「勝っても負けてもハレの日にする」観客動員数を過去最高にしたべイスターズ球団の秘密

プロ野球
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このブログは、日常に潜む魅力を発信する雑記ぶろぐです。読者の皆さんに分かりやすく伝わってしまう内容です。(笑)
 私の思いをまとめるなら『考え方を変えることで、一人ひとりの人生は絶対に豊かになる。』 この一言です。頑張って記事を書いています。
 どうか一度、ご覧くださいね!

プロ野球と言えば、自分が支持するチームが勝った~、負けた~、と一喜一憂するファンの方も多いのではないでしょうか?

中には、もーなんで連敗なんだ、くそ、〇〇のせいだ!と怒りを他人の責任にしてしまっているファンの方もいらっしゃるのでは?

そもそもスポーツ観戦は楽しむことが大前提、誰かをディスるのは、その時は発散できるかもですが、何れは、巡りに巡って自分に返ってくるもの。

そんな昭和時代の「勝負だけに拘って楽しむ、悔しがる」から、「試合は試合として楽しむ」、「イベントはイベントで楽しむ」、「またスタジアムへ行きたい」、令和時代の考え方の記事内容です。

プロ野球ファンの方、それ以外の方も腑に落ちる内容となっています。


プロ野球の収益はどうなっている?

プロ野球の収益源は、

①チケット収入
②放映権販売
③選手のユニフォームや球場内への広告
④グッズや飲食による売り上げ

の4つに分けられます。

そこに観客数が増えると自ずとグッズ売上や広告価値も高まる関係にあるそうです。


12球団のホームゲーム観客動員数ランキング

プロ野球12球団の2022年と2010年の観客動員数は、次の表のとおりです。

阪神、巨人が不動の上位ですね。

前記でも書きましたが、

客数が増えると自ずとグッズ売上や広告価値も高まる関係

にあるため、各球団側は、イベントやコラボで多くの層の集客を狙っています。

2022年

チーム1試合平均試合数合計
阪神36,370 人72 試合2,618,626 人
巨人32,199 人72 試合2,318,302 人
ソフトバンク31,221 人72 試合2,247,898 人
広島27,732 人71 試合1,968,991 人
中日25,459 人71 試合1,807,619 人
DeNA24,708 人72 試合1,778,980 人
ヤクルト22,741 人71 試合1,614,645 人
ロッテ20,685 人71 試合1,468,622 人
オリックス19,896 人71 試合1,412,638 人
楽天18,748 人71 試合1,331,131 人
日本ハム17,937 人72 試合1,291,495 人
西武16,837 人72 試合1,212,233 人
合計24,558 人858 試合21,071,180 人
 セ・リーグ28,221 人429 試合12,107,163 人
 パ・リーグ20,895 人429 試合8,964,017 人

2010年

チーム1試合平均試合数合計
阪神41,745 人72 試合3,005,633 人
巨人41,203 人72 試合2,966,626 人
中日30,460 人72 試合2,193,124 人
ソフトバンク30,062 人72 試合2,164,430 人
日本ハム27,027 人72 試合1,945,944 人
広島22,224 人72 試合1,600,093 人
西武22,101 人72 試合1,591,303 人
ロッテ21,474 人72 試合1,546,105 人
オリックス20,049 人72 試合1,443,559 人
ヤクルト18,513 人72 試合1,332,928 人
横浜16,800 人72 試合1,209,618 人
楽天15,856 人72 試合1,141,640 人
合計25,626 人864 試合22,141,003 人
 セ・リーグ28,490 人432 試合12,308,022 人
 パ・リーグ22,761 人432 試合9,832,981 人

【プロ野球Freakより引用】
もっと情報を知りたい方は、プロ野球Freakのサイトへアクセス

阪神タイガースの観客動員数 | プロ野球Freak
阪神タイガースの観客動員数の一覧、ランキング。プロ野球のニュース、選手ブログの更新情報、選手のTwitter情報など、プロ野球を愛する全てのファンのためのサイトです

しかし、表から分かるように各球団、苦戦を強いられている中、横浜DeNAベイスターズが2010年の16,800人から2022年の24,708人と大きく観客動員数を伸ばしています。

観客動員数が伸びるベイスターズの秘密

ベースターズは、2012年よりDeNAを親会社とする現球団名となり、現在に至っています。


横浜DeNAベイスターズはチケットの完売でなく、実際に球場に足を運んでもらうことをゴールにして、さまざまな施策に取り組んでいるのが、結果に結びついています。

例えば、4月~5月の平日ナイターは、新年度の始まりと重なることや、ナイター観戦するには肌寒い時期であることから、客足が鈍る傾向にあり、そのような状況を払拭する取り組みとして、2017年にスタートしたのが、「BLUE☆LIGHT SERIES」です。

30~40代の働く男女をターゲットとして、翌年以降の集客につなげるため、SNSでの情報拡散を狙ったイベントで、その成果が現在に至っています。

【株式会社インプレスの記事より一部引用】

もっと知りたい方は、株式会社インプレスの記事へアクセス。

横浜DeNAベイスターズの観客動員数を1.8倍にしたマーケティング戦略 | ネットショップ担当者フォーラム
2019年シーズンの年間来場者数228万人と過去最高を記録した「横浜DeNAベイスターズ」。観客動員数やグッズ売上を大きく伸ばしたベイスターズがこの先に描く成長戦略とは?

参考:2023年4月25日から27日 BLUE☆LIGHT SERIES SPRING

【横浜DeNAベイスターズ公式YouTubeより】

「勝っても負けてもハレの日にする」


試合に負けても・・・

Aさん
Aさん

のイベント楽しかったね!

Bさん
Bさん

あの限定商品めちゃ美味しかった~

Cさん
Cさん

diana(ディアーナ)と一緒に参加できて良かった~

ベイスターズファンのみならず、対戦相手のファンの方々もそんな気分になったことはありませんか?

そんなイベントの一つが、5月19日(金)〜21日(日)対東京ヤクルトスワローズに『YOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL 2023 Supported by ありあけハーバー』が開催されました。(19日は雨天のため中止)

2023年5月21日には、カジサックと家族らが各イベントに参加しました。
各イベントも大盛り上がり!

実際の動画はこちら・・・

【横浜DeNAベイスターズ公式YouTubeより】

そしてイベントの中でも大ヒットしているのが、横浜スタジアム開催で4回裏終了時に実施されている『ハイセンス・ハマスタバトル!』

DeNAベイスターズオフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」の3人がファンとリレー対決を実施。

チア衣装で笑顔を浮かべながら、あまりに速いガチすぎる爆走はこちら・・・

【以下Movie Bayさんの動画を引用】

「diana(ディアーナ)」が男性相手者に圧勝する爆走リレーはこの記事・・・


確かに・・・
このイベントめちゃ面白い、盛り上がる~、好きな選手のパネルの前で写真撮影した、インスタやTwitterに投稿しよう

って思えますよね。

勝っても負けてもハレの日の真相は?


支持する球団が負けても、「楽しかった、また来たい」そう思うことが、「勝っても負けてもハレの日」です。

前記のとおり、ファンがイベントに参加することで、それも試合中のグラウンドに実際に入ってイベントすることは、参加した人はもちろん、球場の方も思い出に残る、画期的な考え方ではないでしょうか?

ベイスターズのイベントには、親会社のDeNAが、先を考え、また球場に行きたいとファンに思わせる、そして、選手のモチベーションや球団の経営も安定する、そんな秘密があったんですね。

オーナー南場智子さんが語るファンが「負けても晴れてもハレの日にする」思いはこちら・・・


12球団最低の観客動員数からの脱却

そんな横浜DeNAベイスターズにも下積みが時代が・・・

DeNAが参入1年目の2012年シーズンは4回の大入りを記録して、「横浜DeNAベイスターズは何か面白いことをやる」イメージをひとまず植えつけることができました。

シーズン後には「『コミュニティボールパーク』化構想」を発表。

野球好きから野球をあまり知らない人までスタジアムに集い、家族、友人、同僚らと一緒になって野球をきっかけにしてコミュニケーションを育む場にしたいと考えていました。

その一環として横浜スタジアム改修プロジェクトを実施し、ファールゾーンのグラウンドレベルにつくるエキサイティング・シート、ツインシート(2人用)、トリプルシート(3人用)、BOXシート(3〜5人用)を設置したのです。

その結果、ベイスターズは11年に110万人台だった年間動員数が、新型コロナウイルス禍前の19年には球団史上初の228万人を突破。

座席稼働率は98.9%を実現

観客数増加に伴い、横浜スタジアムを改修。

着工から3年後の2020年2月に完了しました。

その結果、スタジアムの収容人数は工事前の約2万9,000人からNPB公式戦の開催時に最大で34,046人まで対応できるようになりました。


横浜DeNAベイスターズ 2023年ホーム試合での観客動員(日別)

試合日球場観客数対戦チームスコアH先発投手A先発投手試合時間開始
05/21(日)横浜33249人vs ヤクルト3-3 △今永 昇太小川 泰弘4時間53分14:00
05/20(土)横浜33266人vs ヤクルト5-3 ○ロバート・ガゼルマンディロン・ピーターズ3時間35分14:00
05/18(木)横浜28717人vs 広島13-3 ○東 克樹ロベルト・コルニエル3時間18分18:00
05/17(水)横浜29034人vs 広島7-4 ○石田 健大九里 亜蓮2時間59分18:00
05/16(火)横浜30770人vs 広島5-7 ●トレバー・バウアー床田 寛樹3時間17分18:00
05/11(木)横浜32614人vs 巨人1-4 ●東 克樹山崎 伊織3時間4分18:00
05/09(火)新潟21883人vs 巨人2-9 ●トレバー・バウアー戸郷 翔征2時間42分18:00
05/04(木)横浜33143人vs 広島3-2 ○石田 健大森下 暢仁2時間44分14:00
05/03(水)横浜33202人vs 広島4-1 ○トレバー・バウアー九里 亜蓮2時間55分14:00
05/02(火)横浜33129人vs 広島1-6 ●ロバート・ガゼルマン床田 寛樹3時間12分18:00

【gurazeni.comより引用】

詳細や他の球団の詳細を知りたい方は、gurazeni.comへアクセス!

DeNAの2023年の日別の観客動員数
DeNA 2023年のチーム別に各試合ごとの観客動員数を調べてみました。各日の観客数を対戦チーム、球場、先発投手などを一覧にしています。

2023年5月現在、バウアー投手が投げた5月3日(水)に33,202人が過去最高の観客動員数を記録したかと思うと、20日(土)には、33,266人と記録を更新しました。

きっと、この記録更新も「勝っても負けてもハレの日」の効果なんでしょうね。


まとめ

プロ野球の主な収益

①チケット収入
②放映権販売
③選手のユニフォームや球場内への広告
④グッズや飲食による売り上げ

DeNAが挑む「勝敗に関係なくまた来たくなる」チームづくりは

「勝っても負けてもハレの日にする」

に詰まっている。

選手とオーナーの思い

MCヤスアキがオーナー南場智子さんに突撃
選手とオーナーの思いがこの動画に・・・

【横浜DeNAベイスターズ公式YouTubeより】

山﨑選手を紹介

山﨑 康晃(やまさき やすあき、1992年10月2日 )
東京都荒川区出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。横浜DeNAベイスターズ所属。
愛称は「ヤス」、「ヤスアキ」。
また、佐々木主浩の愛称(大魔神)にちなんで「小さな大魔神」と呼ばれている。

2021年開催の東京オリンピック野球 金メダリスト。

『ウィキペディア(Wikipedia)による』


横浜DeNAベイスターズが優勝した1998年当時の情報と比較。あの感動はいつくるの?
気になる方はチェック!

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