伸びた姿勢を維持できるので、結果、若々しい印象を持たれることでしょう。


また、体の柔らかさは、血行を良くすることにも繋がってくるので、基礎代謝の増加や肌のターンオーバーの活性化などの美容効果も。いわゆるアンチエイジング効果も期待できます


体の柔軟性はいつからでも改善できる


「体が硬いのは生まれつきだから、ストレッチなんて意味ないよ」。このように最初から諦めてしまう人がいます。



本当にそうでしょうか。もちろん、骨の形状や関節の構造といった遺伝的要因で可動域の狭い人はいます。

しかし柔軟性をつくる要素はそれだけでなく、運動経験やケガの有無、生活習慣などでも差がつきます。

例えば幼少期からバレエのレッスンを継続している人は、股関節の柔軟性が生涯高くなる傾向にあり、運動習慣のない人は関節の柔軟性が低下する傾向にあります。つまり硬いのは、活動量が低下し「関節可動域が狭くてもできる小さな動作」ばかりを積み重ねた結果ということです。

ストレッチを習慣化できた人は、カチカチに硬くなった体でも氷を溶かすかのようにジワジワや柔らかくなっていくという、目に見える成果が現れます。逆に生まれつき可動域の広い関節と柔軟な筋肉があっても、積極的に体を動かさずほぐさない人は硬くなる傾向にあります。

ストレッチには硬く縮んだ筋肉の柔軟性を取り戻す作用があり、一説には、筋肉の緊張を緩和させる薬物療法よりも効果的とまで言われています。継続すれば必ず、それこそ80代の高齢者でも柔軟性を保つことも可能なのです。







ポイントは「毎日短時間」と「痛みを感じない」こと


ストレッチの効果持続時間は6時間程度とされ、「やり貯め」はできません。
ですから、3日に一度長時間行うよりも、毎日短時間行う方が効果的
なのです。

夜の8時にストレッチを行ったとすれば、朝起きたときには効果が薄れています。
日頃から小まめに筋肉を伸ばす習慣を身につけることがポイント。

効果が出るまでの期間には個人差がありますが、まずは習慣化することが大事なのです。

そして、痛みを感じないで行うことも大事なポイントです。

硬くなった筋肉にいきなり大きな負荷をかければ、かえって不調を招きます。


痛みやこりがある場合には、伸ばす前にマッサージなどで身体をほぐします。
入浴でリラックスしてから行うのも有効です。


まとめ


ストレッチに期待できる効果

可動域が広がり、脂肪の燃焼率がアップ
むくみや冷えが改善され、脂肪がつきにくくなる
成長ホルモンの分泌を促し、太りにくい体に
過食を防ぐ

その結果・・・老化防止に繋がる!

5分でもいいので毎日続ける!

【併せて知っておきたい体型維持の基礎知識】



【このブログ記事を書いた人の自己紹介】


ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました